七 船天宮
七 船天宮
一
一つ
「婦女!汝乘以黃金所被飾舟船而去,出蓮池,以手折蓮華。
「奥様、黄金で飾られた船に乗って蓮の池を渡り、手でその蓮の花を折ってお取りなさい。」
二
二
汝居住高閣而宮室區劃均衡平夷,光輝徧照四方。
あなたが高い楼閣に住み、宮殿の区画は整って平坦で、その輝きは四方を照らし尽くしている。
三
三
依何汝有是容色?緣何汝得此天宮享善果?又可意財寶為汝生耶?
どのような因縁によって、あなたはそのような美しい容姿を得たのですか。どのような善行によって、この天宮に生まれ、善き果報を享受しているのですか。また、心にかなう財宝は、あなたのもとに自然と現れたのですか。
四
四
女神!大威神者!我問汝,汝於人間時,造何福業?緣何汝有此如是之輝光?汝之容光耀十方。」
尊き女神よ!大いなる力を持つ方よ!あなたにお尋ねいたします。あなたは人の世におられた時、どのような善い行いを積まれたのですか?どのような理由によって、このように輝く光を放っておられるのですか?あなたのそのお姿の輝きは、十方の世界を照らしているのです。」
五
五
女神今受目連問,充滿歡喜悅,解說其所問,如何得業果。
さて、女神目連の問いを受け、 喜びに満ち溢れて、 その問いに答え説く、 どのようにして業の果報を得るかを。
六
六
「我前生於人界,於世間人中時,我見疲渴比丘,起而施與彼飲水。
前世、私が人間の世界にいた時、世の中で疲れや渇きに苦しむ修行者を見かけ、立ち上がってその方に飲み水をお与えしました。
七
七
對於疲渴人,隨手施與飲水者,不論是誰,於彼當有多華多蓮華,更有清涼河。
水に渇いて疲れた人に、さっと水を差し出す人は、それが誰であれ、その人には多くの美しい花や蓮の花があり、さらに清らかで冷たい川も現れるでしょう。
八
八
彼於到處有河流、清涼水、沙敷之河、菴婆、娑羅、蒂拉伽、詹普樹鬱多羅花開、波羅利樹木。
そこには至る所に川があり、清らかで冷たい水が流れ、砂の敷かれた川辺がある。さらにアムラ、サーラ、ティラカ、ジャンブーの木々があり、ウッタラの花やパーラリの木々が咲き誇っている。
九
九
具足如是諸地域,有最勝美麗之天宮,此是彼之業果報,造福業者得如是。
このような多くの地を具え、最も素晴らしく美しい天の宮殿がある。これは、彼の業の報いである。善い行いを積んだ者には、このような結果がもたらされるのだ。
一〇
一〇
依此我有是容色,因此我得此天宮享善果,又可意財寶為我生。
このようにして、私はこのような美しい姿を得ました。そのおかげで、この天の宮殿で素晴らしい果報を享受し、さらに心のままに財宝が私のために生じるのです。
一一
一。
比丘!大威神者!我告汝,我於人間時,為福業我有如是之輝光,我之容光耀十方。」
「比丘よ、大いなる威光を持つ者よ。私はあなたに告げよう。私が人間であったとき、善い行い(福業)を積んだことで、このような輝きを得たのだ。私の光は十方(あらゆる方向)を照らし出している。」