將釋此經五重玄義:一釋名,二顯體,三明宗,四辨用,五教相。釋此五重,有通有別。通釋七番,具如法華玄義,茲不復出。今別釋中,釋名為二:先就經中所結五名彰存略,次就今題通別諸字正解釋。
この経典を解釈するにあたり、五重の玄義を立てる。第一に名を釈し、第二に体を顕し、第三に宗を明らかにし、第四に用を弁じ、第五に教相を説く。
この五重を解釈するには、通じた解釈と別個の解釈がある。通じた解釈については七つの項目があり、その詳細は『法華玄義』に示されているので、ここでは改めて述べない。
今、別個の解釈の中でも、名を釈すことは二つに分かれる。まず、経典中にまとめられた五つの名に基づいて、その存在と省略を明らかにする。次に、現在の題名における通じた字と別個の字について、正しく解釈を施す。