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title: "真歇清了禪師語錄 · 問答"
description: "真歇清了禅师语录由宋代曹洞宗高僧真歇清了禅师述，其侍者德初、义初等人编集而成。该书收录了禅师的法语、开示、偈颂、书信等，系统体现了其禅学思想，核心围绕默照禅的修行与心性论展开，主张休歇妄念、灵然直照。真歇清了作为两宋之际禅宗重要代表人物，其思想承前启后，对曹洞宗发展影响深远。该语录是研究宋代禅宗特别是默照禅法流变的关键文献，具有极高的佛教哲学与历史价值。"
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上堂。僧問。三世諸佛向火焰裏轉大法輪。還端的也無。師呵呵大笑云。我却疑著。僧云和尚為什麼却疑著。師云。野花香滿路。幽鳥不知春。僧禮拜云。今日遭人毒手。

師乃云。柳眼爭芳。風煙混秀。未露處密移春色。不萌時暗染溪光。寒岩樵子歌謠。野渡漁人鼓腹。所以道正則龍銜異寶。偏則鶴宿銀籠。且道不落偏正作麼生相委。良久云萬機休罷處。一曲韻無私。

> 師は言われた。柳の目が芳しさを競い、風煙が秀麗を混ぜる。まだ露が現れぬうちに、春の色は密かに移り、芽吹かぬ時に、谷川の光をそっと染める。寒い岩場では樵夫が歌い、野の渡し場では漁師が腹鼓を打つ。それゆえに、正ならば龍は異宝をくわえ、偏ならば鶴は銀の籠に宿るという。さて、偏にも正にも落ちないとは、どういうことか、よく考えてみよ。<note>しばらく沈黙して</note>万機休まるところ、一曲の韻に私なし。

上堂。僧問。如經蠱毒之鄉。水也不得霑他一滴。未審此意如何。師云及盡始通身。僧云通身後如何。師云方知撲不破。

> 上堂。ある僧が尋ねた。「経典にあるように、毒のある土地を通るときは、一滴の水さえ口にすべきではない、とあります。この意味はどう理解すればよいのでしょうか。」 師は言われた。「すべてを飲み尽くしてこそ、全身が通じるのだ。」 僧がさらに尋ねた。「全身が通じた後はどうなりますか。」 師は言われた。「そのとき初めて、打ち破ることができないと知るのだ。」

師乃云。不假舌頭說。熾然無閒歇。深密密處光彩頓生。明歷歷時混融皎潔。若也和身放倒隨流任真。始信百般計較不成。運用本無欠缺。雖然恁麼。金屑雖貴。落眼成翳。

上堂。僧問百艸頭上罷却平生時如何。師云亦無藏身處。僧云恁麼則遍界露堂堂。師云切忌作面目。僧云不作面目又作麼生。師云泥牛觸破嶺頭雲。

師乃云。卓錐無地甚處安身。瞬目不通如何駐擬。所以把定乾坤眼。綿綿不漏絲毫。融通造化。機的的更無滲漏。正恁麼時。打破𦘕缾一句作麼生相委。良久云雲散水流去。寂然天地空。

> 師は言われた。「錐を立てる地さえなければ、どこに身を置くのか。瞬目すら通じなければ、どうして留まろうとするのか。それゆえに、乾坤を定める眼をしっかりと握り、綿々として毫も漏らさず、造化を融通し、その機は的々として、さらに滲み漏れるところがない。正にこのような時、画瓶を打ち破る一句は、どうして互いに委ね合うのか。」<note>しばらくして言われた</note>雲散じ水は流れ去り、寂然として天地空し。

上堂。傍參密旨。妙會玄宗。句在混沌前。豈涉今時路。無舌人解語。無情者皆聞。通途消耗不分時。靈脈浩流無閒處。且道不借借底作麼生。良久云堆堆全體露。祗麼不曾藏。

> 上堂。傍らに参じて密旨を究め、妙に玄宗を会す。句は混沌の前に在り、豈に今時の路に渉らんや。舌なき人語を解し、情なき者皆聞く。通途消耗して時を分たず、霊脈浩流して間処無し。且つ道え、借りずして借りる底を如何にせん。<note>良久して云く</note>堆堆として全体露はれ、只麼として曾て蔵せず。

上堂。僧問不露風彩還許轉身也無。師云石女行處不同功。僧云向上事作麼生。師云。妙在一漚前。豈容千聖眼。僧禮拜。師云只恐不恁麼。

> 上堂。ある僧が尋ねた。「風采を露わさずに、それでも転身することは許されるでしょうか。」 師は言われた。「石女の行くところ、功を同じくせず。」 僧が言う。「向上の事はどうなさいますか。」 師は言われた。「妙なるは一漚の前にあり、千聖の眼に容れられようか。」 僧は礼拝した。 師は言われた。「ただ、そうではないかもしれないと心配する。」

師乃云。智不到處。道著即頭角生。心不泯時。認著即影像現。百匝千重都擺撥。騰今照古本無虧。木雞啼斷海雲昏。石虎嘯開山色秀。光境俱亡即且置。不授手底是什麼人。良久云青松生古韻。白髮咲寒巖。

> 師は言われた。知恵が届かないところ、道が語られれば角が生える。心が消えないとき、それを認めれば影が現れる。百重千重の束縛もすべて振り払い、今を超え古を照らしても、本来欠けるものはない。木鶏が鳴きやみ海の雲は暗く、石虎が吠えて山の景色は鮮やかになる。光も境もともに消えたならば、手を差し伸べないその人は誰か。<note>しばらく沈黙して言われた</note>青松は古い韻を生み、白髪は寒い巖に笑う。

上堂云。機輪密處。靈艸未生。溢目不登。揚眉自曉。有時意到句不到。白雲藏玉鳳。有時句到意不到。秋露滴銀河。有時意句俱到。妙盡不當今。虗明不出戶。且道意句俱不到又作麼生。良久云不傳千聖口。莫向萬機求。

> 上堂にて云く。 機輪密なる処、霊艸未だ生ぜず。 溢目に登らず、眉を揚げて自ら曉る。 時に意到りて句到らず。白雲玉鳳を蔵す。 時に句到りて意到らず。秋露銀河に滴る。 時に意句俱に到る。妙盡して今に當らず。虗明戸を出でず。 且つ道え、意句俱に到らざるは、又作麼生。 <note>良久して云く</note> 千聖の口に傳えず、萬機に求むる莫れ。

上堂云。暗裏抽橫骨。彌天句已彰。明中坐舌頭。匝地無紋彩。混不容其迹。照不留其痕。金烏子夜出乾坤。濃雲停午生嶽面。且道須彌那畔什麼人擔荷。良久云莫行玄處路。功盡合平常。

> 上堂して言う。暗闇の中で横骨を抜き取り、天を覆う言葉はすでに明らか。明るみの中で舌を座らせ、地を巡っても紋様も彩りもない。混然としてその跡を留めず、照らしてもその痕を残さない。金烏が真夜中に乾坤を出で、濃雲が正午に嶽の面に生ず。さて、須弥山の向こう側では、誰がそれを担っているというのか。<note>しばらくして言う</note>玄妙な道を行くことなかれ、功を尽くせば平常に合う。

上堂。僧問如何是學不停午。師云海底銀輪秀。僧云如何是意不立玄。師云無影樹頭春。僧云恁麼則未露之機當鋒得妙。師云亦須轉却。僧云轉却後如何。師云不墮混融機。

> 上堂。僧が問う、「如何なるか是れ学不停午」。師云く、「海底銀輪秀」。僧云く、「如何なるか是れ意不立玄」。師云く、「無影樹頭春」。僧云く、「恁麼ならば則ち未露の機、当鋒に妙を得ん」。師云く、「亦須く転却すべし」。僧云く、「転却した後は如何」。師云く、「混融の機に堕せず」。

師乃云。窮微喪本。體妙失宗。一句截流。淵源及盡。是以金針密處不露光鋩。玉線通時潛舒異彩。雖然如是。猶是交互雙明。且道巧拙不到作麼生相委。良久云雲蘿秀處青陰合。岩樹高時翠鎖深。

> 師は言われた。 微細を窮めて本を失い、妙を体して宗を失う。 一句で流れを断ち、淵源は尽きる。 それゆえ、金の針が密なる処は光鋩を露わさず、 玉の線が通ずる時は潜かに異彩を舒べる。 しかりといえども、なお是れ交互に双明なり。 且つ道え、巧拙の到らざる処、どうして相い委ねるか。 <note>しばらく沈黙の後、言われた</note> 雲と蔦の秀でたる処、青陰合い、 岩上の樹高き時、翠色深く鎖す。

上堂云。轉功就位是向去底人。玉韞荊山貴。轉位就功是却來底人。紅爐片雪春。功位俱轉。通身不滯。撒手忘依。石女夜登機。密室無人掃。正恁麼時絕氣息一句作麼生相委。良久云歸根風墮葉。照盡月潭空。

> 上堂にて言う。功を転じて位に就くは、向かって去る人なり。玉は荊山に韞（かく）れて貴し。位を転じて功に就くは、却って来たる人なり。紅炉（こうろ）の片雪（へんせつ）春。功と位ともに転ずれば、通身滞るところなし。手を撒（さ）って依るを忘る。石女（せきじょ）夜に機に登る。密室人無く掃わず。正に恁麼（いんも）の時、絶（た）えて氣息（きそく）する一句、どうかして相（あい）委（ゆだ）ねん。

上堂云。麤中辨細。門裏出身。石女不孤。機梭暗泄。細中辨麤。身裏出門。暖氣雖消。岩上雪冰。壺未破。劫前春。六門活計冷翛然。萬頃瑠璃寒徹骨。且道滴水滴凍一句作麼生相委。良久云歸堂問取聖僧。

> 上堂にて云く。 粗の中に細を弁じ、門の中から身を出す。石女孤ならず、機梭暗に泄る。 細の中に粗を弁じ、身の中から門を出づ。暖気は消ゆれども、岩上の雪氷、壺未だ破れず、劫前の春。 六門の活計冷然として翛たり。万頃の瑠璃寒くして骨を徹す。 且つ道え、滴水滴凍の一句、作麼生か相委せん。<note>良久して云く</note>堂に帰りて聖僧に問え。

上堂云。居動而常寂。處暗而愈明。不墮二邊機。當頭誰敢觸。正按傍提有據。真慈妙應無窮。雖然句在未萌前。要且不離當處。且道畢竟如何。白雲留不住。依舊出青霄。

> 上堂で言われた。 動きの中にあっても常に静寂であり、暗闇の中にあればますます明るい。 二つの極端な立場に落ちることなく、真っ向から誰が触れることができようか。 正面から押さえ、傍らから引き出すにも根拠があり、真の慈悲と妙なる応現は尽きることがない。 たとえ言葉がまだ芽生える前にあっても、要するに今この場を離れていない。 さて、結局のところどうなのか。 白雲は留まることができず、やはり青空へと出ていく。

上堂。僧問泥牛常運步為什麼不許觸波瀾。師云虗空暗點頭。僧云恁麼則子就父時猶有依倚。師云更有一人未肯在。僧云未審是什麼人。師云紅爛通身火裏看。

> 上堂。僧が問う、「泥牛は常に運歩す。なぜ波瀾に触るるを許さざるや」。師云く、「虚空暗に頭を点ず」。僧云く、「恁麼ならば、子の父に就く時、なお依倚有り」。師云く、「更に一人未だ肯せざる有り」。僧云く、「未だ審らかにせず、是れ什麼の人ぞ」。師云く、「紅爛通身、火裏に看よ」。

師乃云。虗玄及盡。見處偏枯。明湛不搖。想中滲漏。是以千峰瀉翠。萬谷流春。靈苗秀而氣未萌。瑞彩分而天欲曉。光融水月。影混空潭。叶照忘痕。如何辨異。木龍吟子夜。妙在未聞前。

> 師は言われた。 「虚玄を極め尽くすと、見るところは偏り枯れる。明らかで澄み切って揺るがないと、想いの中に漏れが生じる。だからこそ、千の峰が翠を流し、万の谷が春を流す。霊妙な苗は秀でるが気はまだ芽生えず、瑞しい彩りは分かれるが天は明けようとする。光は水月と融け合い、影は空の潭に混じる。照らし合って痕跡を忘れるなら、どうして違いを弁えようか。木龍が深夜に吟じる、妙は未だ聞こえる前に在る。」

上堂云。藏身處沒蹤跡。浩意融時誰辨的。沒蹤跡處莫藏身。驀移步處妙難尋。枯根石裏花明秀。劫外威光密密新。所以道三十年在藥山只明此事。諸仁者。作麼生是此事。良久云白髮顏如玉。靈然不墮今。

> 上堂にて云く。身を隠す処には跡なし。広大な意が溶け合う時、誰がこれを弁えよう。跡なき処に身を隠すな。ふと歩みを移す処、妙にして尋ね難し。枯れた根、石の中に花は明らかに秀で、劫を超えた威光は密々として新たなり。故に道う、三十年間薬山に在って只この事を明らかにす、と。諸仁者よ、どういうのがこの事か。<note>しばらくして云う</note>白髪にして顔は玉の如く、霊然として今に堕ちず。

上堂云。無功妙旨。不涉玄微。一念潛通。全機密運。易奏高山流水曲。難傳虗空夜明符。暗中靈句許誰知。化外威光須自看。雖然恁麼。不行青嶂路。爭到白雲根。

> 上堂して云う。無功の妙旨、玄微に渉らず。一念潜通して、全機密運す。高山流水の曲を奏するは易く、虚空夜明の符を伝うるは難し。暗中の霊句、誰か許して知らん。化外の威光、須らく自ら看よ。然りと雖も、青嶂の路を行かずんば、争でか白雲の根に到らん。

上堂云。妙化潛敷。無中忽有。漚紋纔擬。失湛乖真。九霄淨處廓無疆。四海清時明徹底。若知有者箇消息。堪報不報之恩。其或未然。天水混時秋一色。眾星攢處紫微高。

> 上堂して云く、妙なる化導は潜かに敷かれ、無の中より忽ち有り。泡の紋は纔かに擬するも、湛然たるを失い真に乖く。九霄の浄処は廓然として疆なく、四海の清時は徹して明らかなり。若しこの消息を知らば、報ずべからざるの恩に堪えん。其れ或いは未だ然らずんば、天水混ずる時秋一色、衆星攢る処紫微高し。

上堂云。家音歷歷。的要難通。紹了非功。忘其擔荷。戶外有雲從斷徑。坐中無照勝燃燈。既知活計現成。便合深沈消耗。為什麼更有途中事。良久云功齊超歷劫。運步不當陽。

> 上堂して云く、家の音は歴歴たり。的要は通じ難し。紹了は功に非ず。其の擔荷を忘る。戸外に雲有り、斷徑に従う。坐中に照無く、燃燈に勝る。既に活計の現成なるを知れば、便ち合に深沈して消耗すべし。何ぞ為んや更に途中の事有る。<note>良久して云く</note>功は超歷劫に齊しく、運歩は當陽に當たらず。

上堂。僧問密密現成還得尊貴也無。師云。用在萬機前。不勞呈巧妙。僧云恁麼則一句靈然通途絕朕。師云是阿那箇一句。僧擬議。師云過犯彌天。

師乃云。剎塵一掃。大小量空。念劫兩融。前後際斷。不離當處圓應無窮。安住是中周施不怠。正恁麼時。木童敲月戶。六用虗明。石筍暗抽條。孤標秀密。且道是誰境界。良久云江岸風濤急。蘆村景色幽。

> 師は言われた。「塵の一つを払えば、大小の量は空となる。念と劫は両々に融け、前後の際は断たれる。当処を離れずして円く応じ、窮まりなし。この中に安住し、周遍に施して怠らず。正にこの時、木童が月の戸を敲けば、六用は虚明。石筍が密かに条を抽せば、孤標は秀密。さて、これは誰の境界というのか。」<note>しばらくして言われた</note>「江岸の風濤急なり、蘆村の景色幽なり。」

上堂云。見聞不昧。聲色純真。動靜無虧。去留本妙。若也盡底承當得去。始信法法圓成。便能隨處立宗返常合道。其或未然。滿襟秋露濕。一鑑冷無痕。

> 上堂にて云う。見聞は曇ることなく、声と色は純粋に真実なり。動と静は欠けることなく、去り留まるは本来妙なるもの。もしも底までしっかりと受け止め、理解することができれば、初めてすべての法が円満に成就していると信じることができる。そうすれば、どこにいても宗旨を立て、常に立ち返って道に合致することができる。もしそれがまだできなければ、襟いっぱいに秋の露が濡れ、鏡のように冷たく痕跡もない。

上堂云。未休休去。未歇歇去。豁然寶鏡當臺。無限清光滿戶。所以道一句子當明不當照。一句子當照不當明。若或當照當明又作麼生。良久云枯枝頭上雪。不待大陽春。

> 上堂して云く、未だ休まずして休み去れ、未だ歇まずして歇み去れ。豁然として宝鏡台に当たり、無限の清光戸に満つ。故に道う、一句子は明に当たりて照に当たらず、一句子は照に当たりて明に当たらず。若し或いは照に当たり明に当たる時は、またどうするか。<note>良久して云く</note>枯枝の頭上に雪有り、太陽の春を待たず。

上堂云。莫怪石頭饒舌便道靈源明。皎潔功成照不失。虗妙盡明無間歇。如今果爾難藏。盡逐秋光漏泄。為報海內道人。參取箇中時節。

> 上堂して言う。石頭が饒舌なのを怪しむなかれ。ただちに言え、霊源は明らかに皎潔なり、功成って照らすも失わず。虚妙は尽く明らかで間断なし。今や果たしてかくのごとく、隠し難く、尽く秋の光に漏れ洩れる。海内の道人に報ぜんがため、この中の時節を参取せよ。

上堂。僧問。午燈非照燭。夜炬滿天紅時如何。師云猶墮傍來路。僧云如何是向上之機。師云明暗盡時俱不照。

> 上堂。ある僧が尋ねた。「昼の灯火は照らすものではなく、夜の松明は天を満たして赤く輝く時、どうなりますか。」師は言われた。「なお傍らの道に堕ちている。」僧が言う。「では、向上の機はどういうものですか。」師は言われた。「明暗が尽きるとき、ともに照らさない。」

師乃云。披毛遊火聚。焰裏藏身。戴角混塵泥。光中轉步。靈珠絕點。卞玉無瑕。一念廓融。千機秀發。正恁麼時。坐却傍來路子。更有道得底。良久云歷然超化表。浩劫體難分。

> 師は言われた。「毛皮をまとって火の集まる中を遊び、炎の中に身を隠す。角を戴いて塵泥にまみれ、光の中で歩みを転ずる。霊珠には一点の汚れもなく、卞和の玉に瑕はない。一念が広く融け、千の機が秀でて発する。正にこの時、傍らから来る道を坐してしまう。さらに言い得る者があるか。」<note>しばらくして言われた</note>「歴然として化表を超え、浩劫の体は分け難し。」

上堂云。明簾未捲。祕殿舒光。妙體潛彰。真機尚密。直得龍吟碧海。鳳舞丹霄。大地鋪祥。長空布瑞。正恁麼時。借位誕生一句作麼生相委。良久云金印未開沙界靜。玉輪轉處不當風。

> 上堂にて云く。明簾未だ捲かず。秘殿光を舒ぶ。妙體潜かに彰る。真機尚密なり。直ちに龍碧海に吟じ、鳳丹霄に舞い、大地祥を鋪き、長空瑞を布くを得たり。正に恁麼の時、借位誕生の一句、作麼生にか相委せん。<note>良久して云く</note>金印未だ開かず沙界静かなり。玉輪の轉ずる處、風に當たらず。

上堂云。裏許明如日。絲毫無隔礙。一靈不假胞胎。四大孰為主宰。如今徹底露堂堂。運用隨緣常自在。雖然如是。猶是平常行履。且道超宗越格如何相委。虗空無面目。不用巧糚眉。

> 上堂して言う。内側は日の如く明るく、わずかな隔たりもない。一つの霊は胎に頼らず、四大（地水火風）は誰が主となるのか。今、徹底的に露わに現れ、縁に従って運用し、常に自在である。しかしながら、これでもなお日常の行いである。それならば、宗を超え格を越えるとは、どういうことか。虚空には顔がなく、巧みに眉を描く必要もない。

上堂云。終日分別只是分別自心。堪笑念彼觀音力。畢竟還著於本人。黃頭老衲有理難伸。為什麼有理難伸。賊是家親。

> 上堂にて言う。一日中、分別するも、ただ自心を分別するのみ。笑うべし、かの観音の力を念ずるも、結局は本人に帰する。黄頭の老衲、理あれども伸べ難し。なぜ理あれども伸べ難きや。賊は家親なり。

上堂。僧問。影草不施。千途罷賞。未審其中事作麼生。師云當堂不正坐。僧云恁麼則全功轉去也。師云轉向什麼處去。僧云古渡月明秋色晚。師云須是者驢漢。

> 上堂。僧問。影草を施さず、千途の賞を罷む。未だ審らかにせず、其中の事、作麼生。師云く、堂に正しく坐せず。僧云く、恁麼ならば則ち全功轉去す。師云く、什麼處に轉向す。僧云く、古渡月明秋色晚。師云く、須く是の驢漢なり。

師乃云。人迷曉徑。戶掛凋林。出沒混融。凝流皎潔。妙體靈然無影迹。通身及盡不當陽。水聲松韻一溪深。月色波光全體妙。正恁麼時。落在誰人分上。良久云滿船空不夜。穩密上鉤時。

> 師は言われた。 人は明るい道に迷い、戸には枯れ木がかかっている。 出たり没したり、混ざり融け合い、凝り流れて清らかだ。 妙なる体は霊然として影も跡もなく、全身を尽くしても陽に当たらない。 水の音と松の響き、一筋の深い渓流。 月の光と波の輝き、全体が妙なるもの。 ちょうどこの時、誰の分上に落ちるのか。 <note>しばらく沈黙して言われた</note> 満ちた船は空しく夜ならず、穏やかに密かに釣り針にかかる時。

上堂云。雨洗摩尼增秀色。全身不昧一絲頭。靈源傾瀉無閒歇。添得滁山水逆流。所以道真慈妙應赴感隨緣。大寂光中本無出沒。雖然恁麼。不因登絕頂。爭見白雲高。

> 上堂して云く。雨は摩尼を洗い秀色を増す。全身は一絲の頭も昧まず。霊源は傾瀉して間歇無し。滁山の水逆流するを添う。故に道う、真慈妙応は感に赴き縁に随う。大寂光の中、本より出没無し。然りと雖も、絶頂に登らずんば、争でか白雲の高きを見ん。

上堂云。鏡鏡相照。光光相入。猶是影像邊事。頭頭上現。物物上明。呼為了事底人。直饒不涉緣不受位。全機混密一念浩融。猶有類在。作麼生是異類。良久云門門無隱的。妙在未分時。

> 上堂で言われた。 鏡と鏡が互いに照らし合い、光と光が互いに溶け合う。 それでもなお、それは影や形の域のことだ。 あらゆるものの上に現れ、あらゆる物の上に明らかである。 これを「事を了した者」と呼ぶ。 たとえ縁にふれず、位を受けず、 全き機が密やかに混ざり合い、一つの念が広大に融け合ったとしても、 なお、類がある。 では、どうすれば異類と言えるのか。 <note>しばらく沈黙してから言われた</note> どの門にも隠れたものはなく、妙なるものは未だ分かれる前にある。

上堂云。密密親近去。時時奉重他。猶存孝養在。不見親近孝養奉重。始得尊貴。雖然恁麼。烏兔任從更互照。碧霄雲外不相干。

> 上堂して云く。密々に親近して去れ。時時に奉重せよ。猶お孝養の存する在り。親近・孝養・奉重を見ること無くして、始めて尊貴を得る。然りと雖も、烏兎は任従して更に互いに照らし、碧霄雲外、相い干せず。

上堂。僧問不慕諸聖不重己靈時如何。師云古鏡臺前荒艸秀。僧云便恁麼去時如何。師云金烏銜片雲。

> 上堂。僧が問う、「諸聖を慕わず、己霊を重んぜず、時如何」。師云く、「古鏡台前、荒草秀つ」。僧云く、「便に恁麼にして去る時、如何」。師云く、「金烏、片雲を銜む」。

師乃云。沿流無定止。真照不留蹤。千峯秀處鶴難栖。萬水澄時魚自穩。樵人罷賞。釣客迷巢。古渡深雲。同歌絕韻。正恁麼時。知音底在什麼處。良久云玉兔常當午。白日不移輪。

> 師は言われた。 流れに沿って行けば、定まった止まる場所はない。 真実の光は、跡を留めない。 千の峰が秀でたところには、鶴も棲み難く、 万の水が澄み切った時には、魚は自ずから穏やかである。 樵人は賞でることをやめ、 釣り客は棲家を見失う。 古い渡し場には深い雲がかかり、 共に絶妙な韻を歌う。 まさにこのような時、 知音はどこにいるのだろうか。 <note>しばらく間を置いて言われた</note> 玉の兎は常に真昼にあり、 白日の光は車輪を移さない。

上堂云。勝淨妙心本周沙界。精真廓爾明白洞然。靈花密秀異前春。風味混成塵外句。直得寒林布彩。野水流芳。寂爾不凝。如何體異。當陽不踏今時路。得意無私鳥道玄。

> 上堂にて云う。清らかで勝れた妙なる心は、もともと沙界（全宇宙）に遍満している。精妙で真実なるその広大さは、明らかに照らし、深く通じている。霊妙な花は密やかに咲き誇り、今春とは異なる姿を見せる。その風味は、塵世を超えた一句のように渾然と成っている。寒林に彩りが施され、野水に芳香が流れるに至る。寂然として凝滞せず、一体どうやってその本質の違いを捉えればよいのか。真っ向から今時の道を踏まず、意を得て私心なき鳥道の玄妙に至る。

上堂云。日月鎮長靈。古今常不改。如何特地新。各要施三拜。及盡無依體自玄。雙六盆中休喝彩。作麼生辨得失。良久云十語九中。不如一默。

> 上堂にて言う。日月は常に霊妙であり、古今を通じて変わることがない。それなのに、どうしてわざわざ新たにというのか。各自、三拝を施すべし。依る所が尽きれば、体は自ずと玄妙となる。双六の盆中で喝采を休めよ。どうして得失を弁じようか。<note>しばらくして言う</note>十の言葉で九つ当たるよりも、一つの沈黙に如かず。

上堂。僧問古路不逢人時如何。師云相隨來也。僧云恁麼則萬像光中全身出沒。師云猶是往來人。僧云如何是非往來人。師云古路覓不得。

> 上堂。ある僧が問うた。「古路不逢人時如何（古い道で人に出会わない時はどうでしょうか）」 師は言われた。「相随来也（共に従って来たのだ）」 僧が言う。「恁麼則萬像光中全身出沒（それならば、万象の光の中に全身で出没しているのですね）」 師は言われた。「猶是往來人（それでもまだ往来の人だ）」 僧が問う。「如何是非往來人（往来しない人とはどういうものでしょうか）」 師は言われた。「古路覓不得（古い道を探しても見つからないものだ）」

師乃云。一牛飲水。密混溪雲。五馬不嘶。暗彰風骨。不落曉機即且置。太綿密。忒靈現。作麼生回互。良久云白頭蠶婦織。歷歷夜鳴梭。

> 師は言われた。一頭の牛が水を飲む。密やかに渓流と雲が混じり合う。五頭の馬は嘶かず。ひそかに風骨をあらわす。朝の機微に落ち着かないなら、ひとまず置いておこう。あまりにも綿密で、あまりにも霊妙に現れている。どうやって互いに融通し合うのか。<note>しばらく沈黙してから言われた</note>白髪の蚕飼いの女が織る。はっきりと夜、梭を鳴らす。

上堂云。機回明位。妙盡轉身。一夢青山。滿船白月。子夜雲收碧漢。中秋露混銀河。蘆花深處驀相逢。談咲飲茶無處避。正恁麼時。更須知有一人不合伴。

> 上堂で言われた。 機縁が回って明らかな位に至り、妙なる働きが尽きて身を転ずる。 一つの夢は青山、船は満ちて白月。 夜半に雲は碧天に収まり、中秋の露は銀河に混じる。 芦花の深き処でふと出会い、談笑し茶を飲むも避ける処なし。 正にこの時、更に知るべし、一人の伴わざる者あり。

上堂云。靈鷲深機。少林密旨。山岳高低而共唱。水雲去住而自聞。得之者頭角強生。失之者功勳徒爾。所以道莫求悟本無迷。日出東方夜沈西。雖然恁麼。且道據箇什麼。良久云不勞澄九鼎。流動百花新。

> 上堂して言う。霊鷲の深き機、少林の密かなる旨。山岳は高低あれども共に唱え、水雲は去住すれども自ずから聞こえる。これを得る者は頭角強く生じ、これを失う者は功勳徒らに爾り。故に道う、悟りを求むること莫れ、本より迷い無し。日は東方に出で、夜は西に沈む。然りと雖も、且つ道え、何に拠るか。<note>しばらくして言う</note>澄める九鼎を労せず、流動して百花新たなり。

上堂云。離心意識。達本忘情。千聖頂𩕳。撥開萬象。根源徹透。當明隱照。入戶忘歸。野老謳歌。石人撫掌。正當恁麼時。還有知落處底麼。良久云雪山香艸秀。不見白牛蹤。

> 上堂して云く、心・意・識を離れ、本に達して情を忘る。千聖の頂𩕳を撥開し、萬象の根源を徹透す。まさに隠照を明らかにすべし。戸に入りて帰るを忘れ、野老謳歌し、石人撫掌す。正に恁麼の時、なお落處を知れる底有るか。

上堂云。百億毛頭花開。不犯春風。三冬雪裏爭芳。全彰浩意。雲凝谷曉。滴水冰生。活計現成。憑誰受用。良久云頭上青灰三五斗。明明不墮曉來機。

> 上堂して言う。百億の毛先に花が開くも、春風に触れず。三冬の雪の中に芳しさを争うも、すべて浩たる意思を明らかにする。雲は谷に凝り、夜明けに、滴る水は氷となる。生計は現成し、誰に依って受用せん。<note>しばらくして言う</note>頭上に青灰三五斗あり、明らかにして朝来の機に堕せず。

上堂云。祇恁麼。休尋覓。見成堂堂忘得失。假使心通無量時。歷劫何曾異今日。呵呵大笑云聖僧堂裏坐。金剛門外立。廣長舌相耀乾坤。半夜烏飛白如漆。

> 上堂して云う。ただこのままに。尋ね求めず。現成の堂堂、得失を忘る。たとえ心が無量の時を通じたとしても、歴劫、何ぞ曾て今日に異ならん。<note>呵呵大笑して云う</note>聖僧堂に坐し、金剛門外に立つ。広長舌相、乾坤を耀かし、半夜、烏飛びて白きこと漆の如し。

上堂。僧問。皮膚脫落盡。唯有一真實。未審其中事作麼生。師云戶掩春風不停宿客。僧云。恁麼則綠岩雲抱處。幽蘚翠成堆。師喝云。猶嫌少在。

師乃云。一念未生時。萬里無寸艸。通身紅爛處。徧界不曾藏。鳥道忘依。雲蹤有異。直得恁麼。猶是究妙失宗。所以道任你天下人樂忻忻。獨我不肯。且道據箇甚麼。良久云魚行沙暗動。終不犯清波。

> 師は言われた。 「一念もまだ生じない時、万里に一寸の草もない。全身が赤く爛れるところ、世界の隅々まで隠れているものはない。鳥の飛ぶ道は依る所を忘れ、雲の跡はそれぞれに異なる。まさにこのようであっても、なお妙を究めて宗を失う。だからこそ、天下の人々が皆喜んでいようとも、ただ私だけは肯んじないと言われるのだ。さて、それは何に拠っているのか。」 <note>しばらく沈黙してから言われた</note> 「魚が砂の上を動いても、決して清らかな波を乱さない」

上堂云。默耀堂堂。現成密密。通途隱的。回互難分。家風孤寂妙明前。活計荒虗玄路外。若能撒手恁麼去。絕後再甦。橫身恁麼來。當頭不犯。始解隨變任化與物推移。其或未然。雲藏無影樹。丹鳳不棲梧。

> 上堂して言う。 黙然として輝き、堂堂と現れ、密々と成り立つ。 通じる道は隠れ、互いに回り合い、分け難い。 家風は孤寂、妙明の前にあり、活計は荒虗、玄路の外にある。 もし能く手を放ち、かくの如く去れば、絶後して再び甦る。 身を横たえ、かくの如く来れば、当頭に犯さず。 始めて随変任化、物と推移することを解す。 もし未だ然らずば、雲は影なき樹を蔵し、丹鳳は梧に棲まず。

上堂云。鶴夢無依。寒巢臥月。雲容不掛。野渡澄明。功忘莫守玄微。位轉須知向背。所以道凋林迥秀。靈棹密移。一句截流。如何辨異。還知端的麼。白牛耕盡寒岩雪。禽鳥不鳴天地春。

上堂云。運步不當機。箇中無肯路。明密浩難齊。未前超佛祖。及盡回途恁麼來。撒手相逢無回互。所以道一切處行履。一切處不收。一切處現成。一切處莫覩。山僧今日也太無端。

上堂云。旨外明宗。玄中辨的。古帆不掛。洞水逆流。黃蘆渡口奏陽春。偃月城頭吹畫角。豈止異苗繁茂。須知別有圓音。更休爛炒浮漚。便請乘時撒手。且道落在什麼人分上。良久云錦繡溪邊去。新豐路上分。

> 上堂して言う。言葉の外に宗旨を明らかにし、玄妙の中に真実を弁える。古い帆を掛けずとも、洞水は逆に流れる。黄蘆の渡しで陽春を奏で、偃月の城頭に画角を吹く。ただ異なる苗が繁茂するのみならず、別に円満な音声のあることを知るべし。さらに浮かぶ泡を炒め続けるなかれ、時を乗じて手を放すことを請う。さて、それは誰の分に落ちるというのか。<note>しばらくして言う</note>錦繡の溪辺へ去り、新豊の路上に分かれる。

上堂云。風暖寒堤。春回草綠。雲迷古路。家破人亡。大陽門下覓無蹤。枯木岩前花自咲。直得髑髏吟處韻韻難齊。雪月混時功功不共。諸仁者。到者裏且作麼生措手。良久云靈絲動處金鉤密。不觸波瀾暗裏收。

上堂云。移身密處。意句難通。驀路分時。風雲迥秀。戶外野花開似錦。造化不知。岩前芳艸軟如緜。隨根自發。豈在忘機息息。斷臂安心。大施門開。更無辜負。雖然恁麼。春力不到處。空山中夜泉。

上堂云。純清絕點。似鏡長明。照不失虗。萬像體妙。細中之細雪盡冰消。功就之功任運現成。諸仁者。還知有不鑒照底。良久云枯樁花爛熳。青艸渡頭空。

> 上堂して云く。 清らかで一点の曇りもなく、鏡のようにいつも明るく澄んでいる。 照らしても虚ろになることはなく、すべての現象はそのままに妙なる姿を現す。 細やかな中にもさらに細やかな、雪が尽きて氷が消えるような境地。 功を成し遂げたその功は、自然に現れて完成している。 諸仁者よ、照らすことも鑑みることもない境地があることを知っているか。 <note>しばらくして云く</note> 枯れ木に花が咲き乱れ、青草の渡し場は空っぽである。

上堂云。世尊有密語。古渡春殘。迦葉不覆藏。落花流水。見聞覺知絕。四維上下通。玉鳳舞中霄。金輪舒半夜。正恁麼時。作麼生是不驚異。良久云海底驪珠貴。光分宇宙迷。

上堂云。不變異處未可安身。無閒斷時更須放下。直得羚羊掛角氣息都無。猶滯化城未到寶所。且道混不得類不齊合作麼生。玉壺霜漏永。天外翠峯高。

> 上堂して云く、不変の境地に安住すべからず。途切れることなき時こそ、さらに手放すを要す。羚羊が角を掛けて、息づかいすらなくなるに至っても、なお化城に滞り、宝所に至らず。さて、混ぜることできず、類を同じくせず、どうすべきか。玉壺に霜の漏れ永く、天外に翠の峰高し。

上堂云。幻滅滅故非幻不滅。光無不透。明無不徹。長歌吹起棹頭風。永夜恣眠篷底月。正恁麼時。浮定有無釣機密泄。三寸離鉤要知時節。既知時節。為什麼却容露柱多口饒舌。良久云却是長蘆倒一說。

> 上堂にて言う。幻は滅びるがゆえに、幻ならざるものは滅びず。光は透かさず、明は徹さず。長歌を吹き起こす棹頭の風。永夜に恣に眠る篷底の月。正にこの時、浮き沈み定まるも、釣りの機密は漏れ出る。三寸離れた鉤に時節を知るべし。既に時節を知るならば、なぜ露柱の口を多く饒舌に任せるのか。<note>しばらくして言う</note>却って長蘆が一説を倒す。

上堂云。歇須歇得靈。用須用得密。丹霄步轉。清曉風迥。野菊含金。山川漱玉。正恁麼時。作麼生是一念萬年。良久云六戶明如晝。懸崖撒手看。

> 上堂にて言う。 休むには、心の底から休みきらねばならぬ。 働くには、微細なところまで行き届かねばならぬ。 丹霄（あかね空）を歩み転じ、 清らかな暁の風が巡る。 野菊は金色を含み、 山川は玉を漱ぐ。 まさにこの時、どうしたら「一念が万年となる」境地に至れるか。 <note>しばらく沈黙してから言う</note> 六つの窓（六根）は昼のように明るく、 懸崖より手を放して見よ。

上堂云。舟移遠浦。風度長淮。秋露滿襟。寒江溢目。隱顯以明。不觸相逢。兩刃無傷。是須陌路。到家休問沿流時節。雖然恁麼。不迴古木暖。爭辨石頭吟。

> お堂にて説法。 舟は遠くの岸を離れ、風は長き淮水を渡る。 秋の露は襟を満たし、寒き江は目に溢れる。 隠れ現れることで明らかになる。 触れずとも出会う。 両刃に傷つかず。 これこそが道のあり方。 家に着いたら、流れに沿う時節を問うな。 とはいえ、古木の暖かさに戻らなければ、 どうして石の吟ずる声を聞き分けられようか。

上堂云。大徹底人無徹可徹。大歇底人無歇可歇。非但玉樹開花。亦乃石人腦裂。少林三拜強荼糊。至今有理難分雪。

上堂云。風光溢目。翠色滿林。香嚴上樹之機。夾嶺出身之句。直下道得。堪報不報之恩。其或未然。祥雲籠紫閣。瑞雪點紅爐。

上堂云。朝晡飲󲣅。無處藏身。乃顧謂大眾曰。祇今東邊也著。西邊也著。還有迴避得麼。良久云一時勘破了也。

> 上堂して云く。朝晡（朝夕）に飲み食いするも、身を蔵する処なし。乃ち大衆を顧みて曰く。今ただ東辺にも著（つ）き、西辺にも著く。さらに回避することを得る者あらんや。<note>良久して云く</note>一時に勘破して了（おわ）ったなり。

上堂云。虗而靈。寂而妙。明密浩然。猶落鑑照。作麼生是不落鑑照。直饒玄會得。猶是眼中塵。

> 上堂して言う。空でありながら霊妙であり、静寂でありながら妙なるもの。明らかで密やかで広大無辺であるが、それでもなお鏡に映し照らすような境地に落ちている。では、鏡に映し照らすような境地に落ちないとはどういうことか。たとえ玄妙な境地を会得したとしても、それすらもなお眼の中の塵に過ぎない。

上堂云。道得第一句。不被拄杖子瞞。識得拄杖子。猶是途中事。作麼生是到地頭一句。

> 上堂して言う。第一句を道得すれば、拄杖子に瞞されず。拄杖子を識得するも、なお途中の事なり。どうすれば地頭の一句となるか。

上堂云。處處覓不得。只有一處不覓自得。且道是那箇一處。良久云賊心已露。

> 上堂で言われた。「あちこち探しても見つからない。ただ一つの場所だけは、探さなくても自然と見つかる。さて、それはどの一つの場所だろうか。」<note>しばらく沈黙してから言われた</note>「賊の心はすでに露わになった。」

上堂云。口邊白醭去。始得入門。通身紅爛去。更須知有不出門底。良久云喚甚麼作門。