道徳经(帛書校勘版) (道德經(帛書校勘版))
「道德经(帛書校勘版)」について
春秋 · 老子 著
6,632 字 · 約 22 分
『老子道徳経』帛書校訂版は、馬王堆漢墓から出土した帛書に基づいて整理された老子のテキストであり、春秋時代の原形により近いものです。著者である老子は周朝の守蔵室史(図書管理官)を務め、礼楽制度が崩れゆく時代の変革期に生きていました。全書は道経と徳経の二篇に分かれ、道が万物を生み出すこと、道を尊び徳を貴ぶこと、無為にして治めることなどの思想を体系的に説き、自然の法則と内面的な修養に従うことを強調しています。道家の経典ではありますが、仏教の中国化の過程で仏理と相互に照らし合い、その空の思想と縁起観は哲学的対話を生み、大乗仏教典籍においてはしばしば土着の智慧として参照され、中華伝統文化における仏道融合の重要な思想的礎となっています。
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