十誦律卷第一(初誦之一)
十誦律 巻第一(初誦の一)
後秦北印度三藏弗若多羅共羅什譯
後秦・北インドの三蔵・弗若多羅と鳩摩羅什共訳
後秦 · 底本の訳者:弗若多羅共羅什
66.0 万字 · 約 2200 分
『十誦律』は仏教の根本広律の一つであり、説一切有部に属し、弗若多羅と鳩摩羅什によって後秦の弘始年間に長安で漢訳された。この律は姚興の支援のもと体系的に伝訳され、仏陀が僧団のために制定した戒条、儀規および制戒の因縁を記録しており、全部で十の誦(章篇)から成り、比丘戒相、羯磨、布薩などの内容を含む。漢伝仏教における四大広律の一つとして、『十誦律』は初期戒律と僧伽制度の研究に重要な文献を提供し、中国律宗の形成と戒律実践に深遠な影響を与えた。