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醒世録 (醒世錄)

「醒世錄」について

清 · 徐昌治輯 著

14.0 万字 · 約 468 分

『醒世録』は、清代の在家信者である徐昌治によって編纂された重要な仏教勧善典籍です。この書は清の初期に成立し、歴代の高僧大徳や儒・仏・道の三教にわたる因果応報と修身養性に関する箴言と事跡を収録しています。内容は、人々に善悪を明らかに弁え、人生を覚り、悪を断ち善を修めるよう勧め、因果の法則が真実で虚妄でないことを強調することを目的としています。その言葉は平易で、事例は生き生きとしており、民間に広く流布しました。三教の思想を融合させた善書として、『醒世録』は仏教の通俗教化の分野で顕著な地位を占め、民間の道徳風潮と仏教倫理の実践を推進する上で深遠な影響を与え、清代の仏教の民間化と善書文化を研究する上で重要な文献です。


題醒世錄

『醒世録』

予備閱玄惲法師所撰《法苑珠林》丙,深有慨于陰陽之理,不得分言之矣;休咎之徵,不得幻視之矣。古往今來,萬物皆從劫轉;禍淫福善,一切惟心所造。成劫、壞劫,與時終始;水、火、風劫,隨勢遷流。至于刀兵、饑饉、疫病,劫劫指陳。觀覽到,儆惕亦到。舉夫敬佛、敬法、敬僧,種種功德,精進處即承當處。列目前之富貴、貧賤,以明現在之受用、非受用;究將來之六道、三塗,以彰日後之果報、真果報。蓋以大心,提天下之鐸,而使之惺;復以小心,堤天下之防,而使之肅。可見人生,舉足皆畏途。失今不勉,悔遂莫及。世上唯修行大利益,以此脫死,即以此了生。所謂「現成美景抬頭覷,免待亡羊歎路岐」故值一事,配一應驗。豈村歌社舞鬥施呈,亦直截示人人始薦爾。予刪繁就簡,去肉存髓,庶幾一通。座右銘語云:「三界無安,猶如火宅。惟此一門,可以自適。」信哉!有念盡為煩惱鎖,無心端是水晶宮。是為序。

予が玄惲法師の撰した『法苑珠林』の第三巻をざっと読んでみて、陰陽の道理は分けて語るべきではないと深く感じた。吉凶の兆しを幻のように見なしてはならないのだ。古より今に至るまで、万物すべては劫の巡りに従って移り変わる。災いや福は、すべて心の起こすところによる。成劫・壊劫は時とともに始まり終わり、水・火・風の劫は勢いに従って流れゆく。刀兵・飢饉・疫病の劫に至っては、それぞれが指し示すところがある。これを観覧すれば、自ずと戒めも訪れる。仏を敬い、法を敬い、僧を敬う、様々な功徳があるが、努力を続けるところが、そのまま受け止めるところとなるのである。目の前の富や貧しさを並べて、現在の恵みの有り様を明らかにし、未来の六道や三塗を究めて、後の果報の真実を示している。

大きな心で世の中に警鐘を鳴らし、人々を目覚めさせ、また細やかな心で世の中の防波堤を築き、人々を慎ませる。これを見れば、人の一生は足を踏み出す先すべてが恐れの道であることが分かる。今を逃せば努力も及ばず、後悔しても間に合わない。世の中ではただ修行だけが大きな利益であり、これによって死を超え、これによって生を終えるのである。いわゆる「目の前の美しい景色を仰ぎ見よ、道に迷って嘆くよりも」という言葉の通り、一事に一つの応験が備わっている。これは村の歌や祭りの芸を競い合うのではなく、ただ直接に人々に悟りを示すためのものである。私は煩雑を省き簡潔にし、肉を除いて骨髄だけを取り出した。これで一通りのものとなろうか。

座右の銘にこうある。「三界には安らぎはなく、まるで火の燃える家のようだ。ただこの一つの門だけが、自ら安らぎを得る道である」。誠にその通りである。想いがあればすべて煩悩の鎖となり、無心であればまさに水晶の宮殿である。これを序とする。

時壬辰冬季望日徐昌治覲周父題於大業堂中

時は壬辰の冬、望月の日、徐昌治(覲周の父)が大業堂にて記す。


卷一目錄

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