分別論
歸命彼世尊 應供正覺者
第一品 蘊分別
15.3 万字 · 約 509 分
『分別論』は、南伝仏教上座部のパーリ三蔵における重要な論書であり、論蔵(アビダンマ)に属します。この論は個人の著作ではなく、釈尊の時代以降、初期仏教の長老論師たちによって結集・編纂され、教義が体系的に整理されたものです。全十五巻からなり、心、心所、色、涅槃などの究竟法について、その特相、作用、現れ、近因を詳細に分類・弁別することを核心としています。仏教において崇高な地位を占め、アビダンマ哲学の綱要的な著作とされ、名色の分別と智慧による解脱を深く理解するための鍵となる典籍です。南伝仏教の禅修と理論研究に、深遠な影響を与えています。