第五祖提多迦摩伽國人其姓則未詳。初從毱多尊者出家。行化至中印土。會大仙者彌遮迦自說夙緣。求為其徒。及將入滅。乃以法付彌遮迦。說偈曰。
第五祖 提多迦尊者は、マガダ国の人で、その姓は詳らかではない。 最初は、毱多尊者に従って出家した。後に中インドへ赴き、教化を行った。そこである大仙、弥遮迦に出会い、自らの過去世の因縁を語り、弟子となることを願った。やがて入滅の時が近づくと、弥遮迦に法を継承させ、次の偈を説いた。
通達本心法 無法無非法
悟了同未悟 無心亦無法
心の本質を悟れば、法もなければ非法もない。 悟っても悟らなくとも同じ、心もなく法もない。
(注釈なし)