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法界聖凡水陸勝会修斎儀軌 (法界聖凡水陸勝會修齋儀軌)


法界聖凡水陸勝會修齋儀軌卷第六

法界聖凡水陸勝会修斎儀軌 巻第六

宋四明東湖沙門 志磐 謹撰

宋四明東湖の沙門、志磐が謹んで撰しました

明古杭雲棲後學袾宏 重訂

明の古杭雲棲の後学、袾宏が重ねて訂正しました。

(法師面道場升座。為六道開說法要。指歸淨土。令修念佛三昧。求願徃生)。

法師は道場の正面で高座に上り、六道の衆生のために法の要点を説いて示し、浄土に帰することを指し示しました。そして念仏三昧を修めるよう勧め、往生を願い求めるようにと教えたのです。

汝輩六道佛子。自入道場。屢聞法要。所謂發起圓常正信。歸依一體三寶。行大乘懺悔。立四弘誓願。而又獲聞大乘妙戒無作之法。乃至一香一華。明燈奉食。幢旛瓔珞。歌頌讚歎。六塵供事。互徧莊嚴。一一無非備明法華開顯之事。究竟圓融三諦之理。將使汝輩開發妙解。達茲萬境唯是一心。諦觀一心本不可得。隨心而造。不礙緣生。若依若正。若色若心。妙觀觀之。無非妙法。然而此土濁惡。障重機疏。縱有進修。難於成辦。仰荷如來有異方便。曰觀佛三昧。俾於阿彌陀佛極樂淨土。專心繫念。遂得往生。我釋迦世尊。於此娑婆世界。曰極苦穢土。以折之。故其地泥沙荊棘。惡道充滿。其時寒暑晝夜。推遷無常。其人胞胎受生。男女雜沓。其衣食幸勤造作。麤惡分段。但增業障。其壽命短促。朝暮不測。示如是種種諸苦。教人起心。生大厭惡。於彼佛世界。曰極樂淨土。以攝之。其地寶池瓊苑。無三惡道。清淨光明。其時無寒暑晝夜。其人蓮華化生。純丈夫相。其衣食隨念而至。珍奇美妙。惟成法喜。其壽命同於彼佛。久長無量。示如是種種樂事。教人起心。生大欣慕。故世尊因韋提希發起。為說十六妙觀。以為求生之要。先觀落日者。所以標想西方。而令向彼佛也。良繇此能想心。本具一切依正之法。今以具日之心。想於即心之日。令本性日顯現其前。惟心與日皆是法界。作是觀者。名日觀成也。日觀既爾。餘觀例然。次觀水。觀地。觀樹。觀池。及以總觀。凡此六觀。皆觀彼土之依報也。次觀座。觀像。觀佛。觀二菩薩。普觀。雜觀。凡此七觀。皆觀彼土之正報也。次三觀者。觀三輩九品往生。令其舍劣而取勝也。又經云。是心作佛。是心是佛。言作佛者。顯佛從修。非是自然。全是而作。全性成修。故曰心作也。言是佛者。顯佛本自具。非從修得。全作而是。全修成性。故曰心是也。汝輩六道羣靈解此妙義。應當依法用觀。修此三昧。是則繇三昧力。繇佛攝受力。繇本有功德力。會三力於一時。收成功於一念。便可不離當處。坐寶蓮華。不逾剎那。往生彼國。即心念佛。慕果修因。祖有誠言。可弗努力。我今奉為六道佛子。皆同一心。稱佛名號。求生淨生。願佛慈悲特垂攝濟。

あなたがた六道の仏子たちは、自ら道場に入り、たびたび法の要を聞いてきました。すなわち、円常の正しい信を発し、一体の三宝に帰依し、大乗の懺悔を行い、四弘誓願を立てるということです。そしてまた、大乗の妙戒である無作の法を聞くことができました。さらには一香一華、明灯や供え物、幢旛や瓔珞、歌頌や賛嘆といった六塵による供養の事々が、互いに遍く荘厳し、その一つ一つがすべて、法華経の開顕のことを明らかに備え、円融三諦の理を究めています。これはあなたがたの妙なる理解を開かせ、この万境がただ一心であることに達せしめるためです。一心を諦かに観じれば、本来得ることはできません。心に随って造られたものは、縁生を妨げません。依報であれ正報であれ、色であれ心であれ、妙観をもって観じれば、妙法でないものはありません。しかしながら、この国土は濁り悪く、障りは重く、機根は疎いのです。たとえ進んで修行しても、成し遂げることは難しいのです。そこで如来の異なる方便に仰ぎ頼むのが「観仏三昧」です。これによって阿弥陀仏の極楽浄土に、心を専らにして念を繋ぎ、ついに往生を得ることができます。わが釈迦世尊は、この娑婆世界を「極めて苦しい穢れた土」と言って折伏されました。それゆえその地は泥沙や荊棘、悪道に満ちています。その時は寒暑や昼夜が移り変わり、無常です。その人は胎盤から生まれ、男女が入り混じっています。その衣食は苦労して造られ、粗悪で分段があります。ただ業障を増すばかりです。その寿命は短く、朝暮に測りがたいのです。このような種々の苦しみを示して、人に心を起こさせ、大きな厭悪を生じさせます。かの仏の世界を「極楽浄土」と言って摂められます。その地は宝池や玉苑で、三悪道はありません。清浄で光明です。その時は寒暑も昼夜もありません。その人は蓮華から化生し、純粋に丈夫の相です。その衣食は念に随って至ります。珍奇で美妙であり、ただ法喜を成すばかりです。その寿命はかの仏と同じで、久しく長く無量です。このような種々の楽の事を示して、人に心を起こさせ、大きな欣慕を生じさせるのです。それゆえ世尊は韋提希が発起の縁となられたのに乗じて、十六の妙観を説いて、往生を求める要として示されました。まず落日を観じるのは、想いを西方に標して、かの仏に向かわせるためです。実にこの能想の心には、もとよりすべての依報・正報の法が具わっています。今、日を具えた心をもって、すなわち心である日を想います。本性の日をしてその前に顕現させます。ただ心と日はともにこれ法界です。この観をなすものを、日観成就と名づけます。日観がすでにそうであるように、余の観もまた同様です。次に水を観じ、地を観じ、樹を観じ、池を観じ、および総観があります。これらの六観は、すべてかの土の依報を観じるものです。次に座を観じ、像を観じ、仏を観じ、二菩薩を観じ、普観、雑観があります。これらの七観は、すべてかの土の正報を観じるものです。次の三観は、三輩九品の往生を観じて、劣を捨てて勝を取らせるものです。また経に言います。「この心が仏を作る、この心がすなわち仏である」と。仏を作ると言うのは、仏が修行から来ることを示し、自然ではないということです。すべて性をもって作り、すべて性が修を成すのです。それゆえ「心が作る」と言います。すなわち仏と言うのは、仏が本来自ら具わっていることを示し、修行から得るのではないということです。すべて作をもって是とし、すべて修が性を成すのです。それゆえ「心がすなわち仏である」と言います。あなたがた六道の群れなす霊たちよ、この妙なる義を解したならば、まさに法に依って観を用い、この三昧を修めるべきです。これすなわち三昧の力により、仏の摂受の力により、本有の功德の力によって、三つの力を一時に会し、功を一念に収めるのです。そうすれば、当処を離れずして宝蓮華の上に坐し、刹那を過ぎずしてかの国に往生することができます。すなわち心に念佛し、果を慕いて因を修めるのです。祖師には誠の言葉があります。どうして努力せずにいられましょうか。私は今、六道の仏子のために、皆と同じ一心をもって仏の名号を称え、浄土に往生を求めます。願わくは仏よ、慈悲をもって特に摂済を垂れたまえ。

補

補足

後學雲棲袾宏

後学、雲棲袾宏

上來所說觀想念佛三昧已竟。今當更說持名念佛三昧。竊惟淨土之為教也。肇始於釋迦世尊。闡揚於歷代賢聖。於是以念佛一門而分四種。曰持名念佛。曰觀像念佛。曰觀想念佛。曰實相念佛。雖有四種之殊。究竟歸於實相而已。又以前三約之為二。一為觀想。一為持名。觀想。則十六觀經言之詳矣。此論持名。則阿彌陀經云。聞說阿彌陀佛。執持名號。若一日。二日。乃至七日。一心不亂。其人臨命終時。阿彌陀佛。與諸聖眾。見在其前。是人終時。心不顛倒。即得往生阿彌陀佛極樂國土。此萬世持名念佛從出之大原。乃金口所親宣之妙法也。古德云。觀法理微。眾生心雜。雜心修觀。觀想難成。大聖悲憐。直勸專持名號。良繇稱名易故。相續即生。此闡揚持名念佛之功。最為往生淨土之要。若其持名深達實相。則與妙觀同功。上上品生。當不疑矣。現前諸佛子。如前懺悔門中。二乘聖人。圓心大士。乃至等覺。尚須懺悔。既彼均當懺悔。豈不咸應往生。而況位在凡夫。生居學地者乎。我今奉為六道見前諸佛子等。皆同一心。稱佛名號。求生淨土。願佛慈悲。特垂攝濟。

これまでに観想念仏の三昧についてお話ししてきました。次に、持名念仏の三昧についてお話しします。思うに、浄土の教えは、釈迦世尊によって始められ、歴代の賢聖たちによって広く説き明かされてきました。そこで念仏という一つの門を四種類に分けます。持名念仏、観像念仏、観想念仏、実相念仏です。四種類の違いはありますが、究極的には実相に帰するだけです。また、前の三つをまとめると二つになります。一つは観想、一つは持名です。観想については、『十六観経』に詳しく説かれています。ここでは持名について述べますと、『阿弥陀経』にこうあります。「阿弥陀仏の説かれた教えを聞いて、その名号を執持し、一日、二日、あるいは七日まで、一心不乱に念じるならば、その人が命終を迎えるとき、阿弥陀仏と諸々の聖衆が目の前に現れます。その人は命終のときに心が顛倒せず、ただちに阿弥陀仏の極楽国土に往生することができます」と。これこそ、万世にわたる持名念仏の源であり、仏の金口から直接説かれた妙法です。古徳はこう言っています。「観法の理は微細であり、衆生の心は雑多です。雑多な心で観を修めると、観想は成就しがたいものです。大聖は慈悲をもって哀れみ、ただもっぱら名号を執持するよう勧めておられます。それは称名が容易であるため、続ければそのまま往生できるからです」と。これは持名念仏の功徳を説き明かしたもので、浄土往生のために最も大切なことです。もし持名によって深く実相に達することができれば、それは妙観と同じ功徳となり、上々品に生まれることに疑いはないでしょう。ここにお集まりの仏子たちよ。先の懺悔の門で述べたように、二乗の聖人、円心の大士、さらには等覚の位にある方々でさえ、なお懺悔が必要です。彼らが等しく皆懺悔すべきであるなら、どうして皆が往生しないことがありましょうか。ましてや凡夫の位にあり、学地に生きる者たちにおいてはなおさらです。私は今、六道のうちここに集まる仏子たちのために、皆が同じ一心になって仏の名号を称え、浄土への往生を願うようお勧めします。どうか仏の慈悲をもって、特に私たちをお摂取し救済してくださいますように。

(法師同大眾。及六道佛子。同音稱唱西方佛菩薩號。行十念法。法師想六道佛子。聞法之故。心開意解。皆同念佛。求願徃生。阿彌陀佛及諸大士。以慈威力而攝取之。即使六道念佛眾生。頃刻間。乘寶華臺。得生彼國)。

(法師と大衆、そして六道の仏子は、同じ声で西方の仏・菩薩の名号を称えます。十念の法を実践します。法師は、六道の仏子が法を聞いたことで心が開け理解が生じ、皆が同じく念仏して往生を願い求めるのだと観想します。阿弥陀仏と諸々の大士は、慈悲の威力によって彼らを摂取されます。そのため六道の念仏の衆生は、たちまちのうちに宝華の台に乗って、かの国に往生することができるのです。)

(表白為施主推廣施心。發度生願。白言)。

(表白では、施主のために施しの心を広げ、衆生を救う願いを起こします。こう申し上げます。)

靖惟十方所有羣品。雖地居文物之盛。及人多佛法之傳。六根闇蔽者則所不知。五苦沈淪者於茲弗覺。況遐方遠地之處。有愚人聾啞之徒。但求自謀衣食之常饒。豈聞普度水陸之為益。至於貧窮困滯。疾病縈纏。在牢獄以被囚。處卑小而受制。雖存慕仰。何得修營。既自棄於良緣。亦焉蒙於善利。茲因齋會。特發施懷。率六趣之迷倫。陳一心之弘誓。若疑若信。或自或他。咸慰滿於所期。俾圓成於斯願。

十方にいるすべての生きとし生けるものについて考えてみます。地上にあって文物が盛んなところに住み、多くの人が仏法の伝えを受ける土地にあっても、六根が闇に蔽われている者にはそれが知られません。五苦に沈み流転している者も、ここでは気づくことがありません。ましてや遠く隔たった土地には、愚かな人や耳の聞こえない人、口のきけない人がいます。ただ自分の衣食が常に満ち足りることを願うばかりで、水陸の普度が利益となることをどうして聞き知るでしょうか。貧しく行き詰まり、病気にまとわりつかれ、牢獄にとらわれ、卑しい身分で支配を受けている人々に至っては、たとえ仰ぎ慕う心があっても、どうして供養を営むことができましょうか。自ら良き縁を捨ててしまえば、どうして善き利益を蒙ることができましょうか。こうしたわけで、この斎会の機会に、特に施しの心を起こします。六趣の迷える者たちを率い、一心に広大な誓いを立てます。疑う者も信じる者も、自分も他人も、みなその願いどおりに慰め満たされ、この願いが円満に成就しますように。

(表白為施主代為六道羣生不曾歸依三寶等者。勸陳十願)。

(表白において、施主に代わって六道の群生のために、いまだ三宝に帰依していない者たちなどのために、十の願を勧めて述べます)。

修齋功德。一分奉為法界六道一切羣生(下去例稱此句)。

斎を修める功德の一分を、法界の六道一切の群生のためにお捧げします(以下も同じくこの句を称えます)。

  • 不曾歸依佛法僧者。代伸歸依。當願 三寶慈光。常垂加護。
  • 不曾禮讚佛法僧者。付伸禮讚。當願 三寶慈光。常垂護念。
  • 不曾供養佛法僧者。代伸供養。當願 三寶慈光。常垂攝受。
  • 不曾懺悔三世重罪者。代伸懺悔。當願一切業障。即得清淨。
  • 不曾勸請諸佛住世者。代伸勸請。當願轉妙法輪。普利法界。
  • 不曾隨喜修行大乘者。代伸修行。當願若自若他。圓成行願。
  • 不曾迴向勤求佛道者。代伸迴向。當願普與羣生。同入佛智。
  • 不曾發龍上求下化者。代伸發願。當願佛道圓成。眾生普度。
  • 不曾念佛求生淨土者。代為求生。當願早托蓮胎。華開見佛。
  • 不曾發心求菩提道者。代為發心。當願一向圓修。即成究竟。
上來奉為罪障深重。不聞三寶法界羣生。勸陳十願。用結勝緣。植菩提因。期心果覺。

これまで、罪障の深いすべての衆生のために、三宝の教えを聞くことのできない法界の者たちに代わって、十の願いを説き勧めてまいりました。これは勝れた縁を結び、菩提の因を植え、心の果てには覚りを願い求めるためであります。

(表白為施主。代為七趣十類羣生。各悔業因。進求解脫。勸發十願)。

(表白は施主のために、七趣・十類の群生に代わって、それぞれが業の因を悔い、進んで解脱を求めるよう導きます。十の願を起こすよう勧めます。)。

修齋功德。一分奉施十方法界(下去例稱此句)。

斎を修める功德の一分を、十方法界に施します。(以下も同様にこの句を称えます)

  • 諸天道中。著樂無厭。五衰忽至。一切眾生。當願進慕真常。早蒙解脫。
  • 諸仙道中。抗志虗無。保守幻質。一切眾生。當願進學無生。早蒙解脫。
  • 諸福德神。典司陰陽。興災降福。一切眾生。當願進慕真修。早蒙解脫。
  • 諸人倫中。求名貪利。汩沒風塵。一切眾生。當願進學大乘。早蒙解脫。
  • 諸脩羅中。好行瞋恚。鬬戰不已。一切眾生。當願息諍興慈。早蒙解脫。
  • 諸餓鬼中。饑渴逼切。歷劫受苦。一切眾生。當願渴惱蠲除。早蒙解脫。
  • 地府主吏。記注生死。判決獄囚。一切眾生。當願執法寬慈。早蒙解脫。
  • 諸地獄中。有間無間。歷劫受苦。一切眾生。當願罪性本空。早蒙解脫。
  • 諸旁生中。遞相吞啖。刀砧受死。一切眾生。當願怨業頓空。早蒙解脫。
  • 諸中陰中。七趣往來。數取生死。一切眾生。當願不昧己靈。早蒙解脫。
上來修齋無量功德。回施七趣十類羣生。殷勤勸發十種大願。咸被鴻恩。圓成施度。

この修行斎(修斎)による無量の功徳を、七趣・十類のすべての衆生に振り向けて施し、ねんごろに十種の大願を勧め起こしてまいりました。すべての者が大きな恩恵にあずかり、布施の完成(施度)を円満に成し遂げられますように。

(表白為施主代為法界君臣民庶。貴賤男女。各悔業因。進求解脫。發四十八願)。

(表白では、施主に代わって法界の君臣・民庶、貴賤・男女がそれぞれ業の因を悔い、解脱を求めて進み、四十八願を発します。)

修齋功德。一分奉施十方法界(下去例稱此句)。

斎を修める功德の一分を、十方法界に施します。(以下も同様にこの句を称えます)

  • 中華正統。邊方遠國。有道無道。一切君王。當願慈念蒼生。德化天下。
  • 正后元妃。夫人采女。承事宮掖。一切女貴。當願母儀四方。柔道奉上。
  • 儲宮藩國。帝子王孫。男女長幼。一切貴眷。當願事上以忠。長守富貴。
  • 輔君治國。宣化牧民。居中在外。一切官僚。當願忠恕存誠。安人濟物。
  • 親提師旅。統制邊方。為國忘軀。一切將士。當願軍政修明。四維畏服。
  • 䇿名為臣。遭讒被逐。或罹非命。一切官僚。當願事迹彰明。得全忠節。
  • 行師失律。干犯軍令。遭罹重譴。一切將士。當願忠義在懷。保全身世。
  • 經明行修。隱居教授。不求聞達。一切賢儒。當願師道尊嚴。大明素學。
  • 正意出家。虔修三學。道果未熟。一切僧尼。當願不退初心。終成正覺。
  • 志慕長生。精心修煉。大丹未就。一切道流。當願方便先成。回心佛道。
  • 田野耕桑。拾薪採果。食力為養。一切農民。當願地利豐饒。全家溫飽。
  • 百工眾技。仰食四方。勤苦無成。一切人倫。當願售賣有方。衣糧無乏。
  • 醫專治疾。卜以決疑。術業未成。一切人倫。當願為學精明。濟人利物。
  • 行舟海國。列肆市廛。所求未遂。一切人倫。當願物貨濟通。豐家富國。
  • 貪名逐利。干謁四方。奔走勤勞。一切人倫。當願清心寡欲。樂天知命。
  • 府史胥徒。私居執事。奴婢走使。一切人倫。當願用心公忠。處身廉謹。
  • 攻城略地。喜立事功。好殺生靈。一切人倫。當願慈愛在懷。敬重物命。
  • 漁獵屠劊。為利殺害。販肉自活。一切人倫。當願亟起慈心。頓拋惡業。
  • 師巫呪術。左道惑眾。詭祕懷姦。一切人倫。當願止息邪心。回趨大道。
  • 伶優淫樂。豔歌媚舞。眩賣女色。一切人倫。當願自悔自慚。改從正業。
  • 從軍出戍。鬬戰身亡。濫被軍誅。一切人倫。當願思悔昔愆。永消惡業。
  • 干戈擾亂。轉徙他鄉。遇冦遭傷。一切人倫。當願獲值善人。提擕全活。
  • 刀杖枷鎖。非法囚禁。遭罹王難。一切人倫。當願得值公明。早獲原放。
  • 虎狼毒蛇。羅剎惡賊。風火水難。一切人倫。當願常起慈心。不敢加害。
  • 中藥中蠱。自刎自經。牆壓焚溺。一切人倫。當願宿業消亡。復歸善道。
  • 天雷誅擊。冢訟徵呼。先亡復連。一切人倫。當願解釋前因。各求超度。
  • 怨家急取。獄鬼誤收。邪鬼侵陵。一切人倫。當願宿善提持。應時放釋。
  • 世智辯聰。好事文筆。毀瀆佛法。一切人倫。當願回讚大乘。頓消邪見。
  • 愚騃無知。鄙陋下劣。不信三寶。一切人倫。當願深信菩提。發明妙智。
  • 四體不勤。終日放縱。怠棄諸事。一切人倫。當願持身勤謹。綜理正業。
  • 受人役使。奔走道途。勞苦不息。一切人倫。當願早遂寬閒。隨求自足。
  • 酣酒嗜色。博弈遨遊。破家蕩產。一切人倫。當願立志保身。重興祖業。
  • 水陸往來。持刀強劫。穿窬為盜。一切人倫。當願改悔前心。重尋正業。
  • 爭財奪產。被謗遭讒。結成呪詛。一切人倫。當願解釋怨讎。不求加報。
  • 言語相違。交爭不止。競相毆擊。一切人倫。當願兩意相和。不成怨結。
  • 獻諂懷姦。擠排賢善。唯求自利。一切人倫。當願忠正居心。推尊賢哲。
  • 信讒惡直。嫉妒賢良。我慢自高。一切人倫。當願樂聽忠言。喜親有德。
  • 惡口兩舌。好行瞋罵。陰毒害人。一切人倫。當願永絕惡言。慈心待物。
  • 癲癎霍亂。中氣中暑。客忤魘死。一切人倫。當願不失本心。早逢妙治。
  • 瘵勞瘟疫。癰疽蠱脹。惡疾縈纏。一切人倫。當願早值良醫。獲全性命。
  • 盲聾攣躄。中風癱瘓。四肢殘廢。一切人倫。當願早遇神方。獲全身相。
  • 鰥寡孤獨。貧困饑寒。老病無歸。一切人倫。當願獲依仁賢。終身給養。
  • 妒寵恃恩。驕奢淫悍。帷箔不修。一切人倫。當願內訓閨房。守志正潔。
  • 夫婦年高。祈求子息。未獲如願。一切人倫。當願生福德男。承家繼業。
  • 未離襁褓。乳絕夭殤。薄福嬰孩。一切男女。當願神物護持。延壽無病。
  • 墮胎傷孕。子死腹中。產難不出。一切女倫。當願子母兩全。保安性命。
  • 不孝父母。弗育妻孥。怨積心離。一切人倫。當願回心孝慈。悔除前業。
  • 五逆十惡。不仁不義。不忠不信。一切人倫。當願實心改革。悔除往罪。
上來修齋無量功德。回施法界一切羣靈。殷勤勸發四十八願。宜悔業因。即蒙超度。

以上の修斎の無量の功德を、法界の一切の群霊に振り向けて施し、懇ろに四十八願を勧め起こし、宜しく業の因を悔いるべきです。これによってただちに超度を蒙ります。

我佛如來有果願真言。謹當宣誦。

わが仏である如来には果願の真言がおありです。謹んでここに唱えましょう。

娜謨囉怛娜怛囉耶野 那莫㫊唎耶 婆路枳諦濕縛囉耶 菩地薩埵野 摩訶薩埵野 摩訶迦嚕泥迦野 薩縛禰縛素囉 那麼塞訖𭌆𦍞三麼三麼 努跛囉布囉臡 三麼件陀縛皤枲𦍞伽誐娜弭秫第 目底跛囉陛 惹曳弭惹曳 迦野𡫸摩闍播娜野你 禰澀跛摩闍沒陀弭輸陀你輸陀野 薩縛嚲詫誐跢秫第鉢頭麼弭輸陀你 莎縛訶

南無宝珠・法(ほとけ)よ。南無聖なる、優れた功徳を持つ方(観自在者)に帰依します。菩薩摩訶薩、大いなる悲しみを持つ方に帰依します。一切の生きとし生けるものの、迷いの闇を除くために。よくよく、繰り返し繰り返し、努めて、広く進み行かせてください。よくよく、智慧の言葉として、無上の境地へと導いてください。目(智慧の眼)が開けますように。勝ち吼え、また勝ち吼えたまえ。すべての悪しき道を打ち砕いてください。罪や汚れを除き、よく整えてください。浄めたまえ、浄めたまえ。すべての如来(もろもろの仏)よ、悟りの姿を、よく整えてください。成就したまえ。

(誦呪三徧畢。動鐃鈸)。

(呪文を三遍唱え終えたら、鐃鈸を鳴らします。)

(法師想法界羣生。因茲普度。咸到道場。既屢蒙法喜之益。復能陳廣大之願。願行成就。用嚴法身。不退此心。可期佛果)。

(法師は法界のすべての衆生を思い、これによって広く救い、ことごとく道場に至らせます。すでにたびたび法喜の利益を蒙り、さらに広大な願を述べることができました。願と行が成就し、これによって法身を荘厳します。この心から退かなければ、仏果を期することができるでしょう)。

(表白說偈讚三寶。宣疏迴向。此偈出神變加持經。偈云)。

(表白が偈を説いて三宝を讃えます。疏を宣べて回向します。この偈は『神変加持経』に出ています。偈にいいます)。

稽首十方三世佛 三種常身正法藏
勝願菩提大心眾 我今皆悉正歸依
說偈仰讚法界三寶。願於後時再垂明證。茲日粤有奉三寶某人。修營法界聖凡水陸普度大齋。宣行法事。今已告圓。具有疏文。謹當披讀。
(表白宣疏畢。法眾進前分讀獻狀。候都讀畢。復一人讀功德司知委文牒)。
(表白為施主及大眾說自慶偈云)。
即法界理。起法界心。對法界境。修法界供。向十方佛。讚說大乘。從大悲門。普度六道。三檀等施。六行俱成。是則名為真法供養。修齋事畢。慶己慶人。願諸聖賢。腸以護念。
(表白振鈴誦呪發遣。白言)。
清夜向闌。勝筵將散。備行齋事。允協物懷。示多儀必有初終。揆盛禮當全迎送。惟聖人尊居常寂。本絕去來。俾凡情徹悟真歸。豈無方便。資之法力。被以佛光。左提右掣。而盡空七趣之倫。前進後趨。而優入九連之品。既得生於樂國。即回念於塵寰。常如是起大悲心。極未來弘普度道。
我佛如來有發遣真言。謹當宣誦。
唵 麼訝羅 穆羯叉 目
(誦呪三徧畢。動鈸。回繞座席。送聖賢出道場外。化煉財馬)。
(法師想諸聖賢。各以己之威德。攝濟六道。令其各捨本業。轉生淨土。一切大眾。莫不歡喜踊躍而去)。
法界聖凡水陸勝會修齋儀軌卷第六

第五
No. 1497-A

CBETA コード: X1497

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