五 戶外鬼事
五 戸外の鬼事
一
一つ
「彼等住家外,街頭四處立,自向舊家行,便立於門口。
彼らは家の外に住み、街角のあちこちに立ち、自ら古い家へと向かい、門口に立つ。
二
二つ
依於過去業,多獲飲食物,供養軟硬食,彼是世因緣,誰會憶彼等?
過去の業に基づいて、多くの飲み物や食べ物を得て、柔らかいものも硬いものも供養する。それは世の中の因縁によるものだ。誰がそのようなことを思い出すだろうか?
三
三
茲有慈悲人,以時有因緣,清淨且殊勝,適時與飲食。『與汝等食物,願汝得幸福。』
ここに慈悲深き人があり、時々、清らかで尊い縁により、時に応じて食べ物や飲み物を施します。『あなたがたに食物を差し上げます。どうか幸せでありますように。』
四
四(し)
彼等集此處,餓鬼集有因,多得飲食物,心非常歡喜。
彼らはこの場所に集まり、餓鬼たちも因縁によって集まる。多くの飲み物や食べ物を得て、心はこの上なく喜んでいる。
五
五
(餓鬼等言):『我等受此食,與我有因緣,彼皆得長生。為我行供養,施主得善果。
(餓鬼たちが言うには):「私たちはこの食べ物を受ける。私たちと縁のある者には、皆、長生きが叶うだろう。私たちのために供養を行い、施しをした施主には、善い果報がもたらされる。」
六
六
此實死世界,無耕無畜牧,亦無如商賈,及錢作買賣。
この世界は実に死んだ世界である。耕作もなく、牧畜もなく、商人もなく、金銭による売買も存在しない。
七
七
由此處所受,得生死界之餓鬼。如水高向低流,此處實如是;此處之所施,利益諸餓鬼。
この世で受けた功徳により、餓鬼の世界にいる者たちも救われる。水が高いところから低いところへ流れるように、この世での行いもまた、そのまま餓鬼たちに届くのである。この世での施しは、餓鬼たちに大きな利益をもたらす。
八
八
川湧流滿海,此處實如是;此處之所施,利益諸餓鬼。
川の水が溢れ、海に満ちるように、この場もまたそのとおりである。ここで施される供養は、餓鬼たちに大きな利益をもたらす。
九
9
施我為善業,彼等與我有因緣。願友願親里,憶起過去業,施物與餓鬼。
施しを行うことは善い行いであり、彼らと私には縁があります。友よ、親しい人々よ、過去の行いを思い起こし、餓鬼に施し物を与えなさい。
一〇
一〇
勿泣勿悲傷,其餘所嘆息,親亡有何益?如是利彼親——
泣くな、悲しむな。残された者が嘆いても、何の役に立つだろう。親しい人が亡くなったのに、嘆き悲しんで何の得があるのか。そのようにして、亡き人のために尽くすのだ——
一一
「一一」(いちいち)は、「それぞれ」「
然,施物施僧團,供彼僧伽之使用,常為死者益,善為彼得利。』
然り、施し物を僧団に施し、その僧伽の使用に供することは、常に死者の利益となり、よく彼らのために功徳となる。』
一二
まずは第一に。
此處之所記,於此親朋者,所作之義務,供養諸餓鬼,僧伽處施力,汝甚得福不少。」
ここに記されている通り、この親しい人々のために、なすべき務めを果たし、餓鬼たちに供養を施し、僧団に力を尽くして施しを行うことで、あなたは大いに福徳を得ることができるのです。