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  1. 不動使者陀羅尼秘密法 (不動使者陀羅尼祕密法)
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不動使者陀羅尼秘密法 (不動使者陀羅尼秘密法)


別畫使者法第三
若欲得見不動使者,乃至種種千事人間之事皆可稱心者,當畫不動使者,身赤黃色,上衣斜帔,青色,下裳赤色,左邊一髻,黑雲色,童子相貌,右手執金剛杵、左手執羂索,口兩邊微出少牙,怒眼赤色,火焰中坐石山上。於此畫像前種種結印念誦,皆得成就,放光、隱形、縛一切鬼神皆得成就。
假令無畫像,但清淨處或寺中,得一間淨房無人鬧,即得念誦。一切世間鬼神病瘧等,誦七遍或至二十一遍,無不即差。於此畫像前,淨泥地,燒安悉香,取一明鏡當心安之,口加念誦,令一小兒女子等看鏡中,問其所見,即皆言說所求願事。須喚龍神,但得名字,立童男女清淨者,誦呪呪之,其神等入此童子心中,便共行者語三世之事,所問皆答。若欲得矜羯羅成就者,月生一日起首,早起清淨,畫像前散花,檀香末泥地作壇,呪一百八遍。日午、黃昏各誦一百八遍,若多誦不絕最好。餘時不能誦呪,但向道場中坐,一心正念,至時而誦亦得。至十五日滿,即造種種飲食供養。畫像前方一肘,作坑深一搩指,燒遏伽木;若無,用苦練木亦得。取白芥子一斗五升,從黃昏起首,誦取杏人許芥子,呪一遍了即投火中燒之。其芥子以蘇和之令濕。如此燒呪至半夜後,矜羯羅即現形云:「須作何驅使?」行人報云:「須矜羯羅今日已後有事須問,常相隨逐更莫東西。」矜者,問事也。羯邏者,驅使也。若不現者,心決定念誦不動使者,必須得見,莫生狐疑,直至平明無不來者。現已種種驅使處分皆得,乃至洗手或用柳枝令取皆得,欲得上天入山,亦扶行人將去。

たとえ画像がなくても、清らかな場所や寺の中で、人の騒がない静かな部屋を一つ得れば、すぐに念誦することができます。あらゆる世間の鬼神による病やマラリアなどは、七遍あるいは二十一遍まで唱えれば、たちどころに癒えないものはありません。この画像の前で、地面を清らかな泥でならし、安悉香を焚き、一つの明るい鏡を心の位置に当てて置き、口で念誦しながら、一人の幼い子供や女の子などに鏡の中を見させて、その見たところを尋ねると、皆が求める願いの事を語ります。龍神を呼び出すには、ただその名前を得て、清浄な童男童女を立たせ、呪を唱えて呪すると、その神々はこの童子の心の中に入り、修行者と共に三世の事を語り、問われたことには皆答えります。もし矜羯羅の成就を得たいと思うなら、月の一日から始めて、早く起きて清浄にし、画像の前で花を散らし、檀香の粉末で地面に壇を作り、百八遍唱えます。昼と夕方にそれぞれ百八遍唱え、もし多く唱えて絶やさなければ最も良いです。その他の時に呪を唱えられないときは、ただ道場に向かって座り、一心に正念を保ち、時が来たら唱えてもよいです。十五日が満ちたら、さまざまな飲食物を作って供養します。画像の前で一方肘のところに、深さ一搩指の穴を掘り、遏伽木を焼きます。もしなければ、苦練木を使ってもよいです。白芥子を一斗五升取り、夕方から始めて、杏の実ほどの芥子を唱えて一遍唱えるごとに火の中に投じて焼きます。その芥子は酥で和えて湿らせます。このように焼き唱えて半夜過ぎまで続けると、矜羯羅がすぐに姿を現して言います。「何の使いをさせるのか」と。行者は答えて言います。「矜羯羅よ、今日以後、事があれば問わねばならぬ。常に付き従い、さらによそへ行くな」と。矜とは問う事です。羯邏とは駆使する事です。もし現れなければ、心に不動使者を決定して念誦し、必ず見なければなりません。疑いを生じてはなりません。夜明けまでに来ないものはありません。現れたならば、さまざまな使いや指示が皆かないます。さらには手を洗うことや柳の枝を使うことなども取らせることができます。天に上り山に入りたいと思えば、また行者を支えて連れて行きます。

欲得見欲界上天女等,令將來相見亦得。何況人間取人及物,乃至種種飲食。此神作小童子形,有兩種:一名矜羯邏,恭敬小心者是;一名制吒迦,難共語惡性者是。猶如人間惡性在下,雖受驅使,常多過失也。若無事時,向道「且去還來」,莫向道「無事好去」。若向道「無事好去」,即便長去,更不來矣。第一須記不得邂逅。西國有僧驅使多年,一朝誤,遂不復來,乃涕哭悔恨不復更至。

欲界の天女たちを見たいと思えば、彼女たちを連れてきて会わせることもできる。ましてや人間界から人や物、さらには様々な飲食を取ってくることなど、いともたやすいことだ。

この神は小さな童子の姿をしており、二種類いる。一つは矜羯羅(こんがら)といい、礼儀正しく控えめな性格である。もう一つは制吒迦(せいたか)といい、口が悪く扱いにくい性質を持っている。まるで人間界の扱いにくい下僕のように、使役されていても常に過ちを犯しがちだ。

用事がない時には、「さあ行って、また戻っておいで」と言い、「用事がないから、さあ行ってくれ」と言ってはならない。「用事がないから、さあ行ってくれ」と言ってしまうと、そのまま去って二度と戻ってこなくなるからだ。何よりも覚えておかなければならないのは、決して出会いを偶然に任せてはならないということだ。西方の国のある僧は、長年使い続けていたが、一度の過ちで二度と戻ってこなくなり、泣きながら後悔し、もう決して訪れなくなってしまったという。

若欲使古力迦龍王者,於壁上畫一劍,以古力迦龍王繞此劍上。龍形如蛇,中劍書此阿字,心中亦自觀此劍及字了了分明,心念不動使者,誦一百八遍。一日三時,滿六箇月,多誦益好。若月滿已後,古力迦龍王自現其形作人形狀,常相隨逐,任所驅使。
不動使者根本呪曰:

不動明王の根本真言は次のように唱えます:

「那謨三漫多嚩日囉(二合)喃(一)尾迦吒微吃哩多羯邏(二)摩訶閉㘑多(三)蜜瑟咤(上)契註(知古反)叱瑟吒(二合)訶囉(四)按怛囉摩囉達囉(五)折覩嚕木佉(六)濕嚩(二合)囉那囉迦迦比嚕𠷈持嚩(二合)計舍吽(七)跋折囉(二合)跋折𡀔(二合)𦽆囉吽泮莎訶」

南無、一切の金剛に帰命します。 一、偉大なる破壊者よ、 二、猛威を振るう者よ、 三、偉大なる守護者よ、 四、堅固なる鎧をまとう者よ、 五、不壊なる宝珠の持ち主よ、 六、清浄なる眼を持つ者よ、 七、金剛杵を自在に操る者よ、 八、一切を打ち砕く者よ、 九、煩悩を滅ぼす者よ、 十、成就を与える者よ。

持此呪者,於六月中每日三時誦念不絕,每日清淨飲食。每欲食時先出一分安淨器中,呪二十一遍,待身食了將此器食寫著淨處。月滿已後,不動使者滿種種願。三時者,早時、午時、黃昏時。時別一百八遍,此名受持根本呪法。後更有心呪出食。

この呪文を持つ者は、六ヶ月の間、毎日三回、絶え間なく唱え続けます。毎日清らかな飲食をとり、食事のたびに、まず一部を清らかな器に取り分け、二十一遍呪文を唱えます。自分の食事を終えた後、その器の食べ物を清らかな場所に捨てます。満月の後、不動の使者が様々な願いを満たしてくれます。三回とは、朝、昼、夕方の時間です。それぞれの時間に百八回ずつ唱えます。これが根本の呪法を受持する方法です。その後、さらに心の呪文を唱えて食べ物を捧げます。

此不動使者毘盧遮那佛之化身,一持之後生生加護。若求無上出世菩提者,當清淨梵行,一心精進,當得種種不思議三昧、不思議境界、不思議神通、不思議辯才、不思議力用,如是之事證者乃知,不可具說。若世間之人世習未斷,雖千度觸犯種種重業,使者皆許其懺悔,不即捨離。

この不動の使者は、毘盧遮那仏の化身であり、一度心に抱けば、生々世々にわたって加護を授かります。

もし無上の出世菩提を求めようとするならば、清らかな梵行を実践し、一心に精進すべきです。そうすれば、さまざまな不思議な三昧、不思議な境地、不思議な神通力、不思議な弁才、不思議な力用を得ることができるでしょう。これらのことは、実際に体験した者だけが知りうることであり、言葉で詳しく言い尽くすことはできません。

もし世間の人で、まだ世の習いが断ち切れず、たとえ千度にわたって様々な重い罪業を犯したとしても、この使者はその懺悔を許し、すぐに見捨てることはありません。

結界護身法, 先作海䗍印。

結界護身の法は、まず海螺の印を作ることから始めます。

以左手中指已下三指握右手中指已下三指,各以當手大母指捻無名指,相捉訖直竪右手頭指,屈左手頭指捻右手頭指第二節文,安口上誦根本呪七遍,於頂上右旋三匝,隨心遠近結界即成,無能犯者。

左手の中指から下の三本の指で右手の中指から下の三本の指を包み、それぞれの手の親指で薬指を軽く押さえます。両手をしっかり組み合わせたら、右手の人差し指をまっすぐ立て、左手の人差し指を曲げて右手の人差し指の第二関節に当てます。この印を口の前に構え、根本呪を七回唱えます。次に、頭上で右回りに三回円を描き、心に思う範囲に結界を張ります。これにより、誰も侵すことのできない守りが完成します。

次作甲印。

次に甲の印を作ります。

合二手,以二頭指二無名指入掌內相叉,直竪二大母指二中指二小指相合,如三鈷金剛杵形,名為甲印。誦根本呪七遍已,先安額上、次右肩、次左肩、次心上、次喉上,五處印之以護身。欲坐念誦,皆先作此護身法。欲出行去,亦宜作之。

両手を合わせ、人差し指と薬指を掌の中に入れて互いに組み、親指と中指と小指をまっすぐに立てて合わせ、三鈷金剛杵の形のようにします。これを甲印といいます。

根本呪を七遍唱えた後、まず額に、次に右肩、次に左肩、次に心の上、次に喉の上、この五か所に印を結んで身を護ります。

座って念誦を始めるときは、必ず先にこの護身法を行います。外出するときも、これを行うのがよいでしょう。

次作劍印。

次に剣の印を結びます。

以左手大母指捻無名指小指頭,直申頭指及中指為劍鞘,又以右手大指捻無名指小指甲上,直申中指頭指為劍,內左手掌中,名劍印。安心上,令中指頭直竪,誦不動使者辟一切惡毒呪。呪七遍訖,移安頂上。呪曰:

左手の親指で薬指と小指の先を軽く押さえ、人差し指と中指はまっすぐ伸ばして剣の鞘とします。右手の親指で薬指と小指の爪の上を軽く押さえ、中指と人差し指をまっすぐ伸ばして剣とします。これを左手の掌の中に納め、これを「剣印」といいます。

この印を心の上(胸の前)に置き、中指と人差し指をまっすぐ立てて、不動明王の使者が一切の悪毒を退ける呪文を唱えます。呪文を七遍唱え終えたら、印を頭の上に移します。

呪文は次の通りです:

「唵阿者囉迦那步陀制吒迦(上)吽吽可伊(許伊反)可伊一譚(去)蘖哩醯摩訶哩毘沙颯(蘇急反)多惡紇哩鴆(鵠鴆反)泮」

オーン、アジャラカナブダ・チェータカ(上)・フーン・フーン・カイ(許伊反)・カイ・イタン(去)・ゲリヒ・マハリ・ビシャ・サッ(蘇急反)タ・アク・ギリ・ジュム(鵠鴆反)・パーン

若有人服毒欲死,作此印呪七遍,即可。若欲結界、辟鬼神、開惡雲等,即安左膝上,如拔刀劍狀用力拔之,於頂上右旋三匝,隨意遠近,以劍竪安眉間少時而止,一切無敢犯者。若欲念誦,先作此印,然後開手取珠依常念誦。

もし人が毒を服して死を望むならば、この印と呪を七回唱えれば、たちまちに救われる。もし結界を張り、鬼神を退け、悪しき雲を払いたいならば、左の膝の上に置き、刀剣を抜くように力を込めて引き抜き、頭上で右に三回旋回させ、望む遠近に合わせ、剣を立てて眉間にしばらく置き、それで止めれば、すべてのものが犯すことを敢えてしない。もし念誦を望むならば、まずこの印を作り、その後手を開いて数珠を取り、常の通りに念誦すればよい。

次作無畏清淨印。

次に無畏清浄印を作す。

以右手大指上節捻頭指甲上,餘三指並直申呪七遍。所欲供養香花等令清淨者,並以此印三指點清水灑之即淨。若有恐懼之人來求依護者,衣下結此印,稱前人名字七遍。呪訖,前人即不復怖。名無畏清淨印。

右手の親指の先で人差し指の爪の上を軽く押さえ、残りの三本の指はまっすぐ伸ばして呪文を七回唱えます。供養したい香や花などを清めたいときは、この印を結んだ三本の指で清らかな水を少し取り、それらに振りかければ清浄になります。もし恐れを抱く人が来て守りを求めたら、衣の下でこの印を結び、その人の名前を七回唱えてください。呪いを終えると、その人はもはや恐れることはなくなります。これを「無畏清浄印」と呼びます。

次誦不動迎請呪。

次に不動明王を迎え請う呪を唱えます。

「那麼 三曼多 跋折囉(二合)喃阿哩夜跋折囉(二合)摩訶俱𡀔陀阿蘖瑳阿蘖瑳緊之囉斯一鄧迦哩蠅俱嚧那摩莎訶」

「ナマ サマンダ バジャラ(二合)ナン アリヤ バジャラ(二合) マハー クンダ アガチャ アガチャ キンジラ シタン カリウン クルナマ スヴァーハー」

用前劍印安頂上,左手中指頭三屈,三遍誦呪招召之,即來赴也。

まず、剣の印を頭の上に置き、左手の中指の先を三度曲げます。その間に三回、呪文を唱えて招き寄せると、すぐにやって来ます。

次作索印。

次に印を求めます。

以右手大母指捻中指已下三指甲,直竪頭指,以左手中指已下三指握右手頭指,屈左手頭指押左手大母指甲上。誦索呪曰:

右手の親指で中指以下の三本の指の爪をつまみ、人差し指をまっすぐ立てます。左手の中指以下の三本の指で右手の人差し指を握り、左手の人差し指を曲げて左手の親指の爪の上に押し当てます。索の呪を唱えます。

「那摩三曼多未實囉喃阿播捨判者那吽泮」

南無三曼多母陀羅喃 阿婆捨半遮那 吽 パン

呪七遍已,用伏一切鬼神。令一千二千里追人及天龍八部等,用此印呪。

この印と呪を七回唱え終えたならば、あらゆる鬼神を従わせることができます。千里二千里の彼方にいる人々や、天龍八部衆なども、この印と呪によって呼び寄せることが叶います。

次作師子奮迅印,如前甲印申,二頭指開直竪之,身立如金剛勢,以印或左或右麾之,怒目瞋意吽聲誦師子呪曰:

次に師子奮迅印を作す。先の甲印の如く申し、二つの頭指を開きて直に竪て、身を立つるは金剛の勢の如くす。印を以て或いは左に或いは右に麾し、怒目瞋意して吽声にて師子の呪を誦す。

「那摩三曼多末實囉喃」

南無三曼多母陀羅喃

「唵阿者羅迦那戰拏娑太耶吽泮」

オーム、アジャラカナ・チャンダ・サタヤ・フーム・パット

誦七遍,能降伏一切惡魔等。以印魔惡雲雨,應時皆散。散已解印。

七回唱えると、すべての悪魔などを降伏させることができます。印で魔の悪しき雲雨を押さえると、たちまちに散らされます。散ったら印を解きます。

若惡風雨不止者,取棘針和白芥子,燒呪一百八遍,更誦根本呪一百八遍。非但風雨散止,其龍神等却來擁護行者。

もし悪しき風雨が止まないならば、棘の針と白芥子を取り、呪を唱えながら百八回焼き、さらに根本呪を百八回誦しなさい。そうすれば風雨が散って止むだけでなく、龍神たちもかえって修行者を守護に来るでしょう。

次作根本心中呪印。

次に、根本心中の印と真言を作す。

先結眼印,以右手無名指小指握大母指頭,直申頭指中指於額上兩眉間,垂頭指中指向下漸向髮際,引之向上,名不動使者天眼印。誦心中呪呪之。

まず眼印を結びます。右手の薬指と小指で親指の先をつまみ、人差し指と中指を伸ばして額の眉間に当てます。次に、人差し指と中指をゆっくりと下げ、髪の生え際に向かって動かし、その後上へと引き上げます。これを不動使者天眼印といいます。心の中で呪文を唱え、印を完成させます。

「唵質路古婆(平)皤耶莎訶」

オーン・チルクパーヴァヤ・スヴァーハー

作瞋怒意,吽字作聲誦,稱怨家名字,大鬼神捉彼人心令其降伏。若常依此誦不斷絕,必得眼通,見三千大千世界及三界中事,如對目前等無有異。

怒りを起こし、忿怒の意を抱き、「フーン」の字を声に出して唱え、怨みを抱く相手の名を称えるならば、大鬼神がその者の心を捉え、降伏させる。もし常にこのように唱え、絶やすことなく続ければ、必ず天眼通を得て、三千大千世界および三界の出来事を、目前にありのままに見るようになる。

次作根本心印。

これが根本の心印となります。

兩手合掌便內相叉,令十指頭並入掌中訖,直申二頭指頭相拄,二大母指拘取二無名指甲,名根本印。誦心呪曰:

両手を合わせて掌を内側に組み、十本の指先をすべて掌の中に収めます。次に、両方の人差し指をまっすぐ伸ばして先端を合わせ、両方の親指で両方の薬指の爪を押さえます。これを根本印といいます。心呪を唱えます。

「那摩三曼多末實囉(二合引)喃怛囉吒(半音)阿目伽戰拏摩訶嚧灑拏娑𩑼(二合引)吒耶吽怛囉(二合)跛耶怛囉(二合)跛耶吽怛囉(二合)吒怛囉吒鴆忙(去)」

南無一切如来に帰命いたします。 トラタ(半音)アムガチャンナ マハルシャナ サハタヤ ウン トラバヤ トラバヤ ウン トラタ トラタ チンマン

每日自食,先出種種飲食一分,於一盞中著。待食了,誦呪七遍,呪之瀉淨處著。日別如此,所去處常得擁護逐後。

毎日食事の前に、まず様々な食べ物や飲み物を少しずつ取り分け、一つの器に入れておきます。食事が終わったら、真言を七回唱え、その器の中身を清浄な場所に流します。毎日このように行うことで、どこへ行っても常に守られ、後ろからついてくるような加護を得ることができます。

復有一字呪:

また、一字の呪があります。

「那摩三曼多末實囉喃鴆(胡恨反)」

「南無三曼多末陀羅喃 フン」

用前根本印呪之。常誦結印不斷絕,亦常不離左右也。

まず根本印と呪を用いること。常に印を結び、呪を唱え、絶え間なく続けなさい。また常に身近に置き、離さないようにしなさい。

不動寶山印

不動宝山の印

兩手十指向內相叉,急握成拳,名不動寶山印。

両手の指を内側に組み合わせ、強く握って拳を作り、これを不動宝山印と呼びます。

頭印

頭印

右手大母指屈入掌中,四指握為拳,頂上安之名頭印。

右手の親指を掌の中に曲げて入れ、残りの四本の指で握り拳を作り、頭の上に置く。これを頭印と呼ぶ。

一髻印

一髻印

即此頭印上申頭指中指相並安左頂上,便引向下,耳前下,名使者一髻印。

この印を結ぶには、まず頭の上で人差し指と中指を揃えて立て、左の頭頂部に置きます。次に、そのまま耳の前を通って下へと導きます。これが「使者一髻印」と呼ばれる印です。

口印

口印

二手相並,以二小指相叉,屈二無名指握小指第二節,以二大母指捻無名指甲,二中指頭相拄,二頭指屈捻二中指背第三節,從掌向上數第三,安此印口上,名口印。

両手のひらを合わせ、両手の小指を互いに絡めます。両手の薬指を曲げて小指の第二関節を包み込み、両手の親指で薬指の爪を軽く押さえます。両手の中指の先を互いにつけ、両手の人差し指を曲げて中指の背の第三関節(手のひらから上に向かって数えて三番目)に添えます。この印を口の前に構え、口印と名付けます。

次作心印。

次に、心の印を結ぶ。

即依口印,屈二頭指入二大母指根,安心上如獨鈷金剛杵形,名曰心印。

口印に即ち依りて、二つの頭指を屈し、大母指の根に入れ、心の上に安んずるに、独鈷金剛杵の形の如く、名づけて心印と曰う。

次作火焰印。

次に、炎の印を結びます。

右手大拇指押小指甲上,左手握大母指作拳,申頭指內右手掌中,從右邊遶頭上過向左,猶如旋皆光勢,名曰水焰印也。

右手の親指で小指の爪を押さえ、左手は親指を握り拳を作り、人差し指を伸ばして右手の掌の中に入れます。右側から頭の上を回って左へと移す、まるで光が渦巻くような勢いで、これを水焔印と名付けます。

遮火印

遮火印

並二手,各握大母指為拳,屈二頭指入大指根內,拳相向並之,能除一切火難。

両手を合わせ、それぞれ親指を握り拳を作り、人差し指を親指の付け根に曲げて入れ、拳を向かい合わせて並べます。これにより、あらゆる火難を除くことができます。

已前法印,每念誦時依次用之,口誦呪不停。但持根本呪有功已後,餘呪印但誦結即用有驗,更亦不須受持。

これまでの法印は、毎回の念誦時に順番に用い、口で呪文を唱え続けます。しかし根本呪を修めて功徳を得た後は、他の呪印はただ唱えて結び、そのまま用いても効果があります。改めて受持する必要はありません。

總攝慈救不動呪曰:

総じて慈しみと救いの不動の呪を収めると言う。

「那麼三曼多嚩日囉(二合)赦戰拏摩訶盧灑拏馺頗吒也吽怛剌(二合)吒(半音)鴆(呼恨反)忙」

「それゆえに、ヴァジュラ・サンディタ・マハー・ロウシャナ・サパタヤ・フーム・トラタ・ジャン・マン」

此呪出毘盧遮那經,能攝諸印法。作前法了,即誦此呪一七遍已,心念不動尊,亦作前劍印,印額、左右肩、心上及喉上五處。誦此呪呪一百八遍,當自想身如俱摩羅狀,然後彈指而散。

この真言は毘盧遮那経から出たもので、あらゆる印法を統べることができます。

まず先の作法を終えたら、この真言を七回唱えます。唱え終わったら、心の中で不動尊を念じ、先ほどと同じ剣印を結びます。そしてその印で、額・左右の肩・心の上・喉の上の五箇所に触れます。

次に、この真言を百八回唱えます。唱える間は、自身の姿が童子の姿になっていると心に思い描き、最後に指を鳴らして作法を終えます。

復次有法,於屍陀林中取死人衣裳,畫不動使者,取行人已身上血,開解之。畫像向西,行者向東,對此像念誦。每日三時沐浴著濕衣裳,默然念一落叉。滿已,至月二十三日,饌一切鬼神。飲食法,取種種米、種種豆、油麻等並相和作飯,於八方散之,自身一日一夜不食。覓一死人具足相貌者,洗之令淨,著衣裳,置畫像前仰臥,脚向西。燒香,自身護身,四面結界訖,行人坐死人心上念誦。一萬遍滿已,死人即動。不須怕懼,但堅壓著急念誦,待死人口中吐蓮花出,取花執之,即變身化如十五六童子相貌,乘空而去,乃至梵天上無處不至,自在遊行也。此別行法,若有凶險恐懼之處,或有官事逼惱者,當一心誦根本呪。亦可書呪釘於庭中令入地中,萬妖不敢動作。亦可釘此慈救呪上好。但淨室中結界護身,繫心不動使者,專念不絕,多誦彌佳,乃至十洛叉。每食出一分食供養不動使者,自想心念勤勤莫間斷。此最根本速得感驗,功益自如,莫向人說。又一洛叉,十萬遍也。不動使者法略要盡此。下信受奉行。
憂丘滿願法(右下偈文亦是和上譯出同時)

憂丘満願法(右下の偈文もまた和上の訳出に同じく同時なり)

若有善男女人比丘比丘尼等,或有厄難、或求官爵、或見貴人、或有請覓者,當令五香燒之,誦念令滿十萬遍,不得間斷。若日促須願,則多人同念,令速得共滿前數,亦得滿願。呪曰:

もし善男善女、比丘、比丘尼などが、厄難に遭うことがあったり、官職を求めたり、貴人に会おうとしたり、人に請われたりする場合には、五種の香を焚き、この呪文を十万回、間断なく唱え続けなさい。もし急いで願いを叶えたいなら、多くの人と共に唱え、速やかに十万回を満たすようにすれば、願いも成就します。呪文は次のとおりです。

「迴光菩薩 迴喜菩薩 阿耨大天 志德菩薩 憂丘婆丘 清淨比丘唯願某甲(若自身求事,當自稱姓名;為人求者,稱前人姓名)官事得了 死事即休 諸天菩薩 外國羅漢 救濟某甲過災度難(假令求官者,當於在前唯願某甲下云:得某官,宿殃永滅,障難皆休。又於此救護某甲過災度難下云:所求某甲得稱願。)唯願慈悲滿弟子願。」

回光菩薩、回喜菩薩、阿耨大天、志德菩薩、憂丘婆丘、清淨比丘よ、どうか(願いを聞き入れてください)。(自分自身の願い事の場合は、自分の名前を称える。他人のために願う場合は、その人の名前を称える。)公の務めが成就し、厄難が即座に解消されますように。諸天の菩薩、外国の羅漢よ、どうか(願いを聞き入れてください)。(例えば官職を求める場合は、先の「どうか(願いを聞き入れてください)」の後に「(名前)が某の官職を得られますように、過去の災いが永遠に消え、障りや難儀がすべて解消されますように」と加える。また、この「(名前)の災いを救い、難儀を乗り越えさせてください」の後に「願い求める(名前)が望みを叶えられますように」と加える。)どうか慈悲をもって、弟子の願いを満たしてください。

持法先誦令熟念之,口不出聲,滿十萬遍數訖,即獲所願。若求速効,行住不得間斷。事大者眾誦,行出即不須燒香。若在家坐念,必須燒五香也。安息香、零陵香、霍香、沈香、熏陸香。若無沈香,以白檀代之亦得。必不得闕安悉香及零陵、霍香也。

法を修めるには、まずよく唱えて覚え込み、声に出さずに十万回を満たすと、願いが叶います。速やかな効果を求めるなら、行住坐臥の間を置かずに続けましょう。大事な願い事には皆で唱え、外出先では香を焚く必要はありません。家で座って唱える場合は、必ず五種類の香を焚いてください。安息香、零陵香、藿香、沈香、熏陸香です。沈香がなければ、白檀で代用しても構いません。ただし、安息香と零陵香、藿香は必ず用意してください。

不動使者陀羅尼祕密法一卷

不動使者陀羅尼秘密法経


2 畫像法

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