蕤呬耶經卷上(亦名玉呬耶經)
大唐大興善寺開府儀同三司試鴻臚卿三藏和尚奉 詔譯
序品第一
「我今當說通攝一切作曼荼羅祕密,次第廣略大小總在之經:於諸佛部曼荼羅中,無能勝明王曼荼羅者而為上首;於蓮華部曼荼羅中,善住明王曼荼羅者而為上首;於金剛部曼荼羅中,除避明王曼荼羅者而為上首。
「我今都說彼等三千五百曼荼羅中次第之法,是故應當要此經法而作一切諸曼荼羅門。」
私は今、それら三千五百の曼荼羅の中での順序の方法をすべて説明します。ですから、この経典の教えに従って、すべての曼荼羅の修行を行うべきです。
唐 · 底本の訳者:不空
1.8 万字 · 約 60 分
『蕤呬耶経』は、唐代の著名な密教高僧・不空によって漢訳された重要な仏教経典であり、密教典籍に属します。不空は開元の三大士の一人とされ、善無畏・金剛智と並び称され、唐代における密教の普及と発展に大きく貢献しました。本経は主に密教修行における儀軌、真言、印相(手印)などを説き、身・口・意の三密相応を通じて即身成仏を達成することを強調しています。密宗の核心経典の一つとして、『蕤呬耶経』は漢伝密教において重要な地位を占め、唐代密教の思想と実践を研究する上での鍵となる文献であり、後世の密法継承に深遠な影響を与えています。