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  1. 雑阿含経(ぞうあごんきょう) (雜阿含經)
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  4. 第907巻 (907)
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雑阿含経(ぞうあごんきょう) (雜阿含經)


(九〇七)

(九〇七)

如是我聞:

このように私は聞きました。

一時,佛住王舍城迦蘭陀竹園。

ある時、お釈迦さまは王舎城の迦蘭陀竹園におられました。

時,有遮羅周羅那羅聚落主來詣佛所,面前問訊慰勞,問訊慰勞已,退坐一面,白佛言:「瞿曇!我聞古昔歌舞戲笑耆年宿士作如是說:『若伎兒於大眾中歌舞戲笑,作種種伎,令彼大眾歡樂喜笑,以是業緣,身壞命終,生歡喜天。』於此,瞿曇法中所說云何?」

ある時、遮羅周羅那羅という村の長が、仏のもとを訪れ、丁寧に挨拶を交わした後、席に着いてこう尋ねました。

「ゴータマよ、私は昔の芸人や年長者たちがこう言うのを聞きました。『芸人が大勢の前で歌い、踊り、芝居をし、様々な芸で人々を楽しませ、笑わせる。その行いの報いによって、死後には喜びの天界に生まれ変わる』と。これについて、ゴータマの教えではどのように説かれているのでしょうか?」

佛告聚落主:「且止!莫問此義。」如是再三,猶請不已。

仏は村の長に告げられた。「もうよい。そのことについては問うてはならない。」こうして二度、三度にわたって繰り返されたが、それでも村の長は問い続けてやめなかった。

佛告聚落主:「我今問汝,隨汝意答。古昔此聚落眾生不離貪欲、貪欲縛所縛,不離瞋恚、瞋恚縛所縛,不離愚癡、愚癡縛所縛。彼諸伎兒於大眾坐中,種種歌舞伎樂嬉戲,令彼眾人歡樂喜笑。聚落主!當其彼人歡樂喜笑者,豈不增長貪、恚、癡縛耶?」
聚落主白佛言:「如是,瞿曇!」
「聚落主!譬如有人以繩反縛,有人長夜以惡心欲令此人非義饒益,不安不樂,數數以水澆所縛繩,此人被縛豈不轉增急耶?」
聚落主言:「如是,瞿曇!」
佛言:「聚落主!古昔眾生亦復如是,不離貪欲、瞋恚、癡縛,緣彼嬉戲歡樂喜笑,更增其縛。」
聚落主言:「實爾,瞿曇!彼諸伎兒令其眾生歡樂喜笑,轉增貪欲、瞋恚、癡縛。以是因緣,身壞命終,生善趣者,無有是處!」
佛告聚落主:「若言古昔伎兒能令大眾歡樂喜笑,以是業緣,生歡喜天者,是則邪見!若邪見者,應生二趣,若地獄趣、若畜生趣。」
說是語時,遮羅周羅那羅聚落主悲泣流淚!
爾時,世尊告聚落主:「是故我先三問不答,言聚落主:『且止!莫問此義。』」
聚落主白佛言:「瞿曇!我不以瞿曇說故而悲泣也。我自念,昔來云何為彼愚癡不辨不善諸伎兒輩所見欺誑,言大眾中作諸伎樂,乃至生歡喜天。我今定思:『云何伎兒歌舞嬉戲生歡喜天?』瞿曇!我從今日,捨彼伎兒惡不善業,歸佛、歸法、歸比丘僧。」
佛言:「善哉!聚落主!此真實要。」
爾時,遮羅周羅那羅聚落主聞佛所說,歡喜隨喜,頂禮佛足,歡喜而去。

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