阿字和尚像
四十九年一字無,分明此日絕名模。現前面目非今古,莫向春你聞鷓鴣。
栖賢老僧題
清 · 今無說 今辯重編(依駒本印) 著
4.7 万字 · 約 158 分
『海幢阿字無禅師語録』は、清代の禅宗高僧・今無禅師の語録をまとめたものです。弟子の今辯によって再編され、駒本をもとに刊行されました。今無禅師は明末清初の曹洞宗の重要な継承者であり、広東の海幢寺で活躍しました。その思想は洞山の流れをくみつつ、時代の特色を融合させています。語録の内容は、上堂での法語、機鋒をきかせた問答、開示や偈頌など多岐にわたり、禅師の禅法の真髄と衆生を導く手法が生き生きと描かれています。そこでは心の在り方を重視し、今この瞬間に気づきを向けることが強調されています。この文献は、清初の嶺南地方における禅宗のありのままの姿を伝えるだけでなく、曹洞宗思想の変遷を研究する上で重要な典籍であり、漢伝仏教の語録体系において、学術的価値と実践的指針としてかけがえのないものとなっています。