錦江禪燈卷第一
昭覺丈雪 通醉 輯
紹興幻菴 胡昇猷 訂
四祖下第六世(旁出)
清 · 通醉輯 著
14.0 万字 · 約 467 分
『錦江禅燈(きんこうぜんとう)』は、清代の臨済宗高僧・通酔(つうすい)によって編纂された重要な禅宗灯録体の史伝である。本書は清初にまとめられ、主に四川地域(古くは錦江流域と称される)における唐代から清代に至る禅宗人物の機縁語録と法系の伝承を収録し、臨済宗の法脈に重点を置いている。その内容は、多くの禅師の行跡と開示を記すのみならず、明清交代期における蜀地禅宗の展開と法脈の流布をも反映している。本書は、地域禅宗史、特に四川禅宗の伝承と臨済宗の発展を研究する上での重要文献であり、仏教史料としての価値も高い。後世が西南地域における禅宗の伝播と変遷を理解するための貴重な根拠を提供している。