○第五教相者,此是大乘方等教攝。引接三根,令歸一實。兼令無志求出要者,亦能脫諸衰惱,生于善處。蓋是無法不備,無機不收。所謂亦攝漸機一切羣品,而正意則唯在圓頓也。教相竟。
第五の教相について述べます。この『阿弥陀経』は大乗の方等教に属する教えです。この教えは、上・中・下の三つの根機を持つ人々を導き、皆を一つの真実(一実)へと帰らせます。さらに、救いの道(出要)を求める志のない者にも、あらゆる苦しみや悩みから逃れて、より良い境遇に生まれ変わることを可能にします。まことに、この教えは備えていない法はなく、受け入れることのできない機根もありません。いわゆる、少しずつ進む漸機のあらゆる人々も含んでいますが、その真の意図はただ円満かつ頓悟の教え(円頓)にあるのです。教相の説明は以上です。
占察善惡業報經玄義(終)