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大乗荘厳経論 (大乘莊嚴經論)


大乘莊嚴經論神通品第八

大乗荘厳経論 神通品第八

釋曰:說真實義已,次顯菩薩神通相。偈曰:

釈して言います。真実義を説き終えて、次に菩薩の神通の相を明らかにします。偈に言います。

起滅及言音, 心行亦先住,
向彼令出離, 六智自在通。

起滅および言音、 心行もまた先に住し、 彼に向かって出離せしめ、 六智自在に通ず。

釋曰:起滅者,謂生死智境,知諸眾生生死故。言音者,謂天耳智境,隨彼所起言語悉聞知故。心行者,謂他心智境,能知他人心行差別故。先住者,謂宿命智境,知彼先住善惡所集故。向彼者,謂如意智境,隨彼處處往教化故。出離者,謂漏盡智境,知彼眾生出離應不應故。如此六智,於諸世界六義差別遍知無礙勇猛自在,是名菩薩神通自性。已說自性,次說修習。偈曰:

注釈して言います。起滅とは、生死智の対象であり、諸々の衆生の生死を知るからを指します。言音とは、天耳智の対象であり、彼らが発する言葉をことごとく聞き知るからを指します。心行とは、他心智の対象であり、他人の心行の差別をよく知るからを指します。先住とは、宿命智の対象であり、彼らが過去に住した場所でどのような善悪を積み集めたかを知るからを指します。向彼とは、如意智の対象であり、彼らがいる所へどこであれ赴いて教化するからを指します。出離とは、漏尽智の対象であり、彼ら衆生が出離すべきか否かを知るからを指します。このような六つの智は、あらゆる世界における六つの義の差別を偏りなく知り、妨げなく勇猛に自在に働きます。これを菩薩の神通自性と名づけます。自性についてはすでに説きました。次に修習について説きます。偈(げ)に言います。

第四極淨禪, 無分別智攝,
如所立方便, 依此淨諸通。

第四に極めて浄らかな禅定であり、無分別の智慧に摂められます。 立てられた方便の通りに、これに基づいて諸々の神通を浄めます。

釋曰:如所依禪、如所攝智、如所立方便,菩薩作意修習,則得最上神通。已說修通,次說得果。偈曰:
三住住無比, 所住善供養,
令彼得清淨, 是說神通果。
釋曰:神通有三種果。一勝住果,此住有三種:一聖住、二梵住、三天住,所得無比無上故。二善供養果,隨所住處,世間眾生大供養故。三令他清淨果,能令供養者得清淨故。問:神通有六種業,一自業、二他業、三光業、四戲業、五化業、六淨業,此云何?偈曰:
世生成壞事, 見彼猶如幻,
種種他所欲, 自在隨意成。
釋曰:此偈上半顯示自業,見諸世界及諸眾生若成若壞猶如幻故。下半顯示他業,謂動地放光等事,隨他所欲自在現故。十種自在,如《十地經》說。偈曰:
神光照惡趣, 令信生善道,
威力震天宮, 動殿令魔怖。
釋曰:此偈顯示光業。光業二種:一救苦、二怖魔。上半偈明救苦,謂下照惡道眾生,令發信心得生善道故。下半偈明怖魔,謂上照天宮動魔宮殿,令魔驚怖故。偈曰:
遊戲諸三昧, 僧中最第一,
恒現三種化, 以是利眾生。
釋曰:此偈上半顯示戲業,於佛眾中遊戲諸定最得自在。下半顯示化業,化有三種:一業化,工巧業處自在化故;二隨化,隨他所欲自在化故;三上化,住兜率天等勝上化故。以是三化,恒為利益。偈曰:
智力普自在, 剎土隨欲現,
無佛令聞佛, 懸擲有佛境。
釋曰:此偈顯示淨業。淨業二種:一淨剎土、二淨眾生。上半偈明淨剎土,由智自在隨彼所欲能現水精琉璃等清淨世界故。下半偈明淨眾生,於無佛世界能令聞佛起淨信心生有佛處故。已說業用,次說相應。偈曰:
成熟眾生力, 諸佛所稱譽,
發語無不信, 如是說相應。
釋曰:神通相應有三種。一成生相應,譬如鳥翅初得成就。二稱譽相應,常得諸佛之所讚歎。三信受相應,凡所言說人皆信受。已說相應,次說住神通具。偈曰:
六智及三明, 八解八勝處,
十遍諸三昧, 勇猛資神通。
釋曰:菩薩住神通具,有六種差別:一、六智;二、三明;三、八解脫;四、八勝處;五、十遍入;六、諸三昧。如是六義,是分別神通具差別。已說住神通具,次說神通大。偈曰:
能安不自在, 常勤於利物,
行有無怖畏, 勇猛如師子。
釋曰:菩薩神通有三種大。一自在大,眾生由煩惱故不得自在,菩薩智力能自在安置故。二歡樂大,由常勤利益眾生一向樂故。三無畏大,行三有中得極勇猛如師子故。神通品究竟。

7 真實品
9 成熟品

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