般若波羅蜜多心經略疏小鈔
般若心経略疏小鈔 (般若心經略疏小鈔)
「般若心經略疏小鈔」について
明 · 錢謙益集 著
4.4 万字 · 約 147 分
『般若心経略疏小鈔』は、明末清初の文壇をリードした銭謙益による仏教に関する著作です。この書は明清交代期に生まれ、儒者としての立場から深く仏法に分け入り、儒教と仏教の思想を融合させながら、鳩摩羅什が漢訳した『般若波羅蜜多心経』に対する精要な注釈を施したものです。内容は主に、『心経』が説く空の思想と般若の智慧を明らかにすることに重点を置き、さらに唯識の学説を交えて解釈を加えています。この著作は、明末の在家仏教における経典研究の気風を反映するだけでなく、文字による般若(言葉の智慧)を通じて世俗と出世間の法を融通させるという銭氏の思想的特色を示しており、仏教教義史および明清思想史の両面において重要な位置を占め、在家仏教と『心経』の受容・流布を研究する上での鍵となる文献です。
著作権:原文は CBETA
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