示徒
弟子たちへの教え
學道如初莫變心。千魔萬難愈惺惺。直須敲出虗空髓。拔却金剛腦後釘。
道を学ぶことは初めの心のままに、心を変えてはなりません。千の魔、万の難にあっても、ますます心をはっきりと保ちなさい。ただひたすらに虚空の髄を打ち出し、金剛の脳後の釘を抜き去るのです。
學道之心似鏡明。纖塵纔染便忘形。廓然照出娘生面。一簇青烟鎖翠屏。
学道の心は鏡のように明るく澄んでいます。わずかな塵が染みついただけでも、その本性を見失ってしまいます。しかし、はるかに澄みきった鏡が生まれながらの本当の姿を映し出すとき、一面の青い煙が翠の屏風を包み込むのです。
學道如撑逆水舟。篙篙著力莫隨流。忽然失脚翻身去。踏斷寒江月一鈎。
道を学ぶことは、逆水をさかのぼる舟を押すようなものです。一本一本の竿に力を込めて、流れに身を任せてはいけません。ふと足を滑らせてひっくり返れば、寒い江に映る三日月を踏み砕いてしまいます。