上堂一
象崖珽禅師語録 (象崖珽禪師語錄)
「象崖珽禪師語錄」について
清 · 性珽說 益聞重刊 著
2.4 万字 · 約 80 分
象崖珽禅師語録(しょうがいていぜんじごろく)は、清代の禅僧・性珽(しょうてい)の言行録であり、弟子の益聞(やくもん)によって再刊された。性珽禅師は明末清初に活躍し、臨済宗(りんざいしゅう)の法脈に属する。この語録は、中国禅宗が隆盛から安定期へと移行する歴史的時期に誕生した。内容は、上堂説法(じょうどうせっぽう)、機鋒対答(きほうたいとう)、書信開示(しょしんかいじ)などを含み、その禅法の精髄と衆生接引(しゅじょうせついん)の手立てを生き生きと示している。直指人心(じきしにんしん)、見性成仏(けんしょうじょうぶつ)という禅宗の根本を強調する。明清交代期における禅宗の重要文献として、本語録は臨済宗風を伝承するのみならず、清代の禅学思想と実践を研究する上で