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  1. 仏説般舟三昧経 (佛說般舟三昧經)
  2. 7 勧助品 (7 勸助品)
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仏説般舟三昧経 (佛說般舟三昧經)


勸助品第七

第七品 勧助

佛告颰陀和:「菩薩於是三昧中,將有四事助其歡喜。過去佛持是三昧,助歡喜自致得阿耨多羅三耶三菩阿惟三佛,其智悉具足。今現在十方無央數佛,亦於是三昧中,四事助歡喜得。當來亦當從是四事助歡喜得,我悉助歡喜。」

仏はバドラに告げられた。「菩薩はこの三昧において、四つの事柄によって喜びを助けられる。過去の仏たちはこの三昧を保ち、喜びを助けることによって、自ら無上正等覚(阿耨多羅三藐三菩提)を成就し、完全な智慧を具えた。今、十方の無数の仏たちもまた、この三昧において、四つの事柄によって喜びを助けて成就した。未来の仏たちもまた、この四つの事柄によって喜びを助けて成就するであろう。私はそのすべての喜びを助ける。」

佛告颰陀和:「是三昧中四事助歡喜,我於是中說少所譬喻。人壽百歲隨地行至者不休息,其人行過於疾風,寧有能計其道里不?」

仏は跋陀和に告げられた。「この三昧には、喜びを助ける四つのことがある。その中で、私は少しの喩えを説こう。人が百年の寿命の間、地を休みなく歩き続けるとする。その人は疾風よりも速く進む。はたして、その道のりを数えられる者がいるだろうか。」

颰陀和言:「無有能計者。獨佛弟子舍利弗羅、阿惟越致菩薩,乃能計之耳。」

颰陀和が言った。「それを数えられる者はいません。ただ、仏の弟子である舎利弗と、不退転の菩薩だけが数えることができるのです。」

佛言:「我故語諸菩薩,若有善男子、善女人,取是人所行處,滿中珍寶布施,不如聞是三昧四事助歡喜,其福過布施者,百千萬億倍。當知是助歡喜福甚尊大。」

仏陀は言われました。「だからこそ、私は諸々の菩薩に告げます。もし善き男子や善き女子が、この人が歩んだ場所に宝を満たして布施しても、この三昧を聞いて四つの事柄で歓喜を助けることには及びません。その功徳は布施をした者の百千万億倍を超えます。この歓喜を助ける功徳が、実に尊く大きいものだと知るべきです。」

佛告颰陀和:「乃久遠不可計阿僧祇,爾時有佛,名私訶摩提等正覺、無上士、道法御、天人師、佛、世尊,在空閑之處。是時閻浮利縱廣十八萬億里,凡有六百四十萬國,悉豐熟,人民熾盛。有大國名颰陀和,有轉輪王惟斯芩,往到佛所,禮畢却坐一面。佛知其意,便為說是三昧。其王聞之助歡喜,即持珍寶散佛上,自念曰:『持是功德令十方人民皆安隱。』時私訶提佛般涅槃後,惟斯芩王壽終,還自生其家作太子,名梵摩達。爾時有比丘名珍寶,是時為四部弟子說是三昧。梵摩達聞之助歡喜,踊躍持寶直百億散其上,復持好衣供養之,以發意求佛道,與千人俱於是比丘所作沙門,求學是三昧,與千人共承事師八千歲不休懈。得一聞是三昧四事助歡喜,入高明智。因是却後更見六萬八千佛,輒於一一佛所,聞是三昧自致得佛,名坻羅惟逮等正覺、無上士、道法御、天人師、佛、世尊。是時千比丘從得等正覺,皆名坻羅欝沈。教不可計人民皆求佛道。」

仏は颰陀和に告げられた。「はるか遠い昔、数えきれないほど長い劫の昔、その時、私訶摩提という名の仏がおられた。その仏は、等正覚・無上士・道法御・天人師・仏・世尊と称され、閑静な場所におられた。その当時、閻浮提は縦横十八万億里にわたり、全部で六百四十万もの国があった。それらの国々はすべて豊かに実り、人々は栄えていた。そこに颰陀和という大きな国があり、惟斯芩という転輪王がいた。王は仏のもとを訪れ、礼拝を済ませると、片側に座った。仏はその心を知り、この三昧を説かれた。王はそれを聞いて喜び、すぐに珍宝を仏の上に散りばめて、こう心に念じた。『この功徳によって、十方のすべての人々を安らかにさせたい』と。私訶提仏が涅槃に入られた後、惟斯芩王は命終し、自らの家に生まれ変わって太子となり、名を梵摩達といった。その時、珍宝という名の比丘がいて、四部の弟子たちにこの三昧を説いていた。梵摩達はそれを聞いて大いに喜び、踊り上がって、百億の価値がある宝をその上に散りばめ、さらに良い衣を供養した。そして仏道を求める心を起こし、千人と共にこの比丘のもとで出家し、この三昧を学び求めた。千人と共に師に仕えること八千年、休むことなく怠らなかった。ついに一度この三昧を聞き、四つの事で喜びを得て、高尚な智慧に入った。そのため、その後さらに六万八千の仏に会い、その仏ごとにこの三昧を聞いて、自ら仏となるに至った。その名を坻羅惟逮等正覚・無上士・道法御・天人師・仏・世尊という。その時、千人の比丘も等正覚を得て、皆が坻羅欝沈と名乗った。数えきれないほどの人々を教え導き、皆が仏道を求めるようになった。」

佛告颰陀和:「何人聞是三昧,不助歡喜學持守誦為人說者也?」

仏は颰陀和に告げられた。「どのような人が、この三昧を聞いて、喜びを助けず、学び、持ち、守り、誦し、人のために説かない者であろうか?」

佛言:「若有守是三昧者疾逮得佛,但聞其功德不可計,何況學持者。若去百里、千里,有是三昧當求之,何況近而不求學也。若有聞是三昧欲學者,當承事其師十歲,供養瞻視不得自用,當隨師教常念師恩。」

仏は言われた。「この三昧を守る者は、速やかに仏陀の境地に達することができる。ただその功徳を聞くだけでも計り知れない。ましてや学び、身につける者はなおさらである。もし百里、千里離れていても、この三昧があると聞けば、それを求めるべきである。ましてや近くにあって、求めて学ばないなどということがあろうか。もしこの三昧を聞き、学ぼうと思う者は、その師に十年間仕え、供養し、敬い見守り、自分の思い通りにふるまってはならない。常に師の教えに従い、師の恩を忘れてはならない。」

佛言:「我故為汝說之。聞是三昧去四千里者,往到其所,正使不得聞,其功德不可計也。所以者何?專精進故,會當得之自致作佛。」

仏は言われた。「だから、この三昧についてお前たちに説くのだ。この三昧の教えを聞くために四千里の距離を旅して、たとえ教えを聞けなかったとしても、その功徳は計り知れないものとなる。なぜならば、その者は一心に精進したからであり、必ずやそれを得て自ら仏となるからである。」


6 擁護品
8 至誠品

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