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禅林宝訓 (禪林寶訓)


禪林寶訓序

『禪林寶訓』序

寶訓者。昔妙喜竹菴誅茅江西雲門時共集。予淳熙間。遊雲居得之老僧祖安。惜其年深蠧損首尾不完。後來或見于語錄傳記中。積之十年僅五十篇餘。仍取黃龍下至佛照簡堂諸老遺語。節葺類三百篇。其所得有先後。而不以古今為詮次。大概使學者削勢利人我趨道德仁義而已。其文理優游平易。無高誕荒邈詭異之跡。實可以助入道之遠猷也。且將刊木以廣流傳。必有同志之士。一見而心許者予。雖老死丘壑而志願足矣。東吳沙門淨善書。

『寶訓』とは、かつて妙喜・竹菴が江西の雲門で茅を刈り集めたものである。私は淳熙の頃、雲居に遊んだ際に、老僧の祖安からこれを得た。惜しむらくは、年を経て虫損し、首尾が完全でない。その後、語録や伝記の中に見られることもあったが、十年かけて集めても僅か五十篇余りであった。そこで、黄龍より佛照・簡堂に至る諸老師の遺した言葉を取り、節約して編集し、類聚して三百篇とした。その得たところに先後はあるが、古今によって順序を定めることはしない。おおむね、学び手に勢利や我執を削ぎ落とさせ、道徳・仁義に趣かせようとするのみである。その文理はゆったりとして平易であり、高遠で荒唐無稽または奇怪な跡がない。まことに、入道の大きな助けとなる道筋を支えることができるであろう。まさに版本として彫り、広く流伝させようと思う。必ずや、同じ志を持つ士がいて、一目見て心から賛同してくれる者があろう。私がたとえ老いて山野に没しても、この願いは満たされるのである。東吳の沙門・淨善が記す。


第一

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