劫量篇第一(劫災有二一小二大)
劫量篇第一
唐 · 道世撰 著
101.6 万字 · 約 3387 分
法苑珠林は、唐代の高僧・道世によって編纂され、唐の高宗・総章元年(668年)に完成した仏教の重要な類書典籍です。全書は百巻からなり、仏教の経・律・論の三蔵に収められた典故、名相、教義、因果応報の物語などを体系的に分類・整理しています。内容は仏教の宇宙観、修行方法、戒律や儀軌など多岐にわたり、「仏教の百科事典」と称されています。道世は厳格な学問的態度で広く経典を引用し、唐代以前の仏教文献を数多く保存しており、極めて高い史料価値を有しています。この書は唐代の仏教研究に深い影響を与えただけでなく、後世の学者が仏教教義を体系的に研究するための重要なよりどころを提供し、中国仏教文献史上において重要な地位を占めています。