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title: "大毘盧遮那成佛神變加持經 · 2 入漫茶羅具緣真言品"
description: "大毘盧遮那成佛神變加持經，簡稱大日經，由唐代善無畏與一行共同譯出。該經是唐密根本經典之一，以毘盧遮那佛為核心，闡述大悲胎藏生曼荼羅的修法體系，融合真言咒語、手印與觀想，揭示即身成佛的密教義理。其內容涵攝教相與事相，奠定漢傳密宗教義基礎，被奉為密宗聖典，對東亞佛教思想與實踐影響深遠。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmcvvcigu043el1048qg5cnzh"
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### 入漫茶羅具緣真言品第二之一

> 入曼荼羅具縁真言品第二之一

爾時執金剛祕密主白佛言：「希有世尊！說此諸佛自證三菩提不思議法界超越心地，以種種方便道，為眾生類如本性信解而演說法。惟願世尊次說修真言行大悲胎藏生大漫茶羅王，為滿足彼諸未來世無量眾生、為救護安樂故。」爾時薄伽梵毘盧遮那於大眾會中遍觀察已，告執金剛祕密主言：「諦聽。金剛手！今說修行漫茶羅行滿足一切智智法門。」爾時毘盧遮那世尊本昔誓願成就無盡法界度脫無餘眾生界故，一切如來同共集會，漸次證入大悲藏發生三摩地，世尊一切支分皆悉出現如來之身，為彼從初發心乃至十地諸眾生故，遍至十方還來佛身本位，本位中住而復還入。時薄伽梵復告執金剛祕密主言：「諦聽。金剛手！漫茶羅位初阿闍梨應發菩提心，妙慧慈悲兼綜眾藝，善巧修行般若波羅蜜，通達三乘，善解真言實義，知眾生心，信諸佛菩薩，得傳教灌頂等妙解漫茶羅畫，其性調柔離於我執，於真言行善得決定，究習瑜伽，住勇健菩提心。祕密主，如是法則阿闍梨，諸佛菩薩之所稱讚。復次祕密主！彼阿闍梨，若見眾生堪為法器，遠離諸垢、有大信解、勤勇深信、常念利他，若弟子具如是相貌者，阿闍梨應自往勸發，如是告言：

> その時、金剛手秘密主が仏に申し上げた。 「稀有なる世尊よ、この諸仏の自ら証された三菩提、思議を超えた法界、心の境地を越えたものを、種々の方便の道をもって、衆生の類いがその本性に応じて信じ理解できるように説き示されました。どうか世尊、次に真言行を修め、大悲の胎蔵より生じる大曼荼羅王についてお説きください。それは未来世の無量の衆生を満足させ、救い護り安楽を得させるためです。」 その時、薄伽梵毘盧遮那は大衆の会中を見渡し、金剛手秘密主に告げられた。 「よく聞け、金剛手よ。今、曼荼羅の行を修め、一切智智の法門を満足させることを説こう。」 その時、毘盧遮那世尊は、昔立てられた誓願を成就し、尽きることのない法界をもって余すところなく衆生界を度脱するため、一切の如来が共に集い、次第に大悲蔵発生の三摩地に証入された。世尊の一切の支分にはことごとく如来の身が現れ、初発心から十地に至る諸衆生のために、十方に遍く至り、再び仏身の本位に還って来られ、本位の中に住しながらまた還って入られた。 時に薄伽梵は再び金剛手秘密主に告げられた。 「よく聞け、金剛手よ。曼荼羅の位における最初の阿闍梨は、菩提心を発すべきである。妙なる慧と慈悲をもち、衆芸を兼ね備え、巧みに般若波羅蜜を修行し、三乗に通達し、真言の実義を善く解し、衆生の心を知り、諸仏菩薩を信じ、伝教灌頂などを得て、曼荼羅の画き方を妙に解し、その性質は調和柔軟で我執を離れ、真言行において善く決定を得て、瑜伽を究め習い、勇健なる菩提心に住する。秘密主よ、このような法則を持つ阿闍梨は、諸仏菩薩によって称賛されるのである。 さらに秘密主よ、その阿闍梨は、もし衆生に法器となる素質を見いだし、諸々の垢から遠く離れ、大いなる信解があり、勤勉で勇猛、深く信じ、常に他を利することを念じているならば、弟子がこのような相貌を備えている場合、阿闍梨は自ら赴いて勧め発心させるべきである。このように告えるのである：」

「『佛子此大乘， 真言行道法，我今正開演， 為彼大乘器。過去等正覺， 及與未來世，現在諸世尊， 住饒益眾生。如是諸賢者， 解真言妙法，勤勇獲種智， 坐無相菩提。真言勢無比， 能摧彼大力，極忿怒魔軍， 釋師子救世。是故汝佛子， 應以如是慧，方便作成就， 當獲薩婆若。行者悲念心， 發起令增廣，彼堅住受教， 當為擇平地。山林多華果， 悅意諸清泉，諸佛所稱歎， 應作圓壇事。或在河流處， 鵞雁等莊嚴，彼應作慧解， 悲生漫茶羅。正覺緣導師， 聖者聲聞眾，曾遊此地分， 佛常所稱譽；及餘諸方所， 僧坊阿練若，華房高樓閣， 勝妙諸池苑；制底火神祠， 牛欄河潬中，諸天廟空室， 仙人得道處。如上之所說， 或所意樂處，利益弟子故， 當畫漫茶羅。』」

> 「仏子よ、この大乗、 真言行道の法を、 私は今、正しく説き明かす、 かの大乗の器のため。 過去の等正覚者たち、 および未来の世、 現在の諸世尊たちは、 衆生を利するために住まわれる。 かくのごとき諸賢者は、 真言の妙法を解し、 勤勇して種々の智を得、 無相の菩提に坐す。 真言の勢いは比類なく、 かの大力を摧破し、 極めて忿怒の魔軍を、 釈師子、世を救う。 されば汝、仏子よ、 かくのごとき慧をもって、 方便に成就をなすべし、 まさに薩婆若を得るであろう。 行者は悲念の心を、 起こし、増広せしめ、 彼は堅く住し、教えを受け、 まさに平地を選ぶべし。 山林には多くの華果、 悦意なる清らかな泉、 諸仏の称歎するところ、 円壇の事をなすべし。 あるいは河流のほとり、 鵞雁などの荘厳あるところ、 彼は慧解をもってなすべし、 悲生の曼荼羅を。 正覚の縁となる導師、 聖者なる声聞の衆、 かつてこの地分に遊び、 仏の常に称誉するところ； および他の諸方所、 僧坊、阿練若、 華房、高樓閣、 勝妙なる諸池苑； 制底、火神祠、 牛欄、河潬の中、 諸天の廟、空室、 仙人の得道の処。 上に説くがごとき、 あるいは意楽するところ、 弟子を利益せんがため、 まさに曼荼羅を画くべし。」

「祕密主！彼揀擇地，除去礫石碎瓦破器、髑髏毛髮、糠糟灰炭、刺骨朽木等，及蟲蟻蜣蜋毒螫之類，離如是諸過。遇良日晨、定日、時分、宿直、諸執皆悉相應，於食前時值吉祥相，先當為一切如來作禮，以如是偈警發地神：

> 秘密主よ！その地を選び、小石や瓦の破片、壊れた器、髑髏や毛髪、糠や糟、灰や炭、棘や骨、朽ちた木などを取り除き、また虫や蟻、糞虫、毒を持つ生き物などの類いを遠ざけ、このようなあらゆる不浄なものを離れなさい。 良き日や朝、定められた日、時分、宿直、諸々の星の運行がすべて調和する時を選び、食事の前に吉祥の相が現れたならば、まず一切の如来に礼拝し、次のような偈をもって地の神々を呼び覚ましなさい：

「『汝天親護者， 於諸佛導師，修行殊勝行， 淨地波羅蜜。如破魔軍眾， 釋師子救世，我亦降伏魔， 我畫漫茶羅。』」

> 「天親護者よ、諸仏の導師たちは、 殊勝な行を修め、清浄なる地の波羅蜜を成就した。 魔軍を破ったように、釈迦の獅子は世を救い、 我もまた魔を降伏し、我は曼荼羅を描く。」

「彼應長跪舒手按地，頻誦此偈，以塗香華等供養。供養已，真言者復應歸命一切如來，然後治地。如其次第，當具眾德。」爾時執金剛祕密主頭面禮世尊足，而說偈言：

> 彼は長跪して手を伸ばし地に按じ、この偈を繰り返し誦え、塗香や華などで供養すべし。供養を終えたら、真言者は再び一切如来に帰命し、その後で地を整えるがよい。順序に従って、多くの徳を備えるべきである。 その時、執金剛秘密主は頭面を地に付けて世尊の足を礼し、偈を説いて言った。

「佛法離諸相， 法住於法位，所說無譬類， 無相無為作。何故大精進， 而說此有相，及與真言行， 不順法然道？」爾時薄伽梵， 毘盧遮那佛，告執金剛手： 「善聽法之相，法離於分別， 及一切妄想。若淨除妄想， 心思諸起作，我成最正覺， 究竟如虛空。凡愚所不知， 邪妄執境界，時方相貌等， 樂欲無明覆；度脫彼等故， 隨順方便說，而實無時方， 無作無造者，彼一切諸法， 唯住於實相。復次祕密主！ 於當來世時，劣慧諸眾生， 以癡愛自蔽，唯依於有著， 恒樂諸斷常，時方所造業， 善不善諸相，盲冥樂求果， 不知解此道；為度彼等故， 隨順說是法。」

> 「仏法はあらゆる相を離れ、法は法の位に住す。 説かれるところに譬え類いなく、相なく、作為なく。 なぜ大いなる精進を以て、この有相を説き、 また真言行と共に、法然の道に順わざるのか？」 その時、薄伽梵、毘盧遮那仏は、 金剛手に告げられた：「よく法の相を聴け。 法は分別を離れ、一切の妄想を離る。 もし妄想を浄め除き、心の思いと諸々の作為を離るならば、 我は最正覚を成じ、究竟して虚空の如し。 凡愚の知らざるところ、邪妄に境界を執し、 時や方角、相貌などを、楽欲と無明に覆われて。 彼らを度脱せんがため、方便に随順して説くのである。 しかして実には時も方角もなく、作る者も造る者もない。 それ一切の諸法は、ただ実相に住するのみである。 また、秘密主よ、来たるべき世において、 劣れる慧の諸々の衆生は、癡と愛をもって自ら蔽われ、 ただ有るものに依りて、常に断常を楽しみ、 時や方角によって造る業、善不善の諸々の相を、 盲いた闇の中で果を楽しく求め、この道を解することを知らない。 彼らを度せんがため、この法に随順して説くのである。」

「祕密主！如是所說處所，隨在一地治令堅固，取未至地瞿摩夷及瞿摸怛羅和合塗之。次以香水真言灑淨，即說真言曰：

> 秘密主よ、このように説かれる場所は、どこであれ、その地を堅固に整え、まだ踏まれていない地の瞿摩夷と瞿摸怛羅を混ぜ合わせて塗りなさい。次に香水の真言で清め、即ち真言を説く。

「『南麼三曼多勃馱喃一凡真言中有平聲字皆稍上聲呼之，以下准此阿鉢囉二合底丁以反，下同三迷二伽伽那三迷三三麼多奴揭帝四鉢囉二合吃㗚二合底微輸上睇五達摩馱睹微戌達儞六莎訶』

> 南無　三曼多勃馱喃<note>一</note><note>凡そ真言の中に平声の字あるものは、皆やや上声にて呼ぶ。以下これに準ず</note> 阿鉢囉<note>二合</note>底<note>丁以反、下同じ</note>三迷<note>二</note> 伽伽那三迷<note>三</note> 三麼多奴掲帝<note>四</note> 鉢囉<note>二合</note>吃㗚<note>二合</note>底微輸<note>上</note>睇<note>五</note> 達摩馱睹微戌達儞<note>六</note> 莎訶

「行者次於中， 定意觀大日，處白蓮華座， 髮髻以為冠，放種種色光， 通身悉周遍。復當於正受， 次想四方佛，東方號寶幢， 身色如日暉；南方大勤勇， 遍覺華開敷，金色放光明， 三昧離諸垢；北方不動佛， 離惱清涼定；西方仁勝者， 是名無量壽。持誦者思惟， 而住於佛室，當受持是地， 以不動大名，或用降三世， 一切利成就。白檀以塗畫， 圓妙漫茶羅，中第一我身， 第二諸救世，第三同彼等， 佛母虛空眼，第四蓮華手， 第五執金剛，第六不動尊， 想念置其下。奉塗香華等， 思念諸如來，至誠發殷重， 演說如是偈：『諸佛慈悲者， 存念我等故，明日受持地， 并佛子當降。』

> 行者は次にその中で、 心を定めて大日を観想し、 白蓮華の座に坐し、 髪を髻として冠とし、 様々な色の光を放ち、 全身に満ち渡る。 さらに正受の境地に入り、 次に四方の仏を想い描く。 東方は宝幢と号し、 身の色は日の輝きの如く。 南方は大勤勇、 遍く覚りの華開き敷き、 金色の光を放ち、 三昧は一切の垢を離れる。 北方は不動仏、 煩悩を離れた清涼の定。 西方は仁勝者、 これ無量寿と名づく。 持誦する者は思惟し、 仏の室に安住して、 この地を受持すべし。 不動の大名をもって、 あるいは降三世を用い、 一切の利益を成就せん。 白檀をもって塗り描く、 円満微妙なる曼荼羅。 その中、第一は我が身、 第二は諸々の救世主、 第三は彼らと同等なる、 仏母・虚空眼、 第四は蓮華手、 第五は執金剛、 第六は不動尊、 想念してその下に置く。 塗香や華などを奉げ、 諸々の如来を思念し、 至誠を込めて殷重に、 次の偈を演説すべし： 『慈悲深き諸仏よ、 我らを顧みたまえ。 明日、この地を受持し、 仏子らと共に降臨あらんことを。』

「如是說已，復當誦此真言曰：

> このように説き終えたならば、さらにこの真言を唱えなさい。

「『南麼三曼多勃馱喃一薩婆怛他蘗多引二地瑟姹二合那引地瑟祉二合帝三阿者麗四微麼麗五娑麼二合囉嬭平六鉢囉二合吃㗚二合底丁以反鉢𭌆輸上睇七莎訶八』

> 「南無　遍くの如来よ 一切の如来の座を堅固にせよ 揺るぎなき者よ 動じざる者よ 確固たる者よ 堅固なる者よ 金剛座に安らぎて 成就あれ」

「持真言行者， 次發悲念心，依於彼西方， 繫念以安寢，思惟菩提心， 清淨中無我。或於夢中見， 菩薩大名稱，諸佛無有量， 現作眾事業，或以安慰心， 勸囑於行者：『汝念眾生故， 造作漫茶羅，善哉摩訶薩， 所畫甚微妙。』復次於餘日， 攝受應度人，若弟子信心， 生種姓清淨，恭敬於三寶， 深慧以嚴身，堪忍無懈倦， 尸羅淨無缺，忍辱不慳悋， 勇健堅行願，如是應攝取， 餘則無所觀。或十或八七， 或五二一四，當作於灌頂， 若復數過此。」

> 真言を修める行者は、 次に慈悲の心を起こし、 西方を頼りとして、 心を鎮め、安らかに眠る。 菩提心を思惟し、 清浄の中に我なしと観ずる。 あるいは夢の中で、 菩薩の尊い御名を見、 無量の諸仏が、 様々な救いの業を現じ、 あるいは慰め励ます心で、 行者にこう告げられる： 「汝は衆生を思う故に、 曼荼羅を描く。 善きかな、大菩薩よ、 その描くところは実に微妙なり」 また別の日には、 救うべき人々を受け入れよ。 もし弟子が信心を持ち、 清らかな素質を備え、 三宝を敬い、 深い智慧で身を飾り、 忍耐強く怠らず、 戒律は清浄で欠けることなく、 辱めに耐え、惜しむ心なく、 勇猛で堅固な行願を持つなら、 このような者を受け入れよ、 それ以外は顧みるな。 十人あるいは八人、七人、 あるいは五人、二人、一人、四人、 灌頂を行え。 もし数がこれを超えてもよい。

爾時金剛手祕密主復白佛言：「世尊！當云何名此漫茶羅？漫茶羅者其義云何？」佛言：「此名發生諸佛漫茶羅，極無比味、無過上味，是故說為漫茶羅。又祕密主！哀愍無邊眾生界故，是大悲胎藏生漫茶羅廣義。祕密主！如來於無量劫積集阿耨多羅三藐三菩提之所加持，是故具無量德，當如是知。祕密主！非為一眾生故如來成正等覺，亦非二非多，為憐愍無餘記及有餘記諸眾生界故，如來成正等覺，以大悲願力於無量眾生界如其本性而演說法。祕密主！無大乘宿習、未曾思惟真言乘行，彼不能少分見聞歡喜信受。又金剛薩埵！若彼有情昔於大乘真言乘道無量門進趣、已曾修行，為彼等故，限此造立名數。彼阿闍梨亦當以大悲心立如是誓願，為度無餘眾生界故，應當取彼無量眾生作菩提種子因緣。

> その時、金剛手秘密主が再び仏に申し上げました。「世尊よ、この曼荼羅をどのように名づけるべきでしょうか。曼荼羅とは、その意味は何でしょうか。」 仏は答えられました。「これは『諸仏を生じさせる曼荼羅』と呼ばれる。比べるものがないほど優れた味、これ以上の味はない。だから曼荼羅と説かれるのだ。また、秘密主よ、無辺の衆生界を哀れみ憐れむために、これが大悲の胎蔵から生まれる曼荼羅の広い意味である。秘密主よ、如来は無量の劫にわたって阿耨多羅三藐三菩提を積み集め、それによって加持されている。だから無量の徳を具えているのだと、このように知るべきである。 秘密主よ、如来が正等覚を成じたのは、一人の衆生のためではない。また二人のためでも、多くの者のためでもない。余すところなく記別された者も、まだ記別されていない者も含む一切の衆生界を憐れみ慈しむために、如来は正等覚を成じたのである。大悲の願力によって、無量の衆生界に対して、それぞれの本性に応じて法を説き示すのだ。 秘密主よ、大乗の過去の習いがなく、真言乗の行いを一度も思惟したことのない者は、少しでもこれを見聞きして喜び信受することはできない。また、金剛薩埵よ、もしある有情がかつて大乗真言乗の道において無量の門から進み、すでに修行を積んでいたならば、彼らのために、この限られた名目を設けて示すのである。 彼の阿闍梨もまた、大悲の心をもってこのような誓願を立てるべきである。余すところない衆生界を度するために、無量の衆生を取って菩提の種子とする因縁とすべきなのである。」

「持真言行者， 如是攝受已，命彼三自歸， 令說悔先罪。奉塗香華等， 供養諸聖尊，應授彼三世， 無障礙智戒。次當授齒木， 若優曇鉢羅，或阿說他等， 結護而作淨。香華以莊嚴， 端直順本末，東面或北面， 嚼已而擲之，當知彼眾生， 成器非器相。三結修多羅， 次繫等持臂，如是受弟子， 遠離諸塵垢。增發信心故， 當隨順說法，慰喻堅其意， 告如是偈言：『汝獲無等利， 位同於大我，一切諸如來， 此教菩薩眾。皆已攝受汝， 成辦於大事，汝等於明日， 當得大乘生。』如是教授已， 或於夢寐中，覩見僧住處， 園林悉嚴好，堂宇相殊特， 顯敞諸樓觀，幢蓋摩尼珠， 寶刀悅意華；女人鮮白衣， 端正色姝麗，密親或善友， 男子如天身；群牛豐牸乳， 經卷淨無垢。遍知因緣覺， 并佛聲聞眾，大我諸菩薩， 現前授諸果。度大海河池， 及聞所樂聲，空中言吉祥， 當與意樂果。如是等好相， 宜應諦分別，與此相違者， 當知非善夢。善住於戒者， 晨起白師已，師說此句法， 勸發諸行人：『此殊勝願道， 大心摩訶衍，汝今能志求， 當成就如來。自然智大龍， 世間敬如塔，有無悉超越， 無垢同虛空。諸法甚深奧， 難了無含藏，離一切妄想， 戲論本無故。作業妙無比， 常依於二諦，是乘殊勝願， 汝當住斯道。』」

> 真言の行を保つ者は、 このように弟子を受け入れたならば、 まず三帰依を命じ、 過去の罪を悔い改めさせなさい。 塗香や華などを捧げて、 諸々の聖なる尊き方々に供養し、 彼に三世にわたる、 障礙なき智慧の戒を授けるべきです。 次に歯木を授けなさい。 もし優曇鉢羅の木か、 あるいは阿説他の木などで、 結界して護り、清浄とします。 香と華で飾り付け、 まっすぐで根本から末まで整ったものを、 東面あるいは北面に向かい、 噛んだ後に投げ捨てなさい。 それによってその衆生が、 器となるか否かの相を知るのです。 三度結んだ紐で、 次に定の腕に結び付けます。 このようにして弟子を受け入れ、 あらゆる塵や垢から遠ざけるのです。 信心を増し発展させるために、 説法に従って語りかけ、 慰め励ましてその意志を堅固にし、 次のような偈を告げなさい： 『汝は比類なき利益を得、 その位は大我と同じ。 一切の如来は、 この教えで菩薩の衆を導く。 皆すでに汝を受け入れ、 大事を成し遂げさせた。 汝らは明日、 大乗の生を得るであろう。』 このように教え授けた後、 あるいは夢の中にて、 僧の住処を見るでしょう。 園林はことごとく厳かに美しく、 堂宇は格別に優れ、 楼閣は明るく広々としています。 幢や蓋、摩尼の珠、 宝の刀、心を喜ばせる華。 女性は白く清らかな衣をまとい、 端正で色美しく麗しい。 親しい者や善き友、 男子は天の身のよう。 群れなす牛は牸牛の乳に満ち、 経巻は清らかで垢なし。 遍知者、縁覚、 そして仏の声聞の衆、 大我なる諸菩薩が、 眼前に諸々の果を授けます。 大海や河や池を渡り、 また喜びの声を聞き、 空中から吉祥の言葉が響くならば、 それは意楽の果を得る前兆です。 このような良い相を、 よくよく観察し分別しなさい。 これに違う相は、 善き夢ではないと知るべきです。 戒に善く住する者は、 朝起きて師に報告した後、 師はこの句の法を説き、 諸々の行人を勧め発起させます： 『この殊勝なる願の道、 大心の大乗は、 汝今、志し求めることができれば、 如来の成就を得るであろう。 自然の智、大いなる龍、 世間から塔のように敬われ、 有無を超越し、 垢なく虚空のごとし。 諸法は甚深で奥遠く、 理解し難く、含蔵することなし。 一切の妄想を離れ、 戯論は本来ないゆえ。 その業は妙にして比類なく、 常に二諦に依る。 この乗は殊勝なる願、 汝はこの道に住すべきである。』

爾時住無戲論執金剛白佛言：「世尊！願說三世無礙智戒。若菩薩住此者，令諸佛菩薩皆歡喜故。」如是說已，佛告住無戲論執金剛等言：「佛子諦聽。若族姓子住是戒者，以身語意合為一，不作一切諸法。云何為戒？所謂觀察捨於自身，奉獻諸佛菩薩。何以故？若捨自身則為捨彼三事。云何為三？謂身、語、意。是故族姓子！以受身語意戒得名菩薩。所以者何？離彼身語意故。菩薩摩訶薩應如是學。次於明日，以金剛薩埵加持自身，為世尊毘盧遮那作禮，應取淨瓶盛滿香水，持誦降三世真言而用加之。置初門外，用灑是諸人等。彼阿闍梨以淨香水授與令飲，彼心清淨故。」

> その時、戯論なき境地に住む執金剛が仏に申し上げた： 「世尊よ、どうか三世にわたり妨げのない智慧の戒めをお説きください。もし菩薩がこの戒めに住するならば、すべての仏や菩薩を喜ばせることができるからです。」 このように申し上げると、仏は戯論なき境地に住む執金剛らに告げられた： 「仏弟子よ、よく聞きなさい。もし善き家の子がこの戒めに住するならば、身と口と意を一つに合わせ、一切の諸法を作らないことである。戒めとは何か。それは自らを観察し、自らの身を捨てて諸仏菩薩に奉げることである。なぜなら、自らの身を捨てるならば、三つの事柄を捨てることになるからだ。三つとは何か。それは身と口と意である。それゆえ、善き家の子よ、身・口・意の戒めを受けることによって菩薩と名づけられるのである。なぜなら、それらの身・口・意を離れるからである。菩薩摩訶薩はこのように学ぶべきである。 次の日、金剛薩埵の加護によって自らを清め、世尊毘盧遮那仏に礼拝し、清浄な瓶に香水を満たして、降三世の真言を唱えながらそれを加えなさい。それを最初の門の外に置き、その香水で人々に清めの水を振りかけなさい。阿闍梨は清浄な香水を彼らに与えて飲ませる。それによって彼らの心は清浄となるからである。」

爾時執金剛祕密主以偈問佛：

> その時、金剛手秘密主が仏に偈を以って問うた。

「種智說中尊， 願說彼時分。大眾於何時， 普集現靈瑞，漫茶羅闍梨， 慇懃持真言？」爾時薄伽梵， 告持金剛慧：「常當於此夜， 而作漫茶羅。傳法阿闍梨， 如是應次取，五色修多羅， 稽首一切佛。大毘盧遮那， 親自作加持，東方以為首， 對持修多羅，至齊而在空， 漸次右旋轉，如是南及西， 終竟於北方。第二安立界， 亦從初方起，憶念諸如來， 所行如上說，右方及後方， 復周於勝方。阿闍梨次迴， 依於涅哩底，受學對持者， 漸次以南行，從此右旋遶， 轉依於風方，師位移本處， 而居於火方。持真言行者， 復修如是法，弟子在西南， 師居伊舍尼，學者復旋遶， 轉依於火方，師位移本處， 而住於風方。如是真言者， 普作四方相，漸次入其中， 三位以分之。已表三分位， 地相普周遍，復於一一分， 差別以為三。是中最初分， 作業所行道，其餘中後分， 聖天之住處。方等有四門， 應知其分劑，誠心以殷重， 運布諸聖尊。如是造眾相， 均調善分別，內心妙白蓮， 胎藏正均等。藏中造一切， 悲生漫茶羅，十六央具梨， 過此是其量。八葉正圓滿， 鬚蘂皆嚴好，金剛之智印， 遍出諸葉間。從此華臺中， 大日勝尊現，金色具暉曜， 首持髮髻冠，救世圓滿光， 離熱住三昧。彼東應畫作， 一切遍知印，三角蓮華上， 其色皆鮮白，光焰遍圍遶， 皓潔普周遍。次於其北維， 導師諸佛母，晃曜真金色， 縞素以為衣，遍照猶日光， 正受住三昧。復於彼南方， 救世佛菩薩，大德聖尊印， 號名滿眾願，真陀摩尼珠， 住於白蓮華。北方大精進， 觀世自在者，光色如皓月， 商佉軍那華，微笑坐白蓮， 髻現無量壽。彼右大名稱， 聖者多羅尊，青白色相雜， 中年女人狀，合掌持青蓮， 圓光靡不遍，暉發猶淨金， 微笑鮮白衣。右邊毘俱胝， 手垂數珠鬘，三目持髮髻， 尊形猶皓素，圓光色無主， 黃赤白相入。次近毘俱胝， 畫得大勢尊，彼服商佉色， 大悲蓮華手，滋榮而未敷， 圍遶以圓光。明妃住其側， 號持名稱者，一切妙瓔珞， 莊嚴金色身，執鮮妙華枝， 左持鉢胤遇。近聖者多羅， 住於白處尊，髮冠襲純帛， 鉢曇摩華手。於聖者前作， 大力持明王，晨朝日暉色， 白蓮以嚴身，赫奕成焰鬘， 吼怒牙出現，利爪獸王髮， 何耶揭利婆，如是三摩地， 觀音諸眷屬。復次華臺表， 大日之右方，能滿一切願， 持金剛慧者，鉢孕遇華色， 或復如綠寶，首戴眾寶冠， 瓔珞莊嚴身，間錯互嚴飾， 廣多數無量，左執跋折羅， 周環起光焰。金剛藏之右， 所謂忙莽雞，亦持堅慧杵， 嚴身以瓔珞。彼右次應置， 大力金剛針，使者眾圍遶， 微笑同瞻仰。聖者之左方， 金剛商朅羅，執持金剛鎖， 自部諸使俱，其身淺黃色， 智杵為幖幟。於執金剛下， 忿怒降三世，摧伏大障者， 號名月黶尊，三目四牙現， 夏時雨雲色，阿吒吒笑聲， 金剛寶瓔珞，攝護眾生故， 無量眾圍遶，乃至百千手， 操持眾器械。如是忿怒等， 皆住蓮華中。次往西方畫， 無量持金剛，種種金剛印， 形色各差別，普放圓滿光， 為諸眾生故。真言主之下， 依涅哩底方，不動如來使， 持慧刀羂索，頂髮垂左肩， 一目而諦觀，威怒身猛焰， 安住在盤石，面門水波相， 充滿童子形。如是具慧者， 次應往風方。復畫忿怒尊， 所謂勝三世，威猛焰圍遶， 寶冠持金剛，不顧自身命， 專請而受教。已說初界域， 諸尊方位等。持真言行人， 次往第二院，東方初門中， 畫釋迦牟尼，圍遶紫金色， 具三十二相，被服袈裟衣， 坐白蓮華臺，為令教流布， 住彼而說法。次於世尊右， 顯示遍知眼，熙怡相微笑， 遍體圓淨光，喜見無比身， 是名能寂母。復於彼尊右， 圖寫毫相明，住鉢頭摩華， 圓照商佉色，執持如意寶， 滿足眾希願，暉光大精進， 救世釋師子。聖尊之左方， 如來之五頂，最初名白傘， 勝頂最勝頂，眾德火光聚， 及與捨除頂，是名五大頂， 大我之釋種，應當依是處， 精心造眾相。次於其北方， 布列淨居眾，自在與普華， 光鬘及意生，名稱遠聞等， 各如其次弟。於毫相之右， 復畫三佛頂，初名廣大頂， 次名極廣大，及無邊音聲， 皆應善安立。五種如來頂， 白黃真金色，復次三佛頂， 白黃赤兼備，其光普深廣， 眾瓔珞莊嚴，所發弘誓力， 一切願皆滿。行者於東隅， 而作火仙像，住於熾焰中， 三點灰為標，身色皆深赤， 心置三角印，而在圓焰中， 持珠及澡瓶。右方閻摩王， 手秉壇拏印，水牛以為座， 震電玄雲色，七母并黑夜， 妃后等圍繞。涅哩底鬼王， 執刀恐怖形，縛嚕拏龍王， 羂索以為印。初方釋天王， 安住妙高山，寶冠被瓔珞， 持跋折羅印，及餘諸眷屬， 慧者善分布。左置日天眾， 在於輿輅中，勝無勝妃等， 翼從而侍衛。大梵在其右， 四面持髮冠，唵字相為印， 執蓮在鵝上。西方諸地神， 辯才及毘紐，塞建那風神， 商羯羅月天，是等依龍方， 畫之勿遺謬。持真言行者， 以不迷惑心，佛子次應作， 持明大忿怒，右號無能勝， 左無能勝妃，持地神奉瓶， 虔敬而長跪。及二大龍王， 難陀拔難陀，對處廂曲中， 通門之大護。所餘釋種尊， 真言與印壇，所說一切法， 師應具開示。持真言行者， 次至第三院，先圖妙吉祥， 其身欝金色，五髻冠其頂， 猶如童子形，左持青蓮華， 上表金剛印，慈顏遍微笑， 坐於白蓮臺，妙相圓普光， 周匝互暉映。右邊應次畫， 網光童子身，執持眾寶網， 種種妙瓔珞，住寶蓮華座， 而觀佛長子。左邊畫五種， 與願金剛使，所謂髻設尼， 優婆髻設尼，及與質多羅， 地慧并請召，如是五使者， 五種奉教者，二眾共圍遶， 侍衛無勝智。行者於右方， 次作大名稱，除一切蓋障， 執持如意寶。捨於二分位， 當畫八菩薩，所謂除疑怪， 施一切無畏，除一切惡趣， 救意慧菩薩，悲念具慧者， 慈起大眾生，除一切熱惱， 不可思議慧。次復捨斯位， 至於北勝方，行者以一心， 憶持布眾綵，而造具善忍， 地藏摩訶薩。其座極巧嚴， 身處於焰胎，雜寶莊嚴地， 綺錯互相間，四寶為蓮華， 聖者所安住。及與大名稱， 無量諸菩薩，謂寶掌寶手， 及與持地等。寶印手堅意， 上首諸聖尊，各與無數眾， 前後共圍遶。次復於龍方， 當畫虛空藏，勤勇被白衣， 持刀生焰光，及與諸眷屬， 正覺所生子，各隨其次第， 列坐正蓮上。今說彼眷屬， 大我菩薩眾，應善圖藻繢， 諦誠勿迷忘。謂虛空無垢， 次名虛空慧，及清淨慧等， 行慧安慧等，如是諸菩薩， 常勤精進者，各如其次第， 而畫莊嚴身。略說大悲藏， 漫茶羅位竟。」

> 「智慧の教えの主よ、どうかその時を教えてください。 大衆はいつ集い、霊瑞を示し、 曼荼羅の導師は真言を捧げるのでしょうか？」 時に世尊は、金剛智を持つ者に告げられた。 「常にこの夜に、曼荼羅を構えなさい。 法を伝える導師は、このように順を追って、 五色の糸を取り、一切の仏に礼拝しなさい。 大日如来自らが加護し、 東方を始めとして、糸を持ち、 臍の高さで空中に保ち、次第に右回りに回し、 南、西、そして北へと続けなさい。 第二の結界も、初めの方角から始め、 諸如来を思い起こし、先の通りに行い、 右方、後方、そして勝れた方角へと巡らせなさい。 導師は次に回り、下方に依り、 学び手は対面し、次第に南へ進み、 ここから右回りに巡り、風の方角へと移り、 師は元の場所を離れ、火の方角に居を定めなさい。 真言を行う者は、またこの法を修し、 弟子は南西に、師は北東に、 学び手は再び巡り、火の方角へと移り、 師は元の場所を離れ、風の方角に留まりなさい。 このように真言者は、四方の相を広く作り、 次第にその中に入り、三つの位に分けなさい。 三つの位を示したら、地相を広く巡らせ、 さらにそれぞれの分を、三つに区別しなさい。 その最初の分は、作業の行う道、 残る中と後の分は、聖なる天の住処です。 方等には四門があり、その区分を知り、 誠心をもって丁重に、諸聖尊を配置しなさい。 このように多くの相を作り、均整よく善く分け、 内心の妙なる白蓮、胎蔵は正しく均等です。 蔵の中に一切を造り、悲より生ずる曼荼羅、 十六の央具梨を超えることはその量です。 八つの花弁は円満に、雄蕊雌蕊は皆厳かに整い、 金剛の智印が、諸葉の間から遍く現れます。 この華台の中から、大日勝尊が現れ、 金色に輝き、髻冠を頂き、 救世の円満光、熱を離れ三昧に住します。 その東には、一切遍知印を描き、 三角の蓮華の上、その色は皆鮮やかな白、 光焔が周囲を巡り、皓潔が遍く満ちます。 次にその北東に、導師たる諸仏の母、 輝く真金色、白絹を衣とし、 遍照は日光の如く、正受に三昧に住します。 またその南に、救世の仏菩薩、 大徳の聖尊の印、満願と号し、 真陀摩尼の珠、白蓮華に住します。 北方の大精進、観世自在者、 光色は皓月の如く、商佉軍那の華、 微笑みて白蓮に坐し、髻に無量寿を現します。 その右の大名称、聖者多羅尊、 青白の色相混ざり、中年の女人の姿、 合掌して青蓮を持ち、円光は遍く及ばぬことなく、 輝きは浄金の如く、微笑みて鮮やかな白衣。 右辺の毘俱胝、手に数珠の鬘を垂らし、 三目にして髻を持ち、尊形は皓素の如く、 円光の色は主なく、黄赤白が互いに溶け合います。 次に毘俱胝に近く、得大勢尊を描き、 その服は商佉の色、大悲の蓮華手、 滋栄して未だ開かず、円光に囲まれます。 明妃はその側に住し、持名称と号し、 一切の妙なる瓔珞、金色の身を荘厳し、 鮮妙なる華枝を執り、左に鉢胤遇を持ちます。 聖者多羅に近く、白処尊が住し、 髪冠は純白の帛を襲い、鉢曇摩の華手。 聖者の前に作り、大力の持明王、 朝日の輝く色、白蓮をもって身を厳し、 赫奕として焔の鬘となり、吼怒して牙を現し、 利爪に獣王の髪、何耶掲利婆、 このような三摩地、観音の諸眷属。 次に華台の表、大日の右方に、 一切の願を満たす、金剛慧を持つ者、 鉢孕遇の華の色、あるいは緑の宝の如く、 頭に衆宝の冠を戴き、瓔珞で身を荘厳し、 間錯して互いに厳飾し、広く多く数無量、 左に跋折羅を執り、周囲に光焔を起こします。 金剛蔵の右に、所謂忙莽雞、 また堅慧の杵を持ち、瓔珞で身を厳します。 その右次に置くべき、大力の金剛針、 使者たちに囲まれ、微笑みて共に瞻仰します。 聖者の左方に、金剛商朅羅、 金剛の鎖を執持し、自部の諸使と共に、 その身は浅黄色、智杵を幟とします。 執金剛の下に、忿怒の降三世、 大いなる障りを摧伏する、月黶尊と号し、 三目四牙を現し、夏の雨雲の色、 阿吒吒の笑い声、金剛宝の瓔珞、 衆生を摂護する故に、無量の衆に囲まれ、 乃至百千の手に、衆なる器械を操ります。 このような忿怒らは、皆蓮華の中に住します。 次に西方へ往き、無量の持金剛を描き、 種々の金剛印、形色各々差別し、 普く円満光を放ち、諸衆生の為にします。 真言主の下に、下方に依り、 不動如来の使、慧刀と羂索を持ち、 頂の髪は左肩に垂れ、一目で諦観し、 威怒の身に猛焔、盤石に安住し、 面門に水波の相、童子形に満ちます。 このように慧ある者は、次に風の方角へ往き、 また忿怒尊を描き、所謂勝三世、 威猛なる焔に囲まれ、宝冠に金剛を持ち、 自身の命を顧みず、専ら請じて教えを受けます。 初めの界域と、諸尊の方位などを説きました。 真言を行う人は、次に第二院へ往き、 東方の初門の中に、釈迦牟尼を描き、 紫金色に囲まれ、三十二相を具え、 袈裟の衣をまとい、白蓮華台に坐し、 教えを流布せしめる為に、彼方に住して説法します。 次に世尊の右に、遍知眼を示し、 熙怡として微笑み、遍体に円浄光、 喜見無比の身、能寂母と名付けます。 またその尊の右に、毫相明を図写し、 鉢頭摩華に住し、円照は商佉の色、 如意宝を執持し、衆の希願を満たし、 輝く大精進、救世の釈師子。 聖尊の左方に、如来の五頂、 最初は白傘、勝頂と最勝頂、 衆徳の火光聚、及び捨除頂、 これらを五大頂と名付け、大我の釈種、 この場所に依り、精心をもって衆相を造りなさい。 次にその北方に、浄居衆を布列し、 自在と普華、光鬘及び意生、 名称遠聞など、各々その次第の通りに。 毫相の右に、また三仏頂を描き、 初めは広大頂、次は極広大、 及び無辺音声、皆善く安立しなさい。 五種の如来頂、白黄真金色、 また三仏頂、白黄赤を兼ね備え、 その光は普く深く広く、衆なる瓔珞で荘厳し、 発した弘誓の力、一切の願を皆満たします。 行者は東の隅に、火仙の像を作り、 熾焔の中に住し、三点の灰を標とし、 身色は皆深赤、心に三角印を置き、 円焔の中にあって、珠と澡瓶を持ちます。 右方の閻魔王、手に壇拏印を秉り、 水牛を座とし、震電玄雲の色、 七母と黑夜、妃后などに囲まれます。 下方の鬼王、刀を執り恐怖の形、 水天の龍王、羂索を印とします。 初方の帝釈天、妙高山に安住し、 宝冠に瓔珞をまとい、跋折羅印を持ち、 及びその他の諸眷属、慧者は善く分布しなさい。 左に日天衆を置き、輿輅の中にあり、 勝無勝妃など、翼従して侍衛します。 大梵天はその右に、四面に髪冠を持ち、 唵字の相を印とし、蓮を執り鵝の上に。 西方の諸地神、弁才及び毘紐、 塞建那の風神、商羯羅の月天、 これらは龍の方角に依り、描き誤り無くしなさい。 真言を行う者は、迷わぬ心をもって、 仏子は次に作るべき、持明の大忿怒、 右は無能勝、左は無能勝妃、 持地神は瓶を奉げ、虔敬に長跪し、 及び二大龍王、難陀と跋難陀、 対する処の廂曲の中、通門の大護。 残る釈種の尊、真言と印壇、 説く一切の法、師は具に開示すべきです。 真言を行う者は、次に第三院へ至り、 先ず妙吉祥を図し、その身は欝金色、 五つの髻で頂を冠し、童子の形の如く、 左に青蓮華を持ち、上に金剛印を表し、 慈顔に遍く微笑み、白蓮台に坐し、 妙相円普光、周匝互いに暉映します。 右辺に次に描くべき、網光童子の身、 衆宝の網を執持し、種々の妙なる瓔珞、 宝蓮華座に住し、仏の長子を観ます。 左辺に五種を描き、与願の金剛使、 所謂髻設尼、優婆髻設尼、 及び質多羅、地慧并びに請召、 このような五使者、五種の奉教者、 二衆共に囲まれ、無勝智を侍衛します。 行者は右方に、次に大名称を作り、 一切蓋障を除く、如意宝を執持します。 二分の位を捨て、八菩薩を描きなさい、 所謂除疑怪、一切無畏を施す、 一切悪趣を除く、救意慧菩薩、 悲念具慧者、慈は大衆生を起こす、 一切熱悩を除く、不可思議慧。 次にまたこの位を捨て、北の勝方へ至り、 行者は一心に、憶持して衆彩を布し、 具善忍を造りなさい、地蔵摩訶薩。 その座は極めて巧厳、身は焔胎の中にあり、 雑宝で荘厳した地、綺錯して互いに間し、 四宝を蓮華とし、聖者の安住する処。 及び大名称、無量の諸菩薩、 謂わく宝掌宝手、及び持地など。 宝印手堅意、上首の諸聖尊、 各々無数の衆と、前後共に囲まれます。 次にまた龍の方角に、虚空蔵を描きなさい、 勤勇は白衣をまとい、刀を持ち焔光を生じ、 及び諸眷属、正覚の生みし子、 各々その次第に従い、正蓮上に列坐します。 今その眷属を説きます、大我菩薩の衆、 善く図藻繢し、諦誠に迷い忘れるなかれ。 謂わく虚空無垢、次に名は虚空慧、 及び清浄慧など、行慧安慧など、 このような諸菩薩、常に勤精進する者、 各々その次第の通りに、荘厳身を描きなさい。 略説する大悲蔵、曼荼羅の位はここに終わります。」

爾時執金剛祕密主，於一切眾會中諦觀大日世尊，目不暫瞬而說偈言：

> その時、金剛手秘密主は、すべての会衆の中で、大日世尊をじっと見つめ、一瞬も目をそらさず、偈を唱えて言った。

「一切智慧者， 出現於世間，如彼優曇華， 時時乃一現。真言所行道， 倍復甚難遇，無量俱胝劫， 所作眾罪業，見此漫茶羅， 消滅盡無餘，何況無量稱， 住真言行法。行此無上句， 真言救世者，止斷諸惡趣， 一切苦不生，若修如是行， 妙慧深不動。」

> 一切の智慧者が世に現れることは、 あの優曇華の花が時折にしか咲かないように、まことに稀なことです。 真言の教えに従って歩む道は、さらに一層、巡り会うことが難しいものです。 無量の劫の間に積み重ねた、あらゆる罪業も、 この曼荼羅を目にすれば、跡形もなく消え去ります。 ましてや、無数の称名を唱え、真言の行法に住するならば。 この最上の句（真言）を行じる、世を救う真言者は、 あらゆる悪しき世界への道を断ち切り、一切の苦しみが生じることはありません。 もしこのような行いを修めるならば、妙なる智慧は深く揺るぎないものとなるでしょう。

時普集會一切大眾及諸持金剛者，以一音聲讚歎金剛手言：

> その時、すべての大衆と金剛を護持する者たちが一堂に会し、一つの声で金剛手を讃えて言いました。

「善哉善哉大勤勇， 汝已修行真言行，能問一切真言義， 我等咸有意思惟。一切現為汝證驗， 依住真言之行力，及餘菩提大心眾， 當得通達真言法。」

> 「善きかな、善きかな、大いなる勇猛なる者よ、 汝はすでに真言の行を修め、 一切の真言の義を問う能く、 我等は皆、思惟する心あり。 一切の現前が汝のために証しとなり、 真言の行の力に依り住し、 及びその他の菩提の大いなる心の衆生と共に、 まさに真言の法を通達することを得ん。」

爾時執金剛祕密主復白世尊而說偈言：

> その時、金剛手秘密主は再び世尊に申し上げ、偈を唱えて言った。

「云何彩色義？ 復當以何色？云何而運布？ 是色誰為初？門標旗量等， 廂衛亦如是。云何建諸門？ 願尊說其量。奉食華香等， 及與眾寶瓶，云何引弟子？ 云何令灌頂？云何供養師？ 願說護摩處。云何真言相？ 云何住三昧？」如是發問已， 牟尼諸法王，告持金剛慧： 「一心應諦聽。最勝真言道， 出生大乘果，汝今請問我， 為大有情說。染彼眾生界， 以法界之味，古佛所宣說， 是名為色義。先安布內色， 非安布外色，潔白最為初， 赤色為第二，如是黃及青， 漸次而彰著，一切內深玄， 是謂色先後。建立門幖幟， 量同中胎藏，廂衛亦如是， 華臺十六節。應知彼初門， 與內壇齊等，智者於外院， 漸次而增加，於彼廂衛中， 當建大護者。略說三摩地， 一心住於緣，廣義復殊異， 大眾生諦聽。佛說一切空， 正覺之等持，三昧證知心， 非從異緣得。彼如是境界， 一切如來定，故說為大空， 圓滿薩婆若。」

> 「色彩の意義とは何か？また、どのような色を用いるべきか？ どのように配置すべきか？色の順序は何から始めるのか？ 門の標識や旗の大きさなど、周囲の守護も同様である。 諸々の門をどのように建てるか？尊者よ、その規格をお説きください。 供物の花や香など、そして多くの宝瓶を捧げ、 どのように弟子を導くか？どのように灌頂を行うか？ どのように師を供養するか？護摩の場所をお説きください。 真言の相とは何か？どのように三昧に住するか？」 このように問いを発すると、牟尼（釈尊）である諸法の王は、 金剛の智慧を持つ者に告げられた：「一心にしっかりと聞きなさい。 最勝の真言の道は、大乗の果を生じさせる。 あなたが今、私に問うたのは、大いなる有情のために説くためである。 衆生の世界を染め、法界の味をもって、 古仏が説かれた、これが色の意義と名づけられる。 まず内側の色を配置し、外側の色を配置するのではない。 潔白を最初とし、赤色を第二とする。 このように黄色や青色も、次第に明らかに現れ、 すべての内なる深遠なもの、これが色の順序とされる。 門の標識を建てる規格は、中胎蔵と同じであり、 周囲の守護も同様で、華の台は十六の節からなる。 その最初の門は、内壇と同じ高さであると知るべきである。 智者は外院において、次第に増やしていき、 その周囲の守護の中に、大いなる護者を建てるべきである。 三摩地を簡略に説けば、一心に縁に住することである。 広い意義はさらに異なり、大衆生よ、しっかりと聞きなさい。 仏は一切の空を説き、正覚の等持であり、 三昧によって心を証知するが、異なる縁から得るのではない。 そのような境界は、一切如来の定であり、 故に大空と説かれ、円満なる一切智となる。」

## 大毘盧遮那成佛神變加持經卷第一

> 大毘盧遮那成仏神変加持経　巻第一