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  1. 国清百録 (國清百錄)
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国清百録 (國清百錄)


至德三年陳少主勅迎第十一(凡五勅)

陳少主の勅命による第十一回目の迎請(計五回の勅命)

春寒猶厲道體何如。宴坐經行無乃為弊。都下法事恒興希相助弘闡。今遣宣傳左右趙君卿。迎接遲能即出也。正月十一日。臣徵神筆。一二君卿口具。便望相見在促。

春の寒さがまだ厳しく、お体の調子はいかがでしょうか。座禅修行や経行(経を唱えながら歩く修行)に、何か支障は出ていませんか。都では法事が絶え間なく行われており、あなたのお力で教えを広めていただきたいと願っております。 このたび、伝宣の役をする左右の趙君卿を派遣いたしました。すぐにでも出てきていただけるようお迎えに上がらせます。正月十一日。臣・徵が謹んで書き記します。 詳細は君卿が口頭でお伝えします。近いうちにお会いできるのを楽しみにしております。

少主第二勅。得使人趙君卿啟。并省來答表。志存林野兼有疾病。願停山寺不欲出都。不具一二。巖壑高深乃幽人之節。佛法示現未必如此。且京師甚有醫藥。在疾彌是所宜。故遣前主書朱宙迎接。想便相隨出都。唯遲法流不滯。會言在近。二月八日臣徵神筆。朱宙口述一二。

第二の勅命。使いの趙君卿が申し出を伝え、また都への返答の文を見ました。あなたは山林に心を寄せ、病にも悩まされ、山の寺に留まり都には出たくないとおっしゃる。事情はよくわかりました。険しい山奥にこもるのは、隠者としての節義でしょう。しかし、仏の教えが世に現れるということは、必ずしもそうあるべきとは限りません。都には薬や医者も多く、病にはむしろ適した場所です。そこで、以前書記を務めた朱宙を遣わし、あなたをお迎えにあたらせます。どうか彼と共に都にお出でください。ただ、あなたの教えの流れが滞りなく、やがて間近で会える日を待ち望んでおります。二月八日。臣・徵、筆を執る。(朱宙が口頭で詳細を伝える)

少主第三勅。前雖遣兩使殊未委悉。意存三寶故有相迎。今復遣龍宮寺道昇。並令面陳一二也。二月二十八日臣徵。

第三条の仰せ。先に二度の使いを遣わしたけれど、まだ詳しい事情を十分に伺っていない。三宝を大切に思う心があるからこそ、このようにお迎えしたのである。今また、龍宮寺の道昇を遣わすので、直接、一二の事情をお伝えさせたい。二月二十八日 臣・徴

少主勅。東陽州刺史永陽王。聞王在州迎顗禪師大弘法事。甚會朕心。今迎出都。王宜敦諭申朕意也。正月十日臣徵。

勅(みことのり)により、東陽州刺史・永陽王に伝える。

王が州において、顗禅師を迎えて大いに法事を弘めていると聞く。そのことは朕の心に大いに叶うものである。 今、禅師を都に迎え出そうと思う。王はよく教え諭し、朕の意を申し伝えよ。 正月十日 臣・徵(ちょう)

路次迎陵。勅書迎候。近得永陽王啟。知禪師遂能屈德隨朕使出都。甚有欣遲當稍次近。路涉險道殊足為勞。今遣勅左右黃吉寶迎候。但未知欲安止何寺。想示使人仍令前還。即勒所由料理房舍也。遲近會言此未委悉。三月二十四日臣徵。

路次にて迎えを遣わす。勅書をもってお迎え申し上げる。近ごろ永陽王からの上奏文を受け取り、禅師が自ら誠意を示し、朕の使者と共に都へ向かわれることを知った。まことに喜ばしく、心待ちにしているところである。間もなく到着される頃だろう。道中は険しく、さぞかしご苦労も多かろう。今、勅使である左右の黄吉宝を遣わし、お迎え申し上げる。ただ、どちらの寺にご滞在されるのかをお聞かせいただきたい。どうか使者にお伝えいただき、早急に帰途につかせてほしい。すぐに担当者に命じ、房舎の準備を整えさせよう。間近にお会いできるのを楽しみにしている。詳細については、この手紙では及びも


10 太建十年宣帝勅給寺名
12 至開陽門舍人陳建宗等宣少主口勅

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