「大乘中觀釋論」について
宋 · 安慧菩薩造 著 · 底本の訳者:惟淨等
2.6 万字 · 約 86 分
『大乗中観釈論』は、インドの論師・安慧菩薩によって著され、宋代の訳経僧・惟浄らによって漢訳されました。この論書は中観派の重要な文献であり、般若思想を核心として、縁起性空や二辺を離れた中道の正見を明らかにし、諸法の実有への執着を破ります。その内容は唯識と中観の教理を深く融合させ、大乗仏教における如来蔵思想と空性の融合の傾向を反映しています。仏教史上において承前啓後の重要な位置を占め、中観学派と瑜伽行派の交流を研究する上で重要な典籍であり、漢伝仏教の教義の発展に深遠な影響を与えました。