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  1. 奮迅王問経 (奮迅王問經)
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奮迅王問経 (奮迅王問經)

「奮迅王問經」について

北魏 · 底本の訳者:瞿曇般若流支

1.8 万字 · 約 62 分

奮迅王問経は、北魏の訳経師である瞿曇般若流支によって6世紀初頭に漢訳され、大乗仏教の重要な経典に属します。本経は奮迅王と仏陀との問答を記し、菩薩の行願、般若の智慧、そして慈悲と利他を重んじる大乗の精神を明らかにしています。経中では菩提心を発し、六波羅蜜を実践することが強調され、菩薩道を学び修めるための核心的な教えが示されています。この経典は南北朝時代における仏教義学の発展を反映しており、漢伝大乗思想、特に菩薩道の理念の普及に深い影響を与えました。また、初期大乗仏教と中央アジア仏教の交流を研究する上で重要な文献の一つです。


奮迅王問經翻譯之記

奮迅王問経翻訳の記録

一切菩薩功行普修,依德立名,字號平等,隨所顯發稱謂不同,說法問論多依自字。故奮迅王問奮迅法,如來為說四種奮迅,其有人能具此奮迅,則於一切皆能奮迅。

すべての菩薩は、功徳の行いを広く修め、徳に基づいて名を立て、その名は平等でありながら、現れるところに応じて呼び名が異なります。説法や問答も多くは自らの名に依拠しています。ですから、奮迅王は奮迅の法を問い、如来は四種の奮迅について説かれました。この奮迅を備えることができる者は、あらゆることに奮迅することができるのです。

魏尚書令儀同高公今欲以此四種奮迅於一切處普奮迅故,置能譯人在宅上面出此四種奮迅法門。
沙門曇林、瞿曇流支,興和四年,歲次壬戌,月建在申,朔次乙丑,甲午之日啟夾創筆,凡有一萬八千三百四十一字。

沙門の曇林と瞿曇流支は、興和四年(壬戌の年)の申月、朔日が乙丑にあたる甲午の日に、経典の翻訳を始めました。総字数は一万八千三百四十一字です。


第一

CBETA コード: T0421

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