○原人論(并)序
○終南山草堂寺圭峯蘭若沙門(宗密)述
終南山草堂寺圭峯蘭若の沙門、宗密、述ぶ。
𣈆水沙門(淨源)解
晋水沙門 淨源 解
宋 · 釋淨源撰 著
2.2 万字 · 約 72 分
圭峰禅師の『原人論発微録』は、宋代の高僧・釈浄源によって著されたもので、唐代の宗密禅師の『原人論』に対する権威ある注釈書です。この書は、仏教各宗派が融合発展した宋代に生まれ、『原人論』が探究する人間性の根源と、禅と教えを融合させる思想の真髄を明らかにすることを目的としています。釈浄源は、体系的に解釈を加え、真如縁起や理事無碍などの核心的な教義を深く分析し、儒教・仏教・道教の三教の思想を融和させています。この著作は、華厳宗と禅宗の思想が交わる重要な文献であるだけでなく、宋代仏教哲学の模範的な作品と見なされており、後世が仏教の心性論と宗密の学説を理解する上で、先駆けとなり礎を築く画期的な意義を持っています。