攝阿毘達磨義論(Abhidhammatha-saṅgaha)
歸命彼世尊 應供等覺者
一 攝心分別
一
無比之等正覺者,正法及無上之眾。
歸命敬禮我當說,攝阿毘達磨義論。
其中阿毘達磨論,於第一義言四種:
心、心所、色、涅槃攝一切〔盡無餘〕
二
其中,先述「心」,是欲界、色界、無色界、出世間之四種。此中,云何欲界:
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『摂阿毘達磨義論』は上座部仏教の論蔵を構成する七つの論書の一つであり、アヌルッダ尊者によっておよそ5世紀頃、スリランカで著されました。本論は上座部仏教がスリランカで隆盛を極めた時代に生まれ、仏陀の教えに含まれる核心的な哲学概念を体系的に整理し、解き明かすことを目的としています。全編は簡潔な綱要の形を取りながら、心法、心所法、色法、涅槃などの究竟法を詳細に分析し、縁起などの重要な理論を深く探求しています。この論書は阿毘達磨の精髄を凝縮した権威ある入門書として称賛され、その厳密な構成と要を得た内容により、南伝仏教において極めて重要な位置を占めており、上座部仏教哲学を学ぶ上で欠かせない基礎経典となっています。