目次
- 序
- 袁州木平興化禪寺語錄
- 臨江瑞筠山慧力禪寺語錄
- 饒州東湖薦禪寺語錄
- 頌古
- 偈頌
- 佛祖讚
- 自真讚
- 䟦
- 法語
- 小佛事
- 塔銘
- 䟦
1.5 万字 · 約 50 分
『海印昭如禅師語録』は、門人の行純、道彰、従心によって編纂され、明代に成書された。これは臨済宗の高僧、海印昭如の禅法に関する開示と機鋒鋭い問答を記録したものである。内容は、坐禅の要諦、心性を鍛える方法、日常の修行などに及び、臨済宗が掲げる「直指人心、見性成仏」――すなわち、直接に人の本心を指し示し、自らの仏性を見きわめて悟りを開く――という宗風を体現している。本書は明代禅宗の重要な文献として、臨済宗の思想を伝えるだけでなく、当時の禅林の風貌と修行実践を研究する上での貴重なよりどころともなっており、仏教史上、学術的にも実践的にも高い価値を有している。