---
title: "唯識開蒙問答 · 十因五果"
description: "唯識開蒙問答是元代僧人雲峯所著的一部唯識宗入門著作。該書誕生於中國佛教唯識學復興的背景下，以問答形式系統闡釋了唯識學的核心教義。內容涵蓋萬法唯識、阿賴耶識、種子現行、轉識成智等關鍵理論，深入探討了心識與外境的關係。作為元代重要的唯識學普及讀物，本書以簡明易懂的問答體裁，為學人提供了理解唯識思想的階梯，在漢傳佛教唯識學傳承中具有承先啟後的地位，是研究元代唯識學發展的重要文獻。"
url: "https://rushiwowen.co/ja/r/cmcwl7p9j0zjnl704i3o0qxdm"
---

### 十因五果

> 十因五果

問。前之五果。依何處得。

> 問い。先に述べた五つの果報は、どのような場所で得られるのでしょうか。

答。習氣依處。得異熟果。隨順依處。得等流果。真見依處。得離繫果。士用依處。得士用果。所餘依處。得增上果。

> 答えましょう。 習気（心の癖）に基づくものは、異熟果（未来の生まれ変わりや環境に影響する結果）をもたらします。 随順（従い順応する）に基づくものは、等流果（同じような性質の結果）をもたらします。 真実を見ることに基づくものは、離繫果（煩悩から解き放たれた結果）をもたらします。 努力に基づくものは、士用果（その努力によって得られる実際の結果）をもたらします。 その他、残りのものに基づくものは、増上果（より高められた結果）をもたらします。

問。習氣依處等言。復是何也。

> 問い、くせや習いといったものが、何に基づいて生じるのか、という言葉は、また、どのような意味なのでしょうか。

答。由前四緣。依十五處。立為十因。故說五果。依何處得。

> 答。前の四つの縁によって、十五の場所に基づいて十の因が立てられ、五つの果が説かれます。では、その五つの果はどの場所から得られるのでしょうか。

問。亦應敘彼依何依處。建立何因。

> 問。どのような拠り所に基づいて、どのような理由から定められたのかを述べるべきである。

答。一語依處。立隨說因。二領受依處。立觀待因。三習氣依處。立牽引因。四有潤種子依處。立生起因。五無間依處。六境果依處。七根依處。八作用依處。九士用依處。十真見依處。依此六處。立攝受因。十一隨順依處。立引發因。十二差別依處。立定異因。十三和合依處。立同事因。十四障礙依處。立相違因。十五不障礙等處。立不相違因。

> 1\. 言葉をよりどころとして、随説因を立てる。 2. 領受（受け入れ）をよりどころとして、観待因を立てる。 3. 習気（習慣の力）をよりどころとして、牽引因を立てる。 4. 潤いのある種子をよりどころとして、生起因を立てる。 5. 無間（途切れのない状態）をよりどころとする。 6. 境（対象）の結果をよりどころとする。 7. 根（感覚器官）をよりどころとする。 8. 作用をよりどころとする。 9. 士用（努力やはたらき）をよりどころとする。 10. 真実の見解をよりどころとする。これらの六つのよりどころによって、摂受因を立てる。 11. 順に従うことをよりどころとして、引發因を立てる。 12. 違いをよりどころとして、定異因を立てる。 13. 和合をよりどころとして、同事因を立てる。 14. 障害をよりどころとして、相違因を立てる。 15. 障害がないことなどをよりどころとして、不相違因を立てる。