唯識論料簡上
大慈恩寺沙門 基 撰
初發論端十門分別一教起所因二漸頓時分三輪益差別四義益不同五所被情機六所明宗旨七彰其體性八顯其所依九辨教得名十判釋文義。
唐 · 窺基撰 著
5.2 万字 · 約 172 分
『成唯識論料簡』は、唐代の高僧・窺基によって著された、唯識宗の重要な注釈書の一つです。この書は、玄奘が『成唯識論』を漢訳した後に執筆され、唯識の教義を体系的に整理し、難解な問題に対して深く論じることを目的としています。内容は主に、識の変現の理論、三性と三無性、種子の学説といった核心的な概念について、精緻な論証を展開しており、唯識学派が心の構造に対して行った深遠な分析を明らかにしています。この著作は、唯識思想を研究する上での権威ある文献と見なされ、中国仏教における唯識宗の理論体系の構築に基礎を築いたものであり、中国仏教哲学史上において重要な位置を占めています。