No. 1241-C舒州梵天琪和尚註證道謌(并)序
舒州梵天琪和尚註證道歌 序
浮梁參學 慧光 錄
永嘉真覺大師者。乃祖席之英人也。法諱玄覺。少而落彩。聦敏頗異。始者習天台智者教觀。即左溪同時也。於是遍歷講肆參尋知識。忽一日因覽涅槃大經洞明法旨。即往曹溪。六祖印可。祖歎其深證。即時遽然告歸。祖少留一宿。故號為一宿覺焉。則以所證法門發言為謌。以警未悟。師復預期冥感。即時定中觀見字字化作金色滿虗空界。自後天下叢林無不知也。諸方老人或註或頌。以至梵僧傳皈印土翻譯受持。若非深契佛心。其孰能與於此哉。彥琪山居暇日因學者所問。故樂為其說。許彼所錄。錄成直敘大略。題於卷首。
永嘉真覚大師は、祖師の座席における英傑である。法名は玄覚。幼くして出家し、聡明さは人並み外れていた。初めは天台宗の智者大師の教えと観法を学び、左渓と同時代の人であった。その後、各地の講席を巡り、知識を訪ねて参究した。ある日、涅槃経の大経を読み、法の真髄を深く悟った。直ちに曹渓に向かい、六祖に印可された。六祖はその深い悟りを称賛し、すぐに帰郷を許したが、一夜だけ留まるよう請われた。それゆえ「一宿覚」と称される。悟りの境地を歌に託し、未だ悟らぬ者を戒めた。大師はまた、深い瞑想の中で、その歌の一字一字が金色に輝き、虚空に満ちるのを観じた。以来、天下の叢林に知られざるはなく、諸方の長老たちは注釈や頌を著し、さらにはインドの僧侶がこれを翻訳し、伝持するに至った。もし深く仏心に契っていなければ、このようなことはありえなかった。彦琪は山居の暇に、学人の問いに応じて喜んでこれを説き、記録を許した。記録が成り、その大略を直ちに述べ、巻頭に題する。
時紹聖丁丑仲夏十八日列岫軒書
紹聖丁丑の仲夏、十八日、列岫軒にて記す。