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仏祖三経指南 (佛祖三經指南)


佛遺教經
法界真身本無起盡悲願為物示有去來言佛遺教經者佛佛垂滅皆說此經此本師釋迦文佛之遺教經也遺教謂遺留法語教誡群機耳四眾弟子今經中唯教誡比丘者示遠離相也比丘有大小乘今唯示小法者以入道方便同也然不可見其所示唯小而便謂此經屬藏教蓋扶律談常自與藏教別也。

法界の真実の姿は、本来、生じることも尽きることもありません。しかし、仏の慈悲の誓願によって、衆生のために来たり去ったりする姿を示されるのです。

「仏遺教経」というのは、どの仏も入滅の際に必ず説かれる経典です。この経典は、私たちの本師である釈迦牟尼仏が説かれた遺教経です。「遺教」とは、仏が遺された言葉によって、あらゆる衆生を教え戒めることを意味します。

経典の中では、四衆(比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷)の弟子たちに説かれていますが、特に比丘に対する教えが中心です。これは、世俗を遠く離れた修行者の姿を示すためです。比丘には大乗と小乗がありますが、この経では小乗の教えを示されています。それは、悟りへの入り口としての方法が共通しているからです。

しかし、示されている内容が小乗的であるからといって、この経典が「蔵教

亦名佛垂涅槃略說教誡經。

また、『仏垂涅槃略説教誡経』とも名づけられる。

垂臨也垂涅槃猶云臨終也涅槃此云滅度義翻圓寂據唯識有四種涅槃一自性清淨涅槃二有餘涅槃三無餘涅槃四無住涅槃今云垂涅槃者乃無餘涅槃實則不離自性清淨也略說教誡者大涅槃經已為廣說此是二月十五中夜涅槃時到仍以喫緊要語訓誨現前及後世之徒眾故云略說也。

垂臨とは、涅槃に臨むことを意味します。涅槃とは、命終わりの時を指します。涅槃は「滅度」と訳され、その意味は円寂(完全な寂滅)と解釈されます。唯識の教えによれば、涅槃には四種類があります。一、自性清浄涅槃、二、有余涅槃、三、無余涅槃、四、無住涅槃です。ここで「垂涅槃」と言うのは、無余涅槃を指しますが、実は自性清浄涅槃から離れるものではありません。

略説教誡とは、『大涅槃経』には既に詳しく説かれていますが、これは二月十五日の中夜、涅槃の時が迫る中、緊急の要語として、現在および後世の弟子たちを訓戒するために簡潔に説かれたものです。


佛遺教經
譯者

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