蔗菴和尚小像
蔗菴和尚の肖像
自贊
形類枯樁,髮同徵雪。參訪二十年,不悟西來大意。開堂七八處,焉知向上妙訣。無能樂育英才,但可放憨守拙。夙夜溉植,咸謂假情。切寔提撕,俱成冤結。既然誤賺當時,何以激昂晚節。未免玷達磨門風,寧止濫洞山譜牒。
形は枯れ木のようで、髪は雪のように白い。 二十年も参拝し訪ね歩いたが、西から来た大意を悟ることができなかった。 七八か所で開堂したが、どうして向上の妙訣を知ることができようか。 英才を楽しく育てることはできず、ただ愚かさを放ち、拙さを守るだけだ。 昼夜を問わず水をやり植え育てたが、みな偽りの情けだと言われた。 真心を込めて教え導いたが、すべてが怨みの種となった。 すでにその時を誤って騙したなら、どうして晩節を奮い立たせることができようか。 どうしても達磨の門風を汚すことになり、洞山の系譜を濫りにすることは免れない。
弟子硯民褚廷琯書