經卷第一
新訳大方広仏華厳経音義 (新譯大方廣佛華嚴經音義)
「新譯大方廣佛華嚴經音義」について
唐 · 慧菀述 著
3.9 万字 · 約 129 分
新訳大方広仏華厳経音義は、唐代の沙門慧菀によって撰述され、実叉難陀による新訳八十巻本『華厳経』の音注と解釈をまとめた著作です。本書は、武周時代に仏教が隆盛し、経典翻訳事業が活発に行われた背景のもとで生まれ、経典中で読みにくく理解しづらい字句に対して音注と解説を施し、当時の人々が広大な『華厳経』を読む上で重要な手引きとなりました。この音義は、唐代の言語文字や音韻訓詁を研究する貴重な資料であるだけでなく、華厳宗の根本経典を理解するための重要な手段として、仏教文献学と漢語史研究においてかけがえのない学術的価値と歴史的地位を有しています。