科始終心要 (科始終心要)
「科始終心要」について
唐 · 湛然述 著
304 字 · 約 1 分
『天台始終心要』は、唐代天台宗第九祖湛然大師によって述べられた。この書は中唐の時期に著され、仏法の本来の意義を正しく示し、当時の仏教内部に広がっていた「空」の見解に偏る思潮に対応することを目的としていた。全書の核心は、天台宗の「性具」思想を体系的に解き明かすことにあり、すべての現象は本来、実相を具えていること、真理と世俗は二つではないことを強調している。さらに、心・仏・衆生の三つに差別がないという円融の理念についても深く論じている。天台宗の重要な論書として、智顗大師の教えを受け継ぎ、後世の天台教学と観行への道を開いた。天台性具の法門を確立し広めるうえで、前代を継ぎ後代を啓く画期的な意義を持ち、中国仏教哲学史に深遠な影響を与えている。
著作権:原文は CBETA
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