法華義疏卷第一
法華義疏 巻第一
隋 · 吉藏撰 著
26.4 万字 · 約 879 分
『法華義疏』は、隋代の高僧・吉蔵大師によって撰述されました。吉蔵は中国仏教における三論宗の実質的な開祖であり、その思想は龍樹の中観学説を受け継いでいます。この注釈書は『妙法蓮華経』に対する権威ある解説であり、二諦と中道の思想をもって、一乗の真実と三乗を一乗に帰する深遠な意義を明らかにし、諸家の異なる解釈を論破しています。本書は体系が厳密で義理が深遠であり、三論宗の教相判釈と経典解釈の特色を集中的に体現しており、『法華経』および隋代仏教思想を研究する上での重要な文献です。後世の天台宗などの宗派にも深遠な影響を与え、仏教哲学史上において崇高な地位を占めています。