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菩提達磨大師略弁大乗入道四行観 (菩提達磨大師略辨大乘入道四行觀)

「菩提達磨大師略辨大乘入道四行觀」について

梁 · 菩提達磨說 著

996 字 · 約 3 分

菩提達磨大師略辨大乗入道四行観は、禅宗初祖菩提達磨が口述し、弟子が記録・整理したもので、中国南北朝時代の梁の時代に成立しました。この経典は大乗仏法の核心的な修行法を明らかにし、入道の四つの実践――報冤行、随縁行、無所求行、称法行――を提唱しています。般若の智慧によって真如の法性に合致し、実践を通じて煩悩を解消し、実相に到達することを強調しています。禅宗の根本教義の一つとして、中国禅宗の理論的基盤を築き、後世の禅修に深遠な影響を与え、初期禅宗思想を研究する上で重要な典籍となっています。


菩提達磨大師略辨大乘入道四行觀

菩提達磨大師の略説、大乗入道四行観

No. 1217-A

No. 1217-A

弟子 曇琳 序

弟子 曇琳 序

法師者西域南天竺國人。是婆羅門國王第三之子也。神慧疎朗。聞皆曉悟。志存摩訶衍道。故捨素隨緇。紹隆聖種冥心虗寂。通鑒世事內外俱明。德超世表。悲悔邊隅正教陵替。遂能遠涉山海遊化漢魏。亡心之士莫不歸信。存見之流乃生譏謗。于時唯有道育惠可此二沙門。年雖後生俊志高遠。幸逢法師事之數載。虔恭𧫎啟善蒙師意。法師感其精誠誨以真道。令如是安心。如是發行。如是順物。如是方便。此是大乘安心之法。令無錯謬。如是安心者壁觀。如是發行者四行。如是順物者防護譏嫌。如是方便者遣其不著。此略序所由云爾。

法師は、西域の南天竺国の人である。バラモン王家の第三子として生まれた。生まれつき知恵が明瞭で、聞いたことはすべて悟り理解した。大乗の道を志し、在家の身を捨てて出家した。聖なる教えの系統を受け継ぎ、心を虚空の如き静けさに置き、世の事柄を深く観察し、内外ともに明らかであった。その徳は世を超えていたが、辺境の地で正しい教えが衰退していることを悲しみ、海や山を越えて遠くまで旅し、漢や魏の地で教えを広めた。執着のない心を持つ者は、皆、彼に帰依したが、先入観にとらわれた者たちは、かえって非難した。

当時、道育と恵可という二人の修行僧がいた。彼らは若かったが、志は高く遠大であった。幸運にも法師に出会い、数年にわたって師事した。真心を尽くして敬い、教えを請い、法師の心を動かした。法師は彼らの誠実さに感じ入り、真の道を授けた。

「このように心を安んじよ。このように実践せよ。このように世に従え。このように工夫せよ。」これが大乗における心の安め方の教えであり、誤りのない道である。

「このように心を安んじる」とは、壁観である。 「このように実践する」とは、四行である。 「このように世に従う」とは、非難を避けることである。 「このように工夫する」とは、執着を手放すことである。

以上が、その教えが生まれた経緯のあらましである。


達摩大師四行觀

CBETA コード: X1217

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