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title: "禪宗正脉 · 十一祖富郍夜奢尊者"
description: "禪宗正脉（如巹集）是明代佛教重要典籍，由明代高僧如巹编撰。该书系统梳理禅宗法脉传承，记载历代祖师语录、公案及修行要旨，强调明心见性、直指人心的禅宗核心思想。如巹生活于明末清初，正值禅宗复兴时期，他通过整理前人文献，结合自身体悟，编成此集，为后世研究禅宗历史与思想提供了珍贵资料。该书在佛教史上具有重要地位，是了解禅宗正脉传承与修行方法的重要参考，对禅宗发展影响深远。"
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### 十一祖富郍夜奢尊者

> 十一祖 富那夜奢尊者

尋詣波羅柰國。有馬鳴大士。迎而作禮。問曰。我欲識佛。何者即是。祖曰。汝欲識佛。不識者是。曰佛既不識。焉知是乎。祖曰。既不識佛。焉知不是。曰此是鋸義。祖曰。彼是木義。祖問鋸義者何。曰與師平出。馬鳴却問。木義者何。祖曰。汝被我解。馬鳴豁然省悟。

> そこで師が波羅奈国（バラナシ）を訪ねると、そこに馬鳴大士がおられた。馬鳴は師を出迎えて礼をし、こう尋ねた。「私は仏を悟りたいと思います。いったい何が仏なのでしょうか。」 祖師は答えた。「あなたが仏を悟りたいと思うなら、悟ろうとしないことこそが仏である。」 馬鳴が言った。「仏を悟ろうとしないのなら、どうしてそれが仏だと分かるのですか。」 祖師は言った。「仏を悟っていないなら、どうしてそれが仏でないと言えるのですか。」 馬鳴は言った。「それはまるで鋸（のこぎり）のような議論です。」 祖師は言った。「それではあなたは木のようなものだ。」 祖師が問うた。「鋸のような議論とはどういうことですか。」 馬鳴が言った。「それは師匠と私が互角に渡り合おうとするようなものです。」 すると馬鳴が逆に尋ねた。「では木のようなものとはどういうことですか。」 祖師が言った。「あなたはすでに私に解き明かされているのだよ。」 この言葉を聞いて、馬鳴ははっと悟りを開いたのである。