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浄名玄論 (淨名玄論)

「淨名玄論」について

隋 · 吉藏造 著

7.9 万字 · 約 262 分

『浄名玄論』は、隋の時代の高僧・吉蔵大師によって著され、『維摩経』に対する権威ある注釈書です。この論は、中国仏教が栄えた隋唐の時期に生まれ、般若の空の思想と中道の実相について体系的に解説し、不二法門などの核心的な教えを深く掘り下げています。三論宗を集大成した吉蔵は、この論を通して中観学派の真髄を明らかにし、南北朝時代の仏教論争に対して総括的な回答を示しました。この論は、『維摩経』を研究する上で重要なよりどころであるだけでなく、中国仏教の教義学発展における画期的な著作であり、後の天台宗や華厳宗などの宗派の理論的基礎を築きました。中国仏教哲学の歴史上、非常に高い地位を占める作品です。


淨名玄論卷第一
吉藏法師造
金陵沙門釋吉藏,陪從大尉公晉王至長安懸芙蓉曲水日嚴精舍,養器乖方,仍抱脚疾,恐旋南尚遠而朝露非奢,每省慰喻之言:遊心調伏之旨,但藏青裳之歲,頂戴斯經,白首之年翫味彌篤,願使經胎不失、歷劫逾明。因撰所聞,著茲玄論。昔僧叡、僧肇悟發天真,道融、道生神機秀拔,並加妙思,具析幽微,而意極清玄、辭窮麗藻。但斯經文約義富、意遠義深,略闡未彰、廣敷似現,故博採南北、捃拾古今,復撿經論,微加檀思,實有過半之功,庶免徒勞之弊。
敘其論意,略為三別,第一名題、第二宗旨、第三敘會處。
第一釋名題,有三:一總釋名、二眾經同異、三別論此經。

1 總釋名

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