僧德圓
僧徳円
法號明鏡。是福清縣石氏子也。預誠往參求乞真要。師曰。我佛大慈平等。敷演三乘五教。隨機濟度。末後拈花示眾。教外別傳。涅槃妙心。實相無相。付典摩訶迦葉。代相傳。至達磨大師而來東土。直指人心。見性成佛。汝自回光返照。明自本心。見自本性。非色非空。非中非外。洞徹十方。融通三際。百千三昧恒沙妙用。不離當處。(德圓)有省。即說偈。本來清淨不思議。隨方就圓在當機。三昧現前通大道。放光現瑞妙希奇。師曰。自當護持。圓明種智。付囑一偈。單傳直指心印心。真如無相現精明。叮囑東君宜保守。時當悲運接後人。
法号は明鏡。福清県の石氏の子なり。誠を預けて往き参じ、真の要を乞い求む。師曰く、我が仏は大慈平等にして、三乗五教を敷演し、機に随って済度す。末後に花を拈って衆に示し、教外別伝、涅槃の妙心、実相無相を、摩訶迦葉に付典す。代々相伝し、達磨大師に至って東土に来たり、直に人心を指し、性を見て仏と成る。汝自ら回光返照し、自らの本心を明らかにし、自らの本性を見よ。色にあらず空にあらず、中にあらず外にあらず、十方を洞徹し、三際に融通す。百千の三昧、恒沙の妙用、当処を離れず。徳円、省有り。即ち偈を説く。本来清浄不思議、方に随って円に就き当機に在り。三昧現前に大道を通じ、光を放ち瑞を現す妙希奇。師曰く、自ら護持すべし。円明の種智を付囑す。一偈を付す。単伝直指心に心を印す。真如無相現精明。東君に叮嚀す宜しく保守すべし。時に悲運に当たり後人を接す。