十門辯惑論卷上
大慈恩寺沙門釋復禮撰
答大子文學權無二釋典稽疑
唐 · 復禮撰 著
1.2 万字 · 約 41 分
『十門辯惑論』は、唐代の高僧・復礼によって著されました。当時の仏教界における仏性や因果など核心的な教義に関する論争に対し、問答形式で十大の難題を体系的に論じたものです。本論は唯識思想と如来蔵思想を基盤とし、中国仏教の伝統を融合させ、宗派間の見解の相違を調和し、正しい見解を明らかにするために編まれました。全編は構造が厳密で、教理の深遠さに優れ、唐代仏教教学における重要な文献であり、漢伝仏教が理論的統合期に到達した思弁的成果を反映しています。後世の唐代仏教思想史研究に対し、重要な価値を有する著作です。