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朝鮮寺刹史料 (朝鮮寺剎史料)

「朝鮮寺剎史料」について

31.7 万字 · 約 1058 分

『朝鮮寺剎史料』は、朝鮮半島における重要な仏教歴史文献の集成であり、朝鮮王朝時代の学者や仏教関係者によって編纂されましたが、具体的な編者は現在では不明です。この書物は高麗時代から朝鮮時代にかけて成立し、朝鮮半島の寺院の沿革、高僧の伝記、仏教芸術、宗教政策などの史料を体系的に収録しており、仏教が朝鮮社会に広まり発展していく様子を反映しています。 内容は寺院建築、仏像鋳造、経典翻訳、宗派の継承など多岐にわたり、朝鮮仏教史や文化史を研究する上で核心的な文献となっています。この書物は、仏教が朝鮮の伝統文化に与えた深遠な影響を示しているだけでなく、東アジア仏教研究にとって貴重な一次資料を提供し、学術的にも宗教的にも重要な価値を持っています。


朝鮮寺剎史料凡例
  • 朝鮮の寺剎は新羅高勾麗百濟三國鼎立の時より高麗朝の時代まてに多く建設せうれ當時人心を感化い政治を稗補いたろ歷史を有すうも從來其の史籍の備はうさろは夙に識者の遺憾シすろ所なり本書は即ち其の遺缺を補ひ他日寺剎史を修ちろ資料シいて之を採輯せるものなり。
  • 朝鮮の寺剎を莊嚴すろ堂塔伽藍は啻に歷史の證徵シこて價值あるのろなうす古代に於ける美術工藝上の智識を集中せろ遺物シこて價值あるこシは夙に識者の認むる所なれは本書は或る塲合に於て朝鮮古代美術の說明書たるこごを疑はす。
  • 本書は各寺剎に現存する碑文扁額其の他古文書類を採輯せシものなれは文體一樣なうす且つ碑文古文書の中には新羅薛聰の創意に係る吏讀(漢字を以て方言を記せるもの)の用語を插入せるものありて難解不讀のものありご雖都て原文を存い敢て之ふ改めす。
  • 碑文扁額中磨滅剝落こて字體の知れさるものは△印を附こ或は以下闕畧ご標記こ以て脫字にあうさるこごを明かにせり。
  • 各道府郡より送附に係る本書の材料中臨寫の誤謬ご認むるものなきにあうすご雖一一之を照會こて覈查を求むるに遑あうるさを以て檢校釐正は都て他日に讓るこそ,せり
  • 本書編纂の業は明治四十三年八月材料採集に著手こ明治四十四年三月までに蒐輯こたるものを查理こて之を印刷に附せり。
  • 寺剎史料の採集は仍ほ之を繼續こ他年を期こて大成せむとす。
明治四十四年四月三日
編者 識す

原書目次

CBETA コード: B0169

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