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金剛経補註 (金剛經補註)

「金剛經補註」について

明 · 韓巖集解 程衷懋補註 著

3.4 万字 · 約 113 分

『金剛経補注』は、明代の学者程衷懇が韓巖の『金剛経集解』に対してさらに注釈を加えた書物です。この書は、明代における仏教研究の復興という背景のもとに生まれ、程氏自身の修行による体得と儒学思想とを融合させ、『金剛経』の「性空」「無相」「般若」といった核心的な教えを深く解き明かしています。その内容は、鳩摩羅什の原訳の精神に忠実であると同時に、集解と補注という二重の構造を通じて、読者が経典の意味を理解するうえでの障壁を取り除いています。宋明理学と仏教思想とをつなぐ重要な注釈書として、仏教典籍研究の分野において先人の成果を受け継ぎ、後世に道を開く学術的価値を有し、『金剛経』の般若思想を理解するための重要な参考文献となっています。


No. 469-A

469-A

律,而惟文字之是咎,抑末矣。古語云:若非玉人夢破,別有生涯,安得四海五湖,斬新日月。斯孟嘉補註意乎?請以是徵諸識者。

戒律そのものを軽んじて、ただ文字の解釈だけを問題にするのは、本質を外れたものです。昔の言葉にこうあります。「もし玉人が夢から覚めて、別の人生があるのでなければ、どうして四海五湖に新たな日月が現れようか」。これこそが孟嘉が補注を施した意図ではなかったでしょうか。どうかこの点を、識者の方々にお尋ねください。

旹天啟丙寅仲夏既望 汰生居士查應光撰

時は天啓丙寅、仲夏の望の日を過ぎて、 汰生居士・查應光が撰す。


No. 469-B

CBETA コード: X0469

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