明萬曆二十九年(一六〇一)樂清知州胡氏刊本
明の万暦二十九年(1601年)、楽清知州の胡氏による刊行本。
註:是志刻本今存故宮圖書館,其中漏頁三處,茲以鈔本配補之。
明 · 朱諫撰 胡汝寧重編 著
5.5 万字 · 約 182 分
雁山志(がんさんし)は、明代の学者朱諫(しゅかん)によって編纂され、胡汝寧(こじょねい)によって再編された仏教山志の典籍である。本書は明代中後期に成立し、まさに中国仏教と伝統文化が深く融合し、地方志の編纂が盛んとなった時期にあたる。全書は体系的に雁蕩山(がんとうざん)の自然景観、人文古跡と仏教の発展を記録し、特に寺院の沿革、高僧の伝記及び仏教詩文を重点的に収録し、地理志と仏教史の特色を融合させている。雁蕩山における初の体系的な山志として、これは中国仏教地理志の重要な文献であり、東南アジアへの仏教伝播と名山仏教文化を研究する上で貴重な史料を提供するのみならず、仏教と中国山水文化の交融を体現しており、仏教名山志の中でも承前啓後の学術的価値を有している。