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  1. 文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経 (文殊師利菩薩及諸仙所說吉凶時日善惡宿曜經)
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文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経 (文殊師利菩薩及諸仙所說吉凶時日善惡宿曜經)

「文殊師利菩薩及諸仙所說吉凶時日善惡宿曜經」について

唐 · 底本の訳者:不空

1.7 万字 · 約 57 分

文殊師利菩薩及び諸仙が説く吉凶時日善悪宿曜経、略して宿曜経は、唐代の密教高僧・不空によって漢訳されました。この経典は仏教密教とインド占星術を融合し、星宿の運行が日時の吉凶に及ぼす影響を体系的に説き、日選びや占いなどの内容を含みます。唐代における中外文化の交わりを反映し、仏教密教と古代の天文暦法を研究する上で重要な文献です。仏教においては密教部に属する経典であり、核心教義ではありませんが、仏教が世俗文化に適応し包容する姿を示しており、独特の宗教的・文化的価値を有しています。


文殊師利菩薩及諸仙所說吉凶時日善惡宿曜經卷上

文殊師利菩薩と諸仙人が説く吉凶時日・善悪宿曜経 上巻

開府儀同三司特進試鴻臚卿肅國公食邑三千戶賜紫贈司空諡大監正號大廣智大興善寺三藏沙門不空奉 詔譯

開府儀同三司・特進・試鴻臚卿・肅國公・食邑三千戸・紫賜・司空贈

弟子上都草澤揚景風修注

上都草澤楊景風が注解

和上以乾元二年翻出此本,端州司馬史瑤執受纂集,不能品序,使文義煩猥,恐學者難用,於是草澤弟子揚景風,親承和上指揮,更為修注,筆削以了繕寫奉行,凡是門人各持一本。于時歲次玄枵大唐廣德之二年也。

乾元二年に和上がこの教本を翻訳しました。端州司馬の史瑤が編纂と管理を担当しましたが、分類や順序が整っておらず、文章の意味が煩雑になってしまいました。そのため学習者が使いにくいことを懸念し、草澤の弟子である揚景風が、和上の直接の指導を受けて、改めて修正と注釈を加えました。筆を加えて削除し、書き写して実践できるように整えました。門人たちはそれぞれ一冊ずつ所持しています。時は、大唐代宗の広徳二年、歳星が玄枵(いるか座)の位置にある年でした。

宿曜曆經序分定宿直品第一

宿曜暦経 序分・宿直品 第一

天地初建,寒暑之精化為日月,烏兔抗衡生成萬物,分宿設宮管標群品。日理陽位,從星宿順行,取張、翼、軫、角、亢、氐、房、心、尾、箕、斗、牛、女等一十三宿,迄至于虛宿之半,恰當子地之中,分為六宮也。但日月天子俱以五星為臣佐,而日光炎猛,物類相感,以陽獸師子為宮神也。月光清涼,物類相感,以陰虫巨蟹為宮神也。

天地が初めて作られた時、寒さと暑さの精が日月となり、烏兎が釣り合いを取りながら万物を生み出しました。星宿を分け、宮を設けて、万象を統べ治めました。太陽は陽の位を統べ、星宿に従って順行し、張・翼・軫・角・亢・氐・房・心・尾・箕・斗・牛・女の十三宿を経て、虚宿の半分に至り、まさに子の方位の中ほどにあたる所で、六つの宮を形成します。しかしながら、日月の天子は共に五星を臣下としますが、太陽の光は熾烈で、物類が感応し合い、陽の獣である獅子を宮の神とします。月の光は清らかで涼しく、物類が感応し合い、陰の虫である蟹を宮の神とします。

又日性剛義、月性柔惠,義以濟下、惠以及臣,而日月亦各以神宮均賜。五星以速至遲,即辰星、太白、熒惑、歲鎮排為次第,行度緩急於斯彰焉。凡十二宮,即七曜之躔次,每歷示禍福經緯災祥。又諸宮各有神形,以彰宮之象也。又一宮配管列宿九足,而一切庶類相感。

また、太陽は性質が剛で義を表し、月は性質が柔らかく恵みを備えており、義は下に施され、恵みは臣に及ぶ。太陽と月はそれぞれ神聖な宮殿をもって均しく賜り与えられる。五星は速いものから遅いものへと並ぶ。すなわち辰星(水星)、太白(金星)、熒惑(火星)、歳星(木星)、鎮星(土星)の順に並べられ、その運行の速度の緩急がここに明らかとなる。

およそ十二の宮は、七曜が巡る道筋であり、それぞれ時に応じて禍福や吉凶の兆しを示す。また、それぞれの宮には神の姿が現れ、その宮の象徴を明らかにしている。さらに、一つの宮には九つの宿が配され、すべてのものごとが互いに感応し合う。

月廣五十由旬,得繫命以京吉凶,大體屬於日月。

月の広さは五十由旬(ゆじゅん)あり、その働きによって吉凶を測ることができます。その本質は、太陽と月に属しているのです。

日廣五十一由旬風精,太白廣十由旬空精,歲星廣九由旬月精,辰宿廣八由旬火精,熒惑廣七由旬日精,土星廣六由旬,星宿小者廣一俱盧舍。

太陽は51由旬の広さで、風の精です。 太白星(金星)は10由旬の広さで、空の精です。 歳星(木星)は9由旬の広さで、月の精です。 辰宿(水星)は8由旬の広さで、火の精です。 熒惑(火星)は7由旬の広さで、太陽の精です。 土星は6由旬の広さです。 小さな星々は、広さが1俱盧舎(コロシャ)です。

日宮下面頗梨之寶,火精之質也,溫舒能照百物。月宮下面琉璃之寶,清涼能照萬物。日月諸曜,眾生業置於空中,乘風而止,當須彌之半,踰健陀羅之上,運行於二十七宿十二宮焉。宮宿之分今具說之,更為圖書耳。

日輪の下には玻瓈の宝があり、これは火の精髄で、温かく万物を照らし出します。月輪の下には瑠璃の宝があり、清涼で万物を照らします。日月をはじめとする諸々の星は、生きとし生けるものの業によって空中に置かれ、風に乗って留まり、須弥山の中腹にあたる、健陀羅より高い位置にあります。そして二十七宿と十二宮の間を運行しています。ここで、宮と宿の区分を詳しく説き、さらに図示することとしましょう。

第一、星四足,張四足,翼一足,大陽位焉。其神如師子,故名師子宮。主加官得財事。若人生屬此宮者,法合足精神、富貴孝順,合掌握軍旅之任也。

第一に、星は四つの足を張り、四つの足を広げ、一つの翼を持つ。太陽がその位にある。その神は獅子の如し、故に獅子宮と名付く。官位を加えられ財を得ることを司る。もし人が生まれつきこの宮に属するならば、精神が満ち足り、富み栄え孝行であり、軍旅の任を掌るに相応しい。

第二、翼三足,軫四足,角二足,辰星位焉。其神如女,故名女宮。主妻妾婦人之事。若人生屬此宮者,法合難得心腹,多男女、足錢財、高職,故合掌宮房之任。

第二に、翼は三足、軫は四足、角は二足で、辰星がここに位置します。その神は女の姿をしているので、女宮と呼ばれます。妻妾や婦人の事柄を司ります。もし人がこの宮に生まれたなら、その性質として腹を割った親友を得ることは難しく、子が多く、財産に恵まれ、高い地位に就くため、宮房の任に当たるのにふさわしいとされます。

第三、角二足,亢四足,氐三足,太白位焉。其神如秤,故名秤宮。主寶庫之事。若人生屬此宮者,法合心直平政、信敬多財,合掌庫藏之任。

第三、角宿は二足、亢宿は四足、氐宿は三足、ここに太白星(金星)が位置します。その神は秤のような姿をしていることから、秤宮(天秤宮)と呼ばれます。この宮は宝物庫のことを司ります。もしこの宮に生まれた人は、心が真っ直ぐで公平公正、誠実で敬虔、財産に恵まれ、宝物庫の管理役にふさわしい性質を持ちます。

第四、氐一足,房四足,心四足,熒惑位焉。其神如蝎,故名蝎宮。主多病剋禁分身之事。若人生屬此宮者,法合饒病薄相惡心妬忌,合掌病患之任。

第四、氐宿は一つの星。房宿は四つの星。心宿も四つの星で、この三つの星宿に熒惑(火星)が位置します。その神は蠍の姿であることから、この宮を蠍宮と呼びます。主として病気が多く、禁じられた事柄や別離を司ります。もしこの宮に生まれた人は、病弱で薄相であり、心は悪く嫉妬深い性質で、掌(てのひら)の病を負うことになります。

第五、尾四足,箕四足,斗一足,歲星位焉。其神如弓,故名弓宮。主喜慶得財之事。若人生屬此宮者,法合多計策足心謀,合掌將相之任。

第五、尾の四足、箕の四足、斗の一足、歳星がここに位置します。その神は弓の形をしているので、弓宮と呼ばれます。喜びや祝い事、財を得ることを司ります。もしこの宮に生まれた人は、多くの策略と知恵を持ち、将軍や宰相の任に適しています。

第六、斗三足,女四足,虛二足,鎮星位焉。其神如磨竭,故名磨竭宮。主鬪諍之事。若人生屬此宮者,法合心麁五逆、不敬妻子,合掌刑殺之任。

第六、斗(いて座)には三つの足があり、女(おとめ座)には四つの足、虚(みずがめ座)には二つの足があります。土星の位置するところです。その神は磨竭(マカラ)の姿をしているので、磨竭宮(やぎ座)と呼ばれます。この宮は争いごとを司ります。もしこの宮に生まれた人がいるならば、その人の性質は心が粗野で五逆の罪を犯し、妻や子を敬わず、刑罰や殺害を任される立場に立つことになります。

右已上六位,總屬太陽分。已下六位,總屬大陰分。

以上六位は、すべて太陽の領域に属します。これより下の六位は、すべて太陰の領域に属します。

第七、虛二足,危四足,室三足,鎮星位焉。其神如瓶,故名瓶宮。主勝彊之事。若人生屬此宮者,法合好行忠信、足學問富饒,合掌學館之任。

第7の宮。これは「虚」と呼ばれ、二足の生き物(人間)にとっては危険であり、四足の生き物にとっては安らぎ、三足(鼎)の家は安定する。土星の位置する宮である。その神は瓶のような形をしているため、「瓶宮」と名づけられた。この宮は、勝利や強さに関することを司る。もし生まれた人がこの宮に属するならば、その人は忠誠心と誠実さを善く行い、学問に富み、学問の館の役職にふさわしい性質を持つことになる。

第八、室一足,壁四足,奎四足,歲星位焉。其神如魚,故名魚宮。主加官受職之事。若人生屬此宮者,法合作將相無失,脫有學問富貴忠直,合掌吏相之任。

第八の宮を室一足、壁四足、奎四足とし、歳星がここに位置します。その神は魚の形をしているため、魚宮と呼ばれます。この宮は官位の加増や職務の授与を司ります。この宮に生まれた人は、将軍や宰相としての地位を失うことなく、学問に優れ、富み栄え、忠実でまっすぐな性質を持ち、高い官職に就くでしょう。

第九、婁四足,胃四足,昴一足,熒惑位焉。其神如羊,故名羊宮。主有景行之事。若人生屬此宮者,法合多福德長壽又能忍辱,合掌厨饍之任。

第九、婁宿は四肢、胃宿は四肢、昴宿は一肢を占め、火星がこの位置にあります。その神は羊のような形をしているため、羊宮と呼ばれます。この星宿は優れた行いに関することを主管します。もしこの宮に生まれた人は、多くの福徳と長寿に恵まれ、忍耐強く、厨房や食事の管理を任されるようになります。

第十、昴三足,畢四足,觜二足,太白位焉。其神如牛,故名牛宮。主四足畜牧之事。若人生屬此宮者,法合有福德、足親友、長壽、得人貴敬,合掌馬厩之任。

第十。昴宿は三つの星、畢宿は四つの星、觜宿は二つの星からなり、そこに太白星が位置しています。その星の神々は牛の姿をしているため、牛宮(おうし座)と呼ばれます。この宮は四足の家畜に関することを司っています。もしこの宮に生まれた人は、運命として福徳があり、多くの親友に恵まれ、長寿で、人から尊敬され、馬や厩舎を管理する役割に就くことになります。

第十一、觜二足,參四足,井三足,辰星位焉。其神如夫妻,故名婬宮。主胎妊子孫之事。若人生屬此宮者,法合多妻妾、得人愛敬,合掌戶鑰之任。

第十一、觜宿は二足、参宿は四足、井宿は三足、辰星がその位置にあります。この星々の神は夫婦のようであるため、婬宮(淫宮)と呼ばれます。主に妊娠や子孫に関することを司ります。もしこの宮に属して生まれた人は、多くの妻や妾を持ち、人々から愛され敬われ、戸締まりの役割を任されることになります。

第十二、井一足,鬼四足,柳四足,太陰位焉。其神如蟹,故名蟹宮。主官府口舌之事。若人生屬此宮者,法合惡性欺誑、聰明而短命,合掌刑獄訟之任。

第十二に位置するのは、一本足、四本足の鬼、四本足の柳。ここに太陰が位置する。その宮の神は蟹の形をしているため、蟹宮と名付けられている。主に官府や口論・争いごとを司る。もしこの宮に属して生まれた人は、性質が悪く、人を欺き騙す傾向がある。頭は良いが短命で、刑罰や訴訟に関する役目を担うことになる。

上古白博叉二月春分朔,于時曜躔婁宿,道齊景正,日中氣和,庶物漸榮,一切增長。梵天歡喜,命為歲元(景風曰:大唐以建寅為歲初,天竺以建卯為歲首。然則大唐令月皆以正月二三四至于十二,則天竺皆據白月十五日夜太陰所在宿為月名,故呼建卯為角月、建辰為氐月,則但呼角氐心箕之月,亦不論建卯建辰及正二三月也。此東西二之異義,學者先宜曉之,今又二詳釋如左也)。

古代の白博叉二月の春分の朔日、その時、曜は婁宿に宿り、道は斉しく景は正しく、日は中ごろにあり気は和らぎ、万物は次第に栄え、すべてが成長しました。梵天は喜び、これを歳の元としました(景風の言うには、大唐は寅の月を年の初めとし、天竺は卯の月を年の初めとします。つまり、大唐の暦の月はすべて正月、二月、三月から十二月までですが、天竺はすべて白月の十五日夜の太陰の宿る星宿を月の名前にします。そのため、卯の月を角月、辰の月を氐月と呼び、単に角・氐・心・箕の月と呼び、卯の月や辰の月、あるいは一月・二月・三月を論じることはありません。これは東と西の異なる考え方であり、学ぶ者はまずこれを理解すべきです。ここでさらに二つ、詳しく左に説明します)。

角月(景風曰:唐之二月也,斗建卯位之辰也)氐月(景風曰:唐之三月也,斗建辰位之辰也)

二月になり、折からの風が心地よく吹く季節となりました。(この「角月」とは、唐の時代の二月に当たり、北斗七星の柄のさす方角が卯の位置にある時期です。)

三月、豊かな実りを象徴する季節が訪れました。(この「氐月」とは、唐の時代の三月で、北斗七星が辰の方向を指す時期にあたります。大地に恵みが満ちるころです。)

心月(景風曰:唐之四月也,斗建巳位之辰也)箕月(景風曰:唐之五月也,斗建午位之辰也)

心の月(景風いわく、唐の四月にあたる。北斗の星は巳の位置に建つ時節である。) 箕の月(景風いわく、唐の五月にあたる。北斗の星は午の位置に建つ時節である。)

女月(景風曰:唐之六月也,斗建未位之辰也)室月(景風曰:唐之七月也,斗建申位之辰也)

六月(女月(景風の解説:唐の六月。北斗七星の柄が未の方角を指す月))、七月(室月(景風の解説:唐の七月。北斗七星の柄が申の方角を指す月))

婁月(景風曰:唐之八月也,斗建酉位之辰也)昴月(景風曰:唐之九月也,斗建戌位之辰也)

礼月<注:中国(唐)の8月、北斗七星の柄が酉の方角を指す月です。> 昴月<注:中国(唐)の9月、北斗七星の柄が戌の方角を指す月です。>

觜月(景風曰:唐之十月也,斗建亥位之辰也)鬼月(景風曰:唐之十一月也,斗建子位之辰也)

子月(11月)(景風によれば、唐の十月にあたる。北斗の柄が亥の方角を指す月である。)丑月(12月)(景風によれば、唐の十一月にあたる。北斗の柄が子の方角を指す月である。)

星月(景風曰:唐之十二月也,斗建丑位之辰也)翼月(景風曰:唐之正月也,斗建寅位之辰也)

星月(景風が言います。唐の十二月で、北斗が丑の位置を指す時期です。)翼月(景風が言います。唐の正月で、北斗が寅の位置を指す時期です。)

(新演如左。景風曰:以梵本初翻,學言隱密。唐之迷惑,不曉其由,自非久習致功,卒難行用。今請演舊為新。取歷月日列為立成,成前更為大唐月建十二辰圖,參之以宮名、會之以宿次,然後則曉然可觀、義理不隱。庶當代高才知此意也。大唐月建圖 每十二月日數。正月、二月、三月、四月、五月、六月、七月、八月、九月、十月、十一月、十二月。一日 虛室奎胃畢參鬼星翼角氐心二日 危壁婁昴觜井柳張軫亢房尾三日 室奎胃畢參鬼星翼角氐心箕四日 壁婁昴觜井柳張軫亢房尾斗五日 奎胃畢參鬼星翼角氐心箕牛六日 婁昴觜井柳張軫亢房尾斗女七日 胃畢參鬼星翼角氐心箕牛虛八日 昴觜井柳張軫亢房尾斗女危九日 畢參鬼星翼角氐心箕牛虛室十日 觜井柳張軫亢房尾斗女危壁十一日 參鬼星翼角氐心箕牛虛室奎十二日 井柳張軫亢房尾斗女危壁婁十三日 鬼星翼角氐心箕牛虛室奎胃十四日 柳張軫亢房尾斗女危壁婁昴十五日 星翼角氐心箕牛虛室奎胃畢十六日 張軫亢房尾斗女危壁婁昴觜十七日 翼角氐心箕牛虛室奎胃畢參十八日 軫亢房尾斗女危壁婁昴觜井十九日 角氐心箕牛虛室奎胃畢參鬼二十日 亢房尾斗女危壁婁昴觜井柳二十一日 氐心箕牛虛室奎胃畢參鬼星二十二日 房尾斗女危壁婁昴觜井柳張二十三日 心箕牛虛室奎胃畢參鬼星翼二十四日 尾斗女危壁婁昴觜井柳張軫二十五日 箕牛虛室奎胃畢參鬼星翼角二十六日 斗女危壁婁昴觜井柳張軫亢二十七日 牛虛室奎胃畢參鬼星翼角氐二十八日 女危壁婁昴觜井柳張軫亢房二十九日 虛室奎胃畢參鬼星翼角氐心三十日 危壁婁昴觜井柳張軫亢房尾)

> 新たに分かりやすく示すと以下の通りです。景風が言うには:梵本が初めて翻訳された時、学び言葉が隠微で難解でした。唐の人々も困惑し、その理由が分かりませんでした。長く修行に努めなければ、急には使いこなせないものです。そこで今、旧訳を新たに分かりやすく改めます。年月をかけて表を完成させ、その前にさらに大唐月建十二辰図を作り、宮名を加え、宿次を照らし合わせました。そうすれば、明らかに見えて、義理も隠れることはありません。どうか当代の優れた方々がこの意図を理解されますように。

**大唐月建図 毎月の日数の一覧**

正月、二月、三月、四月、五月、六月、七月、八月、九月、十月、十一月、十二月。

一日 虚 室 奎 胃 畢 参 鬼 星 翼 角 氐 心 二日 危 壁 婁 昴 觜 井 柳 張 軫 亢 房 尾 三日 室 奎 胃 畢 参 鬼 星 翼 角 氐 心 箕 四日 壁 婁 昴 觜 井 柳 張 軫 亢 房 尾 斗 五日 奎 胃 畢 参 鬼 星 翼 角 氐 心 箕 牛 六日 婁 昴 觜 井 柳 張 軫 亢 房 尾 斗 女 七日 胃 畢 参 鬼 星 翼 角 氐 心 箕 牛 虚 八日 昴 觜 井 柳 張 軫 亢 房 尾 斗 女 危 九日 畢 参 鬼 星 翼 角 氐 心 箕 牛 虚 室 十日 觜 井 柳 張 軫 亢 房 尾 斗 女 危 壁 十一日 参 鬼 星 翼 角 氐 心 箕 牛 虚 室 奎 十二日 井 柳 張 軫 亢 房 尾 斗 女 危 壁 婁 十三日 鬼 星 翼 角 氐 心 箕 牛 虚 室 奎 胃 十四日 柳 張 軫 亢 房 尾 斗 女 危 壁 婁 昴 十五日 星 翼 角 氐 心 箕 牛 虚 室 奎 胃 畢 十六日 張 軫 亢 房 尾 斗 女 危 壁 婁 昴 觜 十七日 翼 角 氐 心 箕 牛 虚 室 奎 胃 畢 参 十八日 軫 亢 房 尾 斗 女 危 壁 婁 昴 觜 井 十九日 角 氐 心 箕 牛 虚 室 奎 胃 畢 参 鬼 二十日 亢 房 尾 斗 女 危 壁 婁 昴 觜 井 柳 二十一日 氐 心 箕 牛 虚 室 奎 胃 畢 参 鬼 星 二十二日 房 尾 斗 女 危 壁 婁 昴 觜 井 柳 張 二十三日 心 箕 牛 虚 室 奎 胃 畢 参 鬼 星 翼 二十四日 尾 斗 女 危 壁 婁 昴 觜 井 柳 張 軫 二十五日 箕 牛 虚 室 奎 胃 畢 参 鬼 星 翼 角 二十六日 斗 女 危 壁 婁 昴 觜 井 柳 張 軫 亢 二十七日 牛 虚 室 奎 胃 畢 参 鬼 星 翼 角 氐 二十八日 女 危 壁 婁 昴 觜 井 柳 張 軫 亢 房 二十九日 虚 室 奎 胃 畢 参 鬼 星 翼 角 氐 心 三十日 危 壁 婁 昴 觜 井 柳 張 軫 亢 房 尾

仙人問言:凡天道二十七宿有闊有狹,皆以四足均分別,月行或在前後,驗天與說差互不同,宿直之宜如何定得?菩薩曰:凡月宿有三種合法,一者前合、二者隨合、三者並合,知此三則宿直可知也。云何前合?奎、婁、胃、昴、畢、觜六宿為前合也。

仙人(修行者)が質問した。 「天の道にある二十七宿(月の宿)には、広いものと狭いものがありますが、すべて四足(四つに分けた区分)によって均等に区別されています。ところが、月の運行は時には前後にずれて、実際に観測される空の様子(星の並び)とは食い違いや一致しない点があります。それでは、どの宿に月が当たるか(宿直)を決める基準は、どうやって定めるのが正しいのでしょうか?」

菩薩(悟りを求める修行者)が答えた。 「月の宿には三種類の組み合わせ方(合法)がある。第一に「前合」、第二に「随合」、第三に「並合」である。この三つを理解すれば、宿直の決め方も自然に分かる。では、「前合」とは何か?それは奎(けい)、婁(ろう)、胃(い)、昴(ぼ

云何為並合?參、井、鬼、柳、星、張、翼、軫、角、亢、氐、房十二宿為並合。

並合とは何か。それは、参・井・鬼・柳・星・張・翼・軫・角・亢・氐・房の十二の星宿が並び合うことである。

云何為隨合?心、尾、箕、斗、女、虛、危、室、壁九宿為隨合。

「宿が伴う(ずいごう)とは何か?」 心、尾、箕、斗、女、虚、危、室、壁の九つの星宿が、これに当たります。

凡宿在月前、月居宿後為前合。月在宿前、宿在月後,如犢隨母為隨合。宿月並行,為並合也(景風曰:凡天象之法,西為前、東為後。如月在宿東、宿在月西,則是宿在月前、月在宿後。他皆倣此也)。

一般に、月が星宿(せいしゅく)の手前にあって、星宿が月の後ろにある場合を「前の合(ごう)」と呼びます。 また、月が星宿の後ろにあり、星宿が月の前にあって、子牛が母牛に従うように進む場合を「従(したが)う合」といいます。 さらに、星宿と月が並んで進む場合を「並(なら)び合い」といいます。

頌曰:

偈に曰く:

六宿未到名前合, 十二宿月左右合,
九宿如犢隨從母, 奎宿直應當知耳。

六宿に至る前、星が名と合い、 十二宿の頃、月は左右に合う。

九宿は子牛が母に従うように、 奎宿の直下にある時、これを知るべきである。


2 序日宿直所生品

CBETA コード: T1299

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