大梵天王問佛決疑經目次
- 序品第一
- 拈華品第二
- 月輪品第三
- 法界品第四
- 六大品第五
- 降魔品第六
- 往生品第七
大梵天王問佛決疑經
1.9 万字 · 約 63 分
『大梵天王問佛決疑経』は、中国仏教の経典の一つであり、宋代の僧侶・施護らによって漢訳されたと伝えられていますが、後世の仮託とする説もあります。この経典は神話的な形式で、大梵天王が仏陀に金色の波羅花を捧げ、仏陀がその花を拈(ひね)って大衆に示すと、ただ摩訶迦葉のみが顔をほころばせて微笑んだという故事を記しています。これにより、禅宗における「以心伝心」「教外別伝」の法脈が開かれたとされます。本経は伝統的な大蔵経には収録されていませんが、この「拈花微笑」の公案は、禅宗がその伝法の源流とする重要な根拠として尊ばれ、中国禅宗の思想と相承譜系の確立に深い影響を与えました。禅宗の起源を理解する上で重要な文献の一つです。