訪雪波座主
雪波座主を訪ねて
梯危涉險足頻攀,步入高林谿更灣。閣抱層巖巖抱閣,山連野水水連山。日移竹影敲詩案,風送蘆煙鎖石關。莫謂南窗開不掩,早知明月夜來還。
険しい坂道をよじ登り、深い山に入れば渓谷はさらに曲がりくねっている。楼閣は幾重もの岩山を抱き、岩山もまた楼閣を抱いている。山は野の水に連なり、水もまた山に連なっている。日が移るにつれ竹の影が詩を書く机を揺らし、風が芦の煙を運んで石の関所を閉ざす。南の窓が開け放たれているからと気にするな。月明かりが夜に訪れるのを、とっくに知っているのだから。