菩薩戒經義疏會本序
菩薩戒経義疏会本序
余友隱公會此經疏余一覽已乃讚歎曰字不譌句不碎有益于物葢莫大焉然此義疏荊谿不解之於前四明不釋之於後故無鈔記足可全依如是則但會經疏不亦宜乎隱公聞之請以題端因而筆記云爾。
私の友人、隠公がこの経疏を会合で用いた。私が一覧して、すぐに感嘆して言った。「文字に誤りなく、文が乱れず、人々の利益となること、これ以上のものはありません」。しかし、この義疏は、荊谿が先に解釈せず、四明が後に注釈を加えなかったため、書き記すべき注釈書がありません。したがって、完全に依拠できるものはないのです。そうであれば、ただ経疏を会得するだけでも、それで良いのではないでしょうか。隠公はこれを聞き、序文に記すことを願い出たので、私は筆を執って記した次第です。
貞享甲子臘月下旬台宗比丘唯忍子敘
貞享甲子年の臘月(十二月)下旬、天台宗の僧侶、唯忍子が記す。